Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

音色

2022-08-25 12:16:00 | Weblog







コロナ禍、身内だけの演奏会。




良い舞台で、本物の音を聴き、奏でることの大切さを共有しました。



チューバの植松さんとヒンデミットソナタを演奏。

オーケストラ作品の鍵盤が必要なときにお声かけいただくようになって、はや20年弱・・・

最初の時はスコアがなければ自分がどこで演奏するのか全くわからなくて、パート譜で舞台に乗ることができず、それはそれは大変だったことを思い出します。
客席側から聴くオケの音と、舞台の自分の立ち位置で聴く音は全く違うので、慣れるまではかなり大変でした。
本当に自分は「現場ありき」の不器用な人間だなと思います。
弾くのは簡単なんですけど、オケの中で「入る」ことの難しさ。
ちょっとずつスコアを外してパート譜で演奏できるようになり、スコア理解のスピードが速くなり、作曲家や作品の特徴を掴めるようになり、指揮をみれるようになり。
近年、やっとオケ全体のその瞬間のニュアンスをつかめるようになってきました。
そしてまだまだできるようになる気がするのです。
本当に音楽は面白い。

恩師である本荘玲子先生の影響でしょうか。
私ももっとオケ作品の鍵盤を極めたいです。

そして植松さん、いつもありがとう!
水星交響楽団の皆様にも感謝!!

高校の先輩であり、白楊ケ丘同窓会(函館中部高校同窓会)の東京支部長 白川さんと一緒に。