次の日、彼女と娘ちゃんと久しぶりに会いました
公共の遊び場で会ったので、子供たちが遊びまわるなか、あっちいったりこっちいったり、話も途切れ途切れだったりしましたが彼女は
「昨日話したので、なんかすっきりした」
と明るかったです。
旦那さんがどういう人で、どんなことがあったか、少し話してもらえました。
ご家族は暴力的な方ではなく、旦那さんも過去に暴力を振るったことはなく、ただ怒ると家族と2年ほど口をきかなかったことがあり、根に持つというか、忘れないタイプだとか。
そしてこう言っていたそうです。
「俺も完璧な人間ではないから、そんなに言えないかもしれないが、お前のそのだらしない生き方に嫌気がさした。もう無理だ」と。
それで彼女は実家に帰れ、と言われ、でも実家には帰れずしばらくホテルに泊まったとか。切ない・・・
多分殴るきっかけとなったのが「自分が考えて対策をして買ってやったのに、なんでお前は忘れるんだ」という怒りが噴き出したのだろうな・・・と思います。
でもそれも「自分がやってやったのに」ということに焦点が当てられているような気がするんですよね。
「自分がやってやったことが無にされた、頭にきた」と。
彼の怒る理由は分かるのだけど・・・わたしはやはり「殴られるような悪いことをしたわけではない」って思います。
彼女は旦那さんを悪く言いません。わたしに話してすっきりしたようです
2人で「こういう子供連れで遊びに来ているママたちを見ていると、『なんで自分はこんなに揉めているんだろう、こんな想いをしているママなんていないんだろうな』って気持ちになるよね」と話しました。
そう、みんな子供を可愛がって、幸せそうで、なんの心配もなくて・・・そうわたしたちの目には映るのです。
でも、わたしも彼女も、実は同じ問題を抱えていた。人間って分からないものですよね
わたしは、彼女と別れたあとに、いろいろな考えが頭に去来しました。
「自分だって完璧な人間ではない」
旦那さんが言った言葉。そして思いました。旦那さんはわたしだ、と。そして彼女は夫だ、と。
いろいろな違いはありますが、旦那さんの言っていることなど、とても理解出来たのです、不思議なことに。
わたしは夫のことをとても責めた。「なんでそうなの?なんで出来ないの?なんで普通じゃないの?」と。
でも、わたしは言えるような完璧な人間か?
そう思った時に、何かが変わったのです。
そして彼女と旦那さんのこと、わたしと夫のことをずっと考えていました。
夫と話さなければ、と思いました、つよく。
続きます。
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