あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

怒りの葡萄

2011年09月20日 | 感じたままに
ジョン・スタインベック (1902年生れ)  「怒りの葡萄」

オクラホマ州に強烈な砂嵐が襲う
血と汗がにじむ開墾した土地がすっぽりと荒れ果ててしまう

予期せぬ自然災害と大資本家たちの力により、この土地を去らねばならぬ無念の小作人たち
カリフォルニアを目指しての大移動がはじまります

新天地を夢見て苦労を重ねつつ、ボロトラックで家族の旅が続きます
死活をかかえての大移動集団
・・・待ち構えている厳しい現実

住む家も耕す土地も無く、放浪の生活 
残りわずかの所持金



現実の今の日本の状態と重なり、こころがずしりと重いです
東日本大地震  津波  怒りの原発  台風12号のつめあと


なにかがおかしい!


おすすめの本『怒りの葡萄』です。 
「エデンの東」(こちらは、高校生のとき映画見ましたね~)
同じ作家だとは、知りませんでした。
コメント
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