あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

武器を犂に

2016年12月01日 | 

『博物館概論』を読んでいます。

その中に大英博物館の展示品の写真が記載されています。

 

《生命の樹》

2005年、   大英博物館所蔵

ヒラリオ・ンハトゥグエジャ

フィエル・ドス・サントス

アデリノ・セラフィム・マテ 作

 

「武器を犂に」(TAE)というプロジェクトがあります。

モザンビークの内戦 (1976年から16年間続いた)

使われた銃器を人々から回収して、

農具と交換する形をとりました。

 

回収したその無益な銃器を用いて、

立体的なアートを生み出そうとしました。

 

なお、写真はネットからお借りしました。

 

平和交渉の段階から尽力した

アングリカン・チャーチ(聖公会)のディニス・セングラーニ主教が

始めたものだそうです。

 

無益な争いが背景にありました。

武器を捨てて、平和な日常を取り戻すのが大事なことです。

博物館による収集や展示品をとおして、平和構築にかかわることができます。

 

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