この「柳家小三治」は、当代(10代目)、人間国宝の小三治さん。いつのシリーズか忘れましたが「金八先生」に出演されてましたね。
落語には話の本題に入る前に「まあ近頃は~」といった感じで雑談といいますか四方山話といいますか、そこからはじまって、ごく自然な流れで本題に入っていく、その部分を「まくら」というのですが、いつだかテレビで見た小三治さんの落語、「芝浜」でしたか、まくらを入れずにいきなり本題に入ったのでちょっと驚いた(スタジオの解説の人も「珍しい」と言ってましたっけ)のですが、なんでも、独演会ではフリートークとばかりにまくらを話し、それが「めっぽう面白い」そうで、出版社の人がそれらを集めて文字にして書籍化したということで、厳密にいえば小三治さんの「著作」ではありません。
ニューヨークにひとりで行った話、サンフランシスコに3か月間(留学)した話、玉子かけ御飯の話、駐車場に居ついた浮浪者の話、寄席の今昔の話、林家彦六師匠の話、芸者の話、フランク永井さんの話、バイクの話、昭和天皇の話、仲間との句会の話、CDの話、旅の話、小三治さんのお父さんの話、塩の話、ミツバチの話、英語での返事の話、といった感じのラインナップ。
もともと多趣味で有名なんだそうで、そういや一流の料理人も料理だけ意識せずに、絵画や彫刻、映画や写真といった芸術や娯楽に触れて、他分野から学ばなければだめだ、というようなことを言ってましたが、小三治さんの「知的好奇心」はすごいですね。
落語には話の本題に入る前に「まあ近頃は~」といった感じで雑談といいますか四方山話といいますか、そこからはじまって、ごく自然な流れで本題に入っていく、その部分を「まくら」というのですが、いつだかテレビで見た小三治さんの落語、「芝浜」でしたか、まくらを入れずにいきなり本題に入ったのでちょっと驚いた(スタジオの解説の人も「珍しい」と言ってましたっけ)のですが、なんでも、独演会ではフリートークとばかりにまくらを話し、それが「めっぽう面白い」そうで、出版社の人がそれらを集めて文字にして書籍化したということで、厳密にいえば小三治さんの「著作」ではありません。
ニューヨークにひとりで行った話、サンフランシスコに3か月間(留学)した話、玉子かけ御飯の話、駐車場に居ついた浮浪者の話、寄席の今昔の話、林家彦六師匠の話、芸者の話、フランク永井さんの話、バイクの話、昭和天皇の話、仲間との句会の話、CDの話、旅の話、小三治さんのお父さんの話、塩の話、ミツバチの話、英語での返事の話、といった感じのラインナップ。
もともと多趣味で有名なんだそうで、そういや一流の料理人も料理だけ意識せずに、絵画や彫刻、映画や写真といった芸術や娯楽に触れて、他分野から学ばなければだめだ、というようなことを言ってましたが、小三治さんの「知的好奇心」はすごいですね。
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