私がまだ実家に住んでいた頃の話だ。
基本的に動物には好かれる方だったが、
唯一、私を嫌っていたのが隣の家の猫だった。
学生の頃から社会人になる迄生きていたので
割と長生きな猫だったのかも知れない。
毛長種で本来なら綺麗な座敷猫の筈のチンチラだったが
隣の猫は違っていた。
隣の家の教育方針なのか
血統書付きの割りにワイルドな飼い方をしていたので
白い筈の毛がいつも灰色に薄汚れ、まるでボロ雑巾。
顔付きも野良並みの野生的な猫だった。
何故、その猫が私を嫌っていたかと言うと…
当時私は車を持っていて、
よくその薄汚れた体でボンネットに寝ているの姿を見て
追い掛け回したからだろう。
何もしなくても顔を見ただけで逃げるようになった。
だから私も奴がボンネットに寝ていなくても
顔を見ただけで追い掛け回すようになった(ある意味条件反射)。
ある休日、コンビニから帰ると家の前の道路に隣の猫が居た。
通り過ぎる人に頭を撫でて貰っているではないか。
しかも初対面の筈なのにかなり親しげだ。
私に対する態度を見ていたからか、
飼い主意外には誰でもあの態度なのかと思っていたが
違ったらしい。
正直、ショックだった。
(だからと言っておやつを持って仲良くなろうなどとは
微塵も思わなかった私だが…)
いつの頃からか、隣の猫の姿を見掛けなくなった。
そんなに好きでもなかったのに
とても淋しい気持ちになったのを覚えている。
私を見付けた時の
「うわ!来やがったッ」って顔が忘れられないのだ。
私が行くまで
天国の私の愛車のボンネットで心行くまで寝て過ごして欲しい。
私がヨボヨボの老人になっても絶対、追い掛け回してやるから。
今日は何位?
←天国で銭形とルパンみたく追いかけっこしようぜ。
←村にも今日から参加です。
基本的に動物には好かれる方だったが、
唯一、私を嫌っていたのが隣の家の猫だった。
学生の頃から社会人になる迄生きていたので
割と長生きな猫だったのかも知れない。
毛長種で本来なら綺麗な座敷猫の筈のチンチラだったが
隣の猫は違っていた。
隣の家の教育方針なのか
血統書付きの割りにワイルドな飼い方をしていたので
白い筈の毛がいつも灰色に薄汚れ、まるでボロ雑巾。
顔付きも野良並みの野生的な猫だった。
何故、その猫が私を嫌っていたかと言うと…
当時私は車を持っていて、
よくその薄汚れた体でボンネットに寝ているの姿を見て
追い掛け回したからだろう。
何もしなくても顔を見ただけで逃げるようになった。
だから私も奴がボンネットに寝ていなくても
顔を見ただけで追い掛け回すようになった(ある意味条件反射)。
ある休日、コンビニから帰ると家の前の道路に隣の猫が居た。
通り過ぎる人に頭を撫でて貰っているではないか。
しかも初対面の筈なのにかなり親しげだ。
私に対する態度を見ていたからか、
飼い主意外には誰でもあの態度なのかと思っていたが
違ったらしい。
正直、ショックだった。
(だからと言っておやつを持って仲良くなろうなどとは
微塵も思わなかった私だが…)
いつの頃からか、隣の猫の姿を見掛けなくなった。
そんなに好きでもなかったのに
とても淋しい気持ちになったのを覚えている。
私を見付けた時の
「うわ!来やがったッ」って顔が忘れられないのだ。
私が行くまで
天国の私の愛車のボンネットで心行くまで寝て過ごして欲しい。
私がヨボヨボの老人になっても絶対、追い掛け回してやるから。
今日は何位?
←天国で銭形とルパンみたく追いかけっこしようぜ。
←村にも今日から参加です。