自分がクレーマー気質だと気づいてからその性格を自ら抑制するように心がけています。
このブログにも「二度と行かない、買わない」というカテゴリーを用意しているけど、今までそのまな板にあがったのは2件だけ。
正直に言うとあと2、3軒候補に挙げたいお店があるんだが、基本が実名投稿なのでまだ生々しいのは投稿を控えてます。
事実、このカテに投稿した2軒のうち1軒は既に撤退済みでして、まさかこのブログがきっかけになったとは思わないけど無くなって当然の結果だと内心では満足(笑)
もう一軒は生活圏から離れた旅先のお店。その後の食べログを見ても同様の意見があがっていて、「やっぱりなぁ」と自分の感性が間違っていないと確信できたところです。
さて年明けから「食べログのステマ」事件が報道されるなか、やっぱ口コミって半分やらせ?って思うわけですが、レストランやホテルもやはり口コミを頼りにしてサーベイする訳ですから、大切な情報源として活用しています。
選択肢が少ない地元飲食店を攻撃するとすぐに行くところが無くなってしまうので、これはやさしい目線で見守りつつ、一方で金と時間を掛けて出かける旅先では楽天トラベルの「お客様の声」や食べログの口コミを重要な情報源にし厳しく選別しています。
幸いにして旅先では今まで大きな地雷を踏んだことがありませんから、やはりネット情報はそれなりに機能しているわけでして、検索する手段とキーワード入力に工夫さえすれば多くの「がっかり感」は避けることができると思います。
払う金、使う時間、期待感、それなりにコストパフォーマンスが一致すれば腹も立たないというか、それしか払えなかった自分の甲斐性がそのまま評価と一致するのが当然なんですが、世の中には1泊2食付き5,500円みたいなところを選択しながら「設備が古く夕食が少なかったデス。星1つ」なんて口コミを投稿する人もいらっしゃる訳でして、宿泊業も大変だなぁと同情することもあります。
支払額が高いほど期待値も上がりますから2,3万払った人が「フロントに笑顔が無かった」なんて文句つけるのは許されるとしても、3千円の客が「今時トイレがウォシュレットじゃないなんて信じられない!」と言うのが信じれません。
地雷を踏みたくなければ金を出す、金を出すなら文句を言う、これが基本だと思って自分の検索力を高めています。
金は出さないけど文句は言うのがクレーマーなら、金を出して地雷を踏みに行く人を発見しました。
有名なサイトのようだが今まで知らなかった「チャブニチュード」
もう連載は終わったようだが、逆ミシュラン的にわざわざ「残念感」を探して「がっかりなお店」を訪ねる姿勢に感心しました。
「チャブネチュード」とは「ちゃぶ台をひっくり返したくなる度合い」を5段階評価で表した指数だそうで、目にした耳にした残念感いっぱいのお店を覆面で評価するサイトです。
なかなか面白い表現と椎名誠風の文章が笑いを誘います。
記者は日本経済新聞の編集委員ということですから、異色の記事ではないでしょうか。
自虐的な記事ではありますが、立場というかメディア的にはなかなか書けない連載だと思いました。
ぜひ下から順にご覧下さい。
チャブニチュード判定委員会
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