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トスカニー・スパーブ(Tuscany Superb, Gallica, イギリス, Thomas Rivers & Son Ltd, 1837年以前)
我が家のガリカ系のバラは、このトスカニー・スパーブとシャルル・ド・ミル、
そして紫玉。やはりみな紫がかった赤いバラですね^^
このトスカニー・スパーブはTuscanyの枝代わりと考えられていて、
トスカニーよりも花弁の数が多いのが特徴です。
別名、オールドベルベットローズと言われるように花びらの色と質感が
とても素晴らしいバラです。
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春一番に出てくる葉は、少し肉厚で赤っぽく、秋の紅葉のようにきれいです。
ガリカ独特の色素によるものでしょうね。
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葉の縁取りが赤く、中心に行くほど緑が濃くて、
このグラデーションが大好きです。
原種やオールドローズを育てているとこのような葉の美しさがあるので
やめられません。
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花の方は開き始めは深い紅、光の加減で紫のようにみえることもあり、
まるでビロードのような質感です。
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花は開くと、めしべが輝いてみえて、とても上品な雰囲気です。
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花は比較的大きいのですが、緑の中にこのバラを置くと、
空間がとても引き締まるので、花が咲き出すと鉢植えを持って
あっちに行ったり、こっちに行ったり・・・
しばらくは鉢植えで育てたいバラです。
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