のーざんぷらんつ

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ローズヒップ 北海道 -3-

2014-10-17 | 2014年秋

今夜はローズヒップの様子をアップします。

今年は毛虫駆除も農薬散布も一切なしでしたが、
例年と同じくらいのローズヒップが残っていました。


ロサ・ダビディ’フェンヤ’

つやつやのヒップはフェンヤです。



この形といい、トゲトゲといい、独創的ですね。
このバラは一切切り詰めていません。
大分枝も充実して、しっかりしてきました。
来春はいい花がつきそうです。



タカネバラ

いくつかタカネがありますが、こちらは赤シベタイプのタカネです。
紅葉が始まりつつ、いい感じなのですが、
写真に納めた後、ヒップは切り取られ、葉はむしられ、枝は一まとめ。



時間がないので作業はどんどん進みます。




とびきり可愛らしいヒップがついていたのが、
こもれび家からきたロサ・ペンデュリナ・オクシオドンの実生です。
丸い、真っ赤なヒップが本当に可愛い。
ガクの部分がチャームポイントです♪
思ったより小さな葉でバラの雰囲気も華奢です。
う~ん、やっぱり花が見たいです^^



ロサ・エグランテリア

このバラもたくましくなってきて、伸び始めたので
切り詰められています。
それでも、ヒップも沢山ついてきました。
ローズヒップティーが飲みたいなと思い、植えたバラ。
夢はいつかかなう日が来るでしょうか?



ロサ・ピンピネリフォリア

カナリーバードやピンピのダブル・ホワイトのヒップは
小さな赤い実なのに、原種の一重の方は黒いヒップです。
夏にはもう黒々とした立派なヒップになっていて、
秋にはシワシワになっていました。

いつも思うのですが、オオタカネやルゴサなど、
寒冷地に適したバラほど、ヒップが熟すのは早いですね。




今年鈴なりだったのがロサ・モエシー・ヒリエリのヒップです。



長細いフラゴン型のヒップ



サクランボのように連なっているのもありました。
夏に見た時は、まだ白かったのですが、ちょうどいい熟れ具合です。

今年、ものすごく太いシュートが出ていたのですが、
建物の基礎の水きりに引っかかって、途中折れ曲がるように
伸びてしまい、このままでは建物によくないと思って
株元から切ってしまいました。
来年も古い枝でがんばって咲いてね^^;




すぐ隣には、モスローズのラネイのヒップがあります。
トゲトゲで実に趣のあるヒップ。色あいも渋いです。
こういうのを見ると、もっとモスローズが欲しくなります。




ブルボンクイーンのヒップです。
実は強く切り詰めてしまったのですが、
下の方で房咲したのですね^^;

しっかりヒップが残っていてビックリ。
なんだか可愛そうなので、今年伸びた枝は数本長く残しました。
来年はもっと高い位置で花を咲かせてもらいましょう。



ロサ・マネッティー(カラフトイバラ)

もう枝が赤くなってきて、葉も黄葉が始まっています。
ヒップはとても柔らかく熟していました。
葉といい、枝ぶりといい、ヒップといい、とてもしなやかな柔らかい表情を持つバラです。



が、しかし、葉むしりをしていると今年もありました、
謎の卵・・・

毎年、このバラの葉にこの卵がくっついています。
なんでしょう。結構大きいのです。
大きな芋虫?毛虫???
でも、葉は食べられている様子もないのです。
いつも不思議に思う卵です。




ロサ・ユゴニスの紅葉



ルイ・リール

このバラも一度も切り詰めたことはなく、大きく育ってほしいと願っているバラです。
他のヒップより濃い赤色をしています。
葉は銅葉だし、どのバラより個性的^^




ヒップを並べて撮ってみました。

左から右方向に、
1段目:ロサ・ペンデュリナ・オクシオドン実生、オオタカネバラ(白花)、ガザンリク
2段目:ロサ・モエシー・ヒリエリ、ラネイ、ルイリール
3段目:ロサ・マネッティー(カラフトイバラ、ラネイの下にあるヒップ)、ロサ・エグランテリア




1段目:ブルボンクイーン、フェンヤ
2段目:タカネイバラ、ロサ・メリナ

何もお世話ができなかったシーズンですが、これだけのヒップが見られて満足でした!
来年は、原種のバラが咲くころに、こっそり帰りたいです^^


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7 コメント

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Unknown (つぐみ)
2014-10-18 20:57:49
ロサ・グリーンさん、こんばんは♪
わぁ、やっぱり北海道はヒップが落ちずに綺麗ですね。
花が咲いてるところ、見たかったでしょうね。。
お察し致します…>_<…

フェンヤ?
なんて可愛らしいヒップなんでしょう。
こんなに美しいヒップ、見たことないです。。。
うちのダヴィディはごつごつじゃがいもみたいだし、色付く前に落ちてしまいます。
宝石のように美しいヒップ、たくさん見せて頂いて嬉しいです。


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お疲れインボウ~(笑) (エピ)
2014-10-18 22:57:07
あの忙しいさなかにも…こんなにたくさんの写真!さすがです☆
そして一目会えて良かった~♪全然話し足りませんが…ロサさんが帰ってくるころにはもっと時間の使い方を上手にしていたいものです…(>_<)!
そして↑こっそりって!私にはご一報くださいね~(^_-)/(笑)
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あれ? (エピ)
2014-10-18 22:59:43
…文章が途中で切れちゃってますね…何故だろ?
こっそりって!私にはしっかりご一報くださいね~^0^/(笑)
今度は行くかしら?
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>つぐみさん (ロサグリーン)
2014-10-19 20:23:49
こんばんは~

やはり、寒冷地に適したバラは
しっかりヒップが残っていました。

逆に四季咲きでのんびりしたバラは
開花が間に合わないまま冬に突入することもあるので、
品種選びは重要です^^;

つぐみさんの所ではどうですか?
一季咲きだとどのあたりまで残るのでしょう?

今のところではラベンダーも夏の暑さで枯れたので、
バラのヒップは期待しない方がいいのかなと
予想されますが・・・
特にピンピ系のヒップを残したら枯れてしまうでしょうかね?

来年は草笛からお迎えしたマスターヒューが
北海道の庭で咲くかも知れません。
花もヒップもすごく興味があります。
本当にバラが咲く頃にも帰宅してみたいです~^^
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>エピさん (ロサグリーン)
2014-10-19 20:27:04
こんばんは~

久々に会えて嬉しかったです~^^
今度帰宅の際は、事前にメールします♪
予定開けておいて下さい。

春は子供達つれて、帰宅したいところなんだけど・・・・

なんだか雪の予報が出ましたね。
道産子なので大丈夫かとは思いますが、
今年も雪かき頑張って!

こちらもどんな具合になるやら・・・

今のところ北海道の9月下旬くらい?の陽気で
朝晩は寒いけど、日中は爽やかで気持ちのいい日が続いています^^
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Unknown (きゃらぼう)
2014-10-21 23:40:28
こんばんは!
綺麗なヒップの数々、、堪能させて頂きました。
秋の花も良いけれど、こういうヒップも魅力ですよね。

ところで、葉の裏に付いている謎の卵・・・
我が家で見つけるものと同じではないかと。
たぶん、薔薇葉玉附子(バラハタマフシ)というものではないかと思います。
バラハタマバチが卵を産み付けた葉の組織が変化したものだそう。
食害は無さそうですけど、見つけては、葉ごと処分しています。
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>きゃらぼうさん (ロサグリーン)
2014-10-22 17:15:25
北海道ではティーローズがよく育ちません。
一季咲きのバラが気候に合っているようです。

ティーやノアゼットの中には春先に枝が凍害にあってしまって、
HTのげんこつ剪定のようになるものが多いです。
小さい株のまま、数年経つと枯れてしまったりして。
その中でも耐寒性の比較的あるものを選ぶといいようですが、
どれがどれなのかよく分からず・・・

なのできゃらぼうさんの秋のお庭がうらやましくてなりません~^^

さて、あの謎の卵はバラの虫こぶだったのですね。
そんなこととはつゆにも思わず、非常に勉強になりました。

けれど、バラの虫こぶは美しいですね。
しかも葉裏にできるなんて。

ということは、バラによって、色あいが違うということですね。
このマネッティーの色は、枝の紫の色と同じです。
このバラでしかみれない色あいかと思うと
ちょっと感動しました^^

あまり歓迎されるものではないですが、
少しは残しておこうかな。
いや、取ってもとっても毎年出るから大丈夫か。

嬉しくないけれど、なんだか嬉しかったです。
って、変ですね^^

・・・イラガは最近は少なくなりました。
柿も色づいてきているので、
そろそろ収穫してみましょうか。

いつも色々と教えてくださってありがとうございます。
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