天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

はちみつの恵み

2009-11-15 18:09:24 | Weblog
今日はめずらしく美容の話題から。

実は数週間前、洗顔に一工夫するようになってから、肌の状態
がぐんとよくなってきました。

その「一工夫」とは、洗顔せっけんの泡にあるものを加えるので
すが、それは何かというと……

ずばり、はちみつ、です。

ふつうに泡立てた泡の上に、はちみつをタラーリとたらして混ぜ
合わせ、そのまま洗顔するだけです。

泡とはちみつをしっかり混ぜるのは難しいので、顔にのせてか
ら、はちみつが顔全体にいきわたるように洗っています。

はちみつの量はそれほど多くなくて大丈夫。(私の場合は、ティ
ースプーンの三分の一くらい入れています。)

はちみつを使って洗顔すると、まず第一に、肌がとてもうるおっ
て、すべすべになります。(高価な保湿美容液にも負けないくら
い。)

さらに、肌の角質を取る効果もあるのか、洗い上がりに肌をなで
ると、「キュッキュッ」というほどつるつるになるんです。

いまではもう、病みつきになって、はちみつなしでは洗顔したくな
いほど。(食べられるもので顔を洗うなんて、本当はぜいたくすぎ
るかなと思いつつ……。)

写真は、実際に洗顔に使っているはちみつです。
右は旅行のお土産にいただいたニュージーランド産のもので、
多種類の花の蜜がミックスされたタイプ。
左のくまさんのボトルはアメリカ産のクローバーの蜜。
使い心地はそれぞれ違いますが、どちらも効果は十分です。


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


はちみつといえば、今、ハチが集団でどこかへいなくなってしま
う現象(蜂群崩壊症候群)が世界中で起きているそうですね。

それに関連した記事が、最近の新聞(『中日新聞』2009年11月
13日)に載っていました。

それによると、フランスでは各地の養蜂家たちが、ミツバチの巣
箱を農村から都会へ少しずつ移動させているというのです。

その理由は、上記の「蜂群崩壊症候群」が問題になる中、「花と
緑に恵まれている上、農薬や寄生虫の心配が少ない都会の方
が上質なはちみつを安定して採れる」との期待があるからだそう
です。

たとえば、パリの公園や街路樹には、マロニエやボダイジュとい
った蜜源になる木が多く、10年ほど前から農薬が使われていま
せん。しかも、アパルトマンのテラスには鉢植えの植物もあるの
で、蜜の味も複雑で良いものになるのだとか。

なるほど。

農村から都会へ、という、逆転の発想なのですね。

ハチが集団で失踪しまう原因は、まだはっきりとはわかってい
ません。

そんな中で、その理由の一つに、農村で植物の多様性が失わ
れていることを指摘する養蜂家もいると、上記の記事は伝えて
います。

広大な土地に、見渡すかぎり単一の作物が植えられているよ
うな状態は決して自然ではなく、当然それはハチにとっても快
適な環境ではあり得ないでしょう。

地球がよろこぶ環境とは……。

姿を消したハチたちは、私たち人間にそのことを教えてくれて
いるのかもしれません。