天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

「変化」というメッセージ

2012-02-20 19:58:13 | オーラソーマとカード
春休みに入ったので、家で過ごせる自由時間が増えました。

4月に新学期が始まるまでは、ブログ更新の間隔も少し短く
できそうです。


さて、今日の話題は、つい先日終わったばかりの、冬季集中
講義(留学生のための日本語関連の授業)の中で体験したこ
とです。

講義の締め括りには、どうしても試験がつきもので、私も今
回、自分の担当科目の試験問題を二つほど作りました。

そのうちの一科目は「漢字」のクラスのもので、授業で扱った
漢字の読み書きについての筆記試験を準備したわけですが
……

その試験範囲に入っている課題の中に、「変化」という語を
書かせるというものがありました。

ただし、「変」の字のほうは授業で書き方をまだ教えておらず、
問題の出し方としては、

変□(へんか)

というように、「変」という字と「へんか」という読み方をこちらで
あらかじめ書いておき、学生には「化」という字だけを書かせる
ようにしなければならなかったのです。

それなのに……

ここで粗忽者のロージーの本領が発揮されてしまいました!

どうしたかというと、

□化(へんか)

という具合に、書かせるべき字を間違えて問題を作ってしまっ
たのでした。(やっちまったねえ。)

しかし本人は、なかなかいい問題に仕上がったとご満悦の状
態なので、もちろん見直しはするものの、上記のミスには気付
きません。

ここできっと、私の守護天使かスピリットガイドがこう思ったの
でしょう。

「何とかして、あのオッチョコチョイに、ミスに気付かせる方法
はないものか」と。

そして、一つの素晴らしいプランを考案し、実行に移したので
す。

それは……

毎晩私が欠かさず引いているカードを、メッセージの媒体とし
て使うという方法。

そんなうまい具合にいくか、とつい人間のココロは思ってしまう
のですが、そこはさすがに「宇宙の采配」。

人智でははかり知れない妙としか言えません。

私が最近引いているカードは、

ドリーン・バーチューさんの「大天使オラクルカード」
リサ・ロイヤルさんの「ギャラクティック・ルーツ・カード」

の二種類なのですが……

ナント、そのうちの「ギャラクティック・ルーツ・カード」のほうに、
ずばり、「変化」というタイトルのカードがちゃんとあるではあり
ませんか!

全部で108枚あるカードの中からまさにこのカードをその晩
(すなわち試験の前夜)、私は引いたのです。

本来このカードが伝えようとしているメッセージは、物質的現
実が常に変化しているということ、同じ状態を維持することに
時間とエネルギーを使うことは、その変化という本質的な性質
に抗う行為なのだということ。

それを、私たちよりももっと劇的な変化に満ちた世界であるア
ンドロメダの文明を範として学ぶことを提案しているのです。

そんな内容が書かれたカードの解説書を読むと、どうしても
「変化」という言葉の意味を、大層なもの、というか、最大限
に拡大してとらえてしまいますよね。

その晩の私も、例外ではありませんでした。

そして、遠い遠いアンドロメダ銀河に思いを馳せながら、つい
に、守護天使かスピリットガイドが差しのべてくれた特別のサ
ポートには、気付くことができなかったのでした。(あ~あ。)

結果として、私はあの出題ミスの問題を修正することができ
ないまま試験をし、その問題に対しては全員に点をあげるこ
とで解決を図ることになりました。

まあ、この程度であれば、学生さんたちにそれほど大きな迷
惑をかけたというほどではないかもしれませんが……

できれば、ちゃんと修正した問題で試験がしたかった。そう
思うと、せっかく引いたカードのメッセージをもっとしっかりと
受け止めていたらと、ちょっぴりくやしかったのでした。

(ただ、このくやしさは、ちゃんと味わった後で、執着せずに
手放すことはできたと思いますが。)

こういうわけで、今回私は、せっかく差し出された宇宙のサ
ポートを受け取ることができませんでした。

メッセージを送ってくれた守護天使さん、あるいはスピリッ
ットガイドさん、ごめんなさい。

これからは、カード一枚引くときも、もっといろいろなレベル
に意識を向けるようにします。

遥かなるアンドロメダを夢想するあまり、足が地につかなく
なるなんてことの、決してないようにね。