天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

宇宙の愛のサポート ~ 秋学期の時間割変更

2017-09-24 01:03:11 | Weblog
9月の新学期が始まって、一週間経ちました。
(留学生のための日本語教師をしています。)

教師にとって新学期は多分、一年で一番神経と体力を
使う時期なので、この一週間はちょっぴり大変でした。

でも、普段より大変な分、宇宙からのサポートもどっ
さりあったような気がします。

きっと、自分では気づかないものもたくさんあったで
しょうけれど……一つだけ、「あ、これは!」と思っ
たことがありました。


実はこの秋学期、日本文学に関する授業を担当するこ
とになったのです。

この授業は、文学についての、(留学生にとっては)
難しい内容を全て日本語で講義するので、日本語力が
中級後半以上の学生を対象として想定しています。

それが……

当初決まっていた時間割では、この日本文学の授業と
同じコマに、中級・上級クラス(ちょうどこの授業が
受けられるレベル)の、他の必修授業がある、という
設定になってしまっていたのです。

(時間割を組む作業はさまざまな要素を考慮しなけれ
ばならない、非常に難しいもので、これはある意味や
むを得ないことではあるのですが。)

しかしこれでは、実質上、日本文学の授業を取れる学
生がおらず、授業が開講できなくなる可能性が高くな
ります。


それで、時間割編成を担当される先生に、調整を依頼
したのでした。

私がお願いしたのは、自分が担当する、同じ日の1限
の授業と入れ替えてもらうこと。

1限には、中級・上級クラスどちらの学生も必修科目
がなく、日本文学の授業が取れることになるのです。

ところが……

調整・変更済みの時間割案が送られてきたのを見て、
「えっ」と思いました。

なぜか、日本文学が2限になっているではありません
か。

何が起きたかというと、時間割編成担当の先生が勘違
いをして、1限ではなく2限に入れてしまわれたので
す。

2限にも私の担当する他の授業があって、日本文学と
入れ替えること自体は可能です。

ただ、私がそうお願いしなかったのには、理由があり
ました。

2限には、中級レベルの学生の必修科目があるからで
す。

ですから、この場合、中級レベルの学生は日本文学を
取ることができなくなってしまうのです。

うーん。

中級レベルの、文学がやりたかった学生さんには、申
し訳ないことになりました。

しかし……本当のことを言うと……

これは私の個人的願望をかなえた時間割だったのです!

なぜそう望んだかというと、上級クラスの学生のみの
ほうが、扱う内容の質が高くなるから。

授業をする側としては、こちらのほうが断然面白いこ
とができるのです。(『枕草子』をぜひ入れたいし、
リービ英雄のエッセイも読めたらなあ……。)

でも、それは教師のワガママ。

建前としては、より多くの学生の希望に沿うようにす
るべきでしょう。

その思いで、一度は個人の願望を抑えて、1限との入
れ替えをお願いしたのでした。

でも……

なぜか手違いが起きて、自分の希望の通りになってし
まったのです。

そして、これはもう決定事項で、再度変更することは
できません。

…………

なんだか、申し訳ないような……うれしいような。

何とも言えない気持ちになりました。

でも、今考えると、これはきっと、宇宙が自分の希望
を許可してくれたのだと思います。

時間割編成担当の先生が勘違いをされたのは、きっと
大天使ウリエルの働きかけがあったからでは。
(ウリエルは教員、学生に関することを担っていると
いいますから。)

この宇宙の采配にはもちろん、中級レベルの学生さん
への配慮も含まれています。

つまり、学生さんのほとんどは来年の春学期の終わり
まで在籍する予定で、日本文学を今回取れないとして
も、春学期に履修するチャンスがちゃんと残っている
のです。

これは私という狭い視点から見たエピソードでしたが、
一つの学期の始まりはいつも、こんな出来事が数えき
れないほど生み出されていることでしょう。


こんなふうに、教師の新学期に限らず、どんな仕事、
いいえ、何をするにしても、宇宙がそれに無関心でい
ることは、何一つないはずです。

そして、宇宙がそれを応援したいと思えば、ふつうで
は考えられないようなサポートがやってきたりします。

どんな人にも、等しく。

それが、宇宙の愛なのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする