以前にも何回か書いたのですが……
我が家の玄関横にある小さなショー・ウイ
ンドー。
昔、ウチがたばこ屋だった頃、使っていた
ものなのですが……
今はタバコ屋を廃業し、使い道のなくなっ
てしまったこの空間。
ただ遊ばせておくのはもったいないと、私
の好き勝手にディスプレイをさせてもらっ
ているのです。
何を展示するか、その配置など、全て自分
の独断で決められるので、楽しくてたまり
ません。
仕事が忙しいと、数か月チェンジなしとい
うこともあるけれど……
最近は、コロナの影響でずっと家にいるの
で、月ごとに展示内容を変えることができ
ます。
そして……
今日から3月、ということで、ついさっき
展示替えをしました。
今回のテーマは、「作家、堀江敏幸」。
展示物は、
堀江敏幸『熊の敷石』(講談社)
〃 『ゼラニウム』(中公文庫)
自作アート1点
(今日の写真をご覧ください。)
堀江さんの小説、彼ならではの世界観が確
固としてあり、それはフランスとの出会い
があってこそのものなのだと思います。
ちょっと漠然とした感想になってしまった
けれど……
今、現実には行けないフランスの空気を、
作品の中で堪能している気分になれるかも
しれません。
フランス旅行の思い出を反芻したい人、い
つかフランスを旅したいと思っている人に
もおすすめ。
手元にもう一冊、同じく堀江さん作の
『その姿の消し方』(新潮文庫)もあり。
これは現在、読破中。
読み終わったら、展示のマイナーチェンジ
として、月の半ば頃、『ゼラニウム』と入
れ替えようと思っています。
さあて、通りがかりの誰かさんが、気付い
てくれるかな?