天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

地球に「ありがとう」

2010-04-24 22:40:43 | Weblog
新学期も、三週目が無事、終わりました。

新しいクラスでの授業の時間は、毎日新鮮なサプライズに満ちて
いて、とてもいい刺激を与えてもらっています。

私の仕事は、留学生のための日本語の授業が主体なのですが、
その醍醐味の一つは、というと……

自分では直接体験できない、そして日本では想像もつかない実
体験の話を、学生さんたちからいろいろと聞けることですね。

つい二、三日前も、朝のテレビニュースで、アラスカの犬ぞりレー
ス(ユーコンクエスト)の様子を見たのですが、その過酷さにびっ
くり。

なんと1600kmの雪原を、ハスキー犬に引かせるそりで、約10日
間かけて走破するのだそうです。平均気温はマイナス13度!
マッシャー(そりの操縦士)の平均睡眠時間は2時間。ワオ!

ちょうどその日の授業のクラスに、アラスカから来ている学生さん
が数人いたので、そのレースについてたずねてみました。

自分も出場した、という人はさすがにいませんでしたが、当然ユ
ーコンクエストのことはよく知っていて、しばしその話題で盛り上
がったのでした。

オーロラ輝く極寒の雪原。冷え性で寒がりの私にとっては想像を
絶する世界ですが、アラスカに生まれ育った彼らには当然、幼少
の頃から慣れ親しんだ光景なのでしょう。

そんな彼らにとっては、このところの冬に戻ったような冷え込みも
なんのその。半そでTシャツでキャンパスを闊歩している学生もい
るではありませんか。

そして、彼らのかもし出す雰囲気も、何となくアラスカという地のエ
ネルギーとマッチし、響きあっているようです。

これは、アラスカだけに限らず、他のさまざまな地域から来ている
学生も、それぞれの土地の個性豊かなエネルギーを発している、
そう感じられるのです。


地球はこんなにも大きくて、豊かで、深い。


学生たちの放つバラエティーに富んだエネルギーを浴びながら、
そして私も同じぶんだけのエネルギーをかえしながら、そんなこ
とを思ったのでした。

そのエネルギーの源を生み出してくれる地球。

それは、私たちすべての故郷。

地球よ、あなたに愛と感謝の気持ちをおくります。

この宇宙に生まれてくれて、ありがとう。


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


今日の写真は、アラスカ、ではなくて、地元、岐阜県で撮った
夕日です。

実際に見たときは、太陽がもっと大きく見えて、とても美しくて
感動したのを覚えていますが、ケータイのカメラだとちっちゃく
なってしまって、残念。

それでも、自分の中の、数え切れないほどの「落日」の記憶の、
インデックスにはなってくれるでしょう。



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