ドラマ「日本沈没」と「アバランチ」～ 制作者は何を訴えようとしているのか

「最近、このブログ、様子がガラリと変わ

ったなあ。」

 

以前から覗いてくださっている方は、そう

思われているかもしれませんね。

 

確かに。

 

その訳は……

 

自分が書きたいことより、書くべきこと、

今、伝えなければいけないことがあると

思うからです。

 

まあ、アクセス数がさほど多いわけでも

ないのですが……

 

ほんのわずかでも、自分にできることが

あるのなら、やらないより、やったほうが

いいじゃありませんか。

 

 

ところで、最近、どんなドラマをご覧にな

っていますか。

 

私が今、気になっているのは、「日本沈

没」（TBS）と「アバランチ」（フジTV）

です。

 

この二つは、描いている内容は全く違うと

言っていいと思うのですが……

 

オンエアを観ているうちに、ある一つの

共通した思いを抱きました。

 

それはあくまで私個人の直感的なもので、

何の確証もないのですが……

 

この二つのドラマの制作者はおそらく、

自分たちが今、感じている「ある危機

感」を、暗に訴えようとしているのでは

ないか、ということです。

 

それを、本当はストレートに言いたいのだ

けれど、できない理由がある。

 

それで……

 

それぞれのストーリーの中で、その危機感

を、形を変えて表現しているのではない

か、と思ったのです。

 

例えば、江戸時代には、こんなことがあり

ましたよね。

 

文楽と歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」という

作品。

 

あれは、いわゆる赤穂浪士の討ち入りの実

話がもとになっているのですが……

 

史実をそのまま脚本にすると、幕府批判と

捉えられかねないため、時代設定や登場人

物の名前などを、敢えて変えてあるんです

よね。

 

そう、つまり……

 

「日本沈没」と「アバランチ」の制作者達

も、忠臣蔵ほど史実にそっくりな内容では

ないけれど……

 

両方ともが、今、この世界で起きているこ

とに、警鐘を鳴らしたい、少しでも多くの

人に、そのことに気付いてほしい……

 

そんな思いを込めて、ドラマを作っている

のではないか。

 

そんな気がしてならないのです。

 

何が言いたいのか、わかってもらえたでし

ょうか。

 

これじゃあ、ピンとこないなあ、と思った

方に。

 

ぜひ、このビデオをご覧になってみてくだ

さい。

 

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