天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

「眼鏡の日」に眼鏡がこわれた話

2014-10-06 13:56:23 | シンクロニシティー
台風18号の影響で大学が休講になり、今日の仕事はお休み。

学期の初めの慌しさでブログ更新も停止状態でしたが、思わ
ぬ形で一息つけました。


今日は、つい先日起こった、ちょっと面白いハプニングのこと
を、忘れないうちに書いておこうと思います。

先週の水曜日、つまり10月1日のことでした。

その日はお昼すぎに職場の大学の授業が終わったのですが…

午後、美容院へ行きたかったし、その後、翌日の授業のため
に教材の準備をしなければならなかったので、帰宅を急ぎま
した。

ランチも、時間の余裕がないので、駅前のパン屋さんのイー
トインのコーナーで簡単に済ませ(ホントはいけませんねー)
……

2時発のバスに乗り込むと…所用で出かけていた母も、同じ
バスに乗っているではありませんか。

お互い、「あら」と一言。(別にこれは、びっくりするほどのこと
じゃありませんけど。)

帰宅後、着替えもせず、歩いて10分ほどの美容院へ。カラー
リングを済ませて帰宅したのが4時ちょっと前。

お茶を飲んで一服した後、さあ仕事、と眼鏡のくもりを拭いて
いると、いきなり

「ブチッ!」

という音とともに、眼鏡がこわれてしまったんです。

ショックでした。

考えてみれば、作ってからもう丸4年、毎日使ってきた眼鏡
なのですから、そろそろ寿命がくる頃ではあったのですが…

〔ちなみにこの眼鏡を作った時の話は、「新しい眼鏡」(2010
年7月4日付)というタイトルでブログに書いています。〕

今日の今日とは、タイミングが悪すぎます。

よりによって、これから明日の教材のプリント作りのため、
眼を目一杯使わなくちゃならないって時に……。

私は「ド」のつく近眼なので、眼鏡なしでは授業もまともに
できないのです。

困ったことになりました。

考えられる対処法といえば、この眼鏡を作ってもらったお店
に駆け込んで、修理してもらうこと。

でも、今から明日のための作業をしなければならないので、
バスに乗ってそのお店に行っている時間がない……。

しかも、田舎町なので、次のバスはほぼ1時間半後……。

でも、私の心中は、意外にも楽観的でした。

きっと、何とかなる、そんな気がしていたのです。

なぜかな……と考えると、すぐにその答えが浮かびました。

それは……

私は「眼」のために「お金」を使うことを通して、「豊かさ」を
循環させる、ということをしていた時期があったからです。

どういうことかというと、実は以前、コンタクトレンズを使っ
ていた頃、あるメーカーのプランの会員になって、毎月決
まった会費を納めていたことがあったのです。

そのプランでは、毎月小額の会費を払うことで、定期的に
新しいレンズに交換できるシステムになっていました。

ところが私は、コンタクトがだんだん眼に合わなくなり、使
えなくなってしまったのです。

普通なら、そこで即、退会しますよね。

私も、そのつもりでした。

でも、忙しくてなかなかその手続きに行けないでいる間に、
こんなことを考えたのです。

この会費を、もうしばらくこのまま払い続けてみよう、と。

コンタクトは使えないので、言ってみればこれは「ムダな出
費」です。

そういうものにシビアな経済評論家から見れば、「言語道断」
以外の何物でもないでしょう。

でも、本当はそれは、「ムダ」ではないのではないか。

むしろ、「お金」という形で「豊さ」を循環させるという、大事な
意味があるはず。

そう信じたいという思いが湧いてきていた時期だったので、
結局私はすぐに退会手続きをすることなく、毎月二千円ちょ
っとの会費を、おそらく2年以上はレンズ交換なしで、納め
続けていました。

本当は、もっと高額なら、さらに大きなエネルギーを回せる
のでしょうが、そんな大それた勇気もなく、自分としてはこ
れが精一杯の、ささやかなプロジェクトだったのです。

でも、このことを実行しているおかげで、きっと「眼」に関わ
ることでは困らないに違いない、なんて楽天的な確信を持
っていたというわけです。


さあ、それで、話はこわれた眼鏡の場面に戻ります。

片方のレンズが見事にフレームからはずれた眼鏡を前に
して、私が途方に暮れていると、母が言いました。

「私がお店に行って来てあげる。」

え? いいの?

母も、外出から帰ったばかりだし、夕食の支度もあるのに
……

それでも、普段の母とはちょっと違う押しの強さで「私が行
く」と言ってくれた母の気持ちを、有難く受けることにしまし
た。

でも、もう夕方だし、今からじゃ今日のうちに直すのは無理
なのでは……正直、そう覚悟していました。

ところが……

2時間もしないうちに、母は帰って来ました。

完璧に修理された眼鏡を持って。

お店に行ったら、ウチでお買い上げいただいたものだからと、
すぐにタダで直してくれたのだとか。

しかも、もう一つラッキーなことがあったのです。

その眼鏡屋さんは、ある大型スーパーの中にあるのですが…

修理が早く済んで、帰りのバスまでどうやって時間をつぶそ
うかと考えながらスーパー内をうろついていた母を、ご近所
の人が見つけてくれて、何と、車で家まで送ってくださったの
です。

こわれた眼鏡があっという間に、しかもタダで直してもらえた
上に、帰りのバス賃と待ち時間までゼロになってしまうなんて
……

私は家でただ待っていただけなのに、こんなにもうまく事が運
ぶとは……ひたすら、ありがたや、ありがたや、というしかあり
ませんでした。

そして、やっぱり、あのささやかなプロジェクトの意味が、こう
いう形で確かめられたのだ、そう思ったのです。

しかも…

なぜよりによってこの日に眼鏡がこわれなければならなかった
のか、私はその翌日、気づくことになりました。

それは……

10月1日が「眼鏡の日」だったからです!

これまで、私のサポートチーム(ガイドさん、守護天使さんの一
団)がこれほど駄洒落好きだとは思っていなかったのですが
……

チームの皆さん、一言、いいですか。

「よくも仕組んでくれましたね!」



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