移動時間の合間にたまたま読んでみた。
■盗まれた街(ジャック・フィニイ)
あらすじは古典の類なので省略。
「隣人は本当に人間なのか?」系のSF小説です。
知らない間に、家族や近所の人が宇宙人と入れ替わっていたとか、そういう感じの。
ストーリー自体は「古典」以外の特徴はないのですが、読んでて気になったのが2点。
一つ目。労働時間。
冒頭で主人公が自分の激務を嘆くシーンがあります。
他の人たちは今頃は家でゆっくり過ごしているのに、どうして自分ばかり遅くまで働いてるのか。
作者さんも、「遅くまで働いてる頑張ってる人」のイメージで書いてるようなんですが。
その時間、18時。
かつてのアメリカの裕福さがよく分かります。
週休7日制を強く推奨している私ですが、この記述には一瞬虚を付かれました。
なんて素晴らしい。この時代に生まれれば良かった。
二つ目。タバコ。
劇中では老若男女を問わず、勿論、路上だとか店内だとかも気にせず、四六時中タバコを吸っています。
人の家に行っても当然吸う…どころか、「お茶をどう?」の代わりに「タバコをどう?」と勧めてくる有様。
受動喫煙なんて概念すらなさそうだ。何せみんな吸ってるし。
人間に擬態している宇宙人までもが、(演技というわけでもなく)普通にタバコを吸っているのは笑うしかない。
当時はこれが普通だったんでしょうか。
なんておぞましい。この時代に生まれなくて良かった。
■盗まれた街(ジャック・フィニイ)
あらすじは古典の類なので省略。
「隣人は本当に人間なのか?」系のSF小説です。
知らない間に、家族や近所の人が宇宙人と入れ替わっていたとか、そういう感じの。
ストーリー自体は「古典」以外の特徴はないのですが、読んでて気になったのが2点。
一つ目。労働時間。
冒頭で主人公が自分の激務を嘆くシーンがあります。
他の人たちは今頃は家でゆっくり過ごしているのに、どうして自分ばかり遅くまで働いてるのか。
作者さんも、「遅くまで働いてる頑張ってる人」のイメージで書いてるようなんですが。
その時間、18時。
かつてのアメリカの裕福さがよく分かります。
週休7日制を強く推奨している私ですが、この記述には一瞬虚を付かれました。
なんて素晴らしい。この時代に生まれれば良かった。
二つ目。タバコ。
劇中では老若男女を問わず、勿論、路上だとか店内だとかも気にせず、四六時中タバコを吸っています。
人の家に行っても当然吸う…どころか、「お茶をどう?」の代わりに「タバコをどう?」と勧めてくる有様。
受動喫煙なんて概念すらなさそうだ。何せみんな吸ってるし。
人間に擬態している宇宙人までもが、(演技というわけでもなく)普通にタバコを吸っているのは笑うしかない。
当時はこれが普通だったんでしょうか。
なんておぞましい。この時代に生まれなくて良かった。