【プリキュア10周年:キュアマリン】
マリンさん:
「キュアマリン登場!」
「プリキュア10周年だって!」
「みんなのおかげだよっ」
「これからも、よろしくっしゅ!!」
超絶優良プリキュア。今やプリキュアさんは「マリン」か「非マリン」かで分けられると言っても過言ではない。
ギャグからシリアスまで異様な適性で担当でき、プライベート技能から戦闘スキルまで異常なスペックを誇ります。
それなのに「最強」では決してない(例えば「誰か一人プリキュアを選んで一緒に戦え」と言われたらマリンさんは選択しない)あたりのバランスが、また凄い。
どこの誰と組ませても、意外とメインキャラを食わないんですよ、この方は。
パリでステージを開催したこともある超実力者。
実際のところ、あのステージがどんな経緯で開かれたものかは分かりませんが(母の店舗CMの一環で、幕間の小ステージを余興として貸してもらえたとか?)、何にせよかなりのものであることは間違いありません。
中学生にしてパリに長期滞在してステージ発表したとか、ある意味「模試で1位」よりも優秀ですよ。
表面的に軽いノリなので忘れがちですけど、お家はかなりのハイソなご家族。
世界的カメラマンの父に、元・世界的モデルで現在はショップオーナーの母、カリスマモデルの姉…。
あの来海さんが心をしおれさせてデザトリアン化したのも無理ありませんし、彼女の一見、軽薄な言動は一種の反抗期なんじゃないかなとも思います。
家族へのコンプレックスを昇華し、デザイナーとしての道を進み始めたのは、かなりの意識改革だったはず。
劇中では、花咲さんが来海さんの影響でチェンジしたことの方が強調されていますが、来海さんも同等以上にチェンジしてるんですよね。
序盤も序盤でデザトリアン化し、花咲さんに救ってもらったことを、ご本人はかなり感謝してるはず。
数年後、多少性格が落ち着いて成長なされた暁には、恐ろしいまでのハイスペックになることは間違いない。
周囲の男子は今の内に接近しとかないとダメですよ。花咲さんに群がってる場合じゃなくて!
■ハピネスチャージプリキュア! 第28話「ハワイ上陸!アロ~ハプリキュア登場!」
気が付いたら、ハニーさんが世界のハニーさんになっていました。
各国を回り、劣勢のプリキュアさんの救援活動を行っていたそうです。
かなりの重大任務ですね。戦争は練馬だけで行われているのではない。
その評判を聞きつけたか、ハワイから援軍要請が来ました。
唄って癒せてテレポートや遠隔からの拘束、広範囲攻撃もできるキュアハニー、確かに応用範囲が広いです。
殴って殴れてパンチや遠隔からの殴打、目からビーム攻撃しかできないキュアラブリーとは比べ物になりません。
今回のこの要請を、ハニーさんは快諾。これで美味しいロコモコも食べられます。いぇい♪
この「美味しいものを食べられるから」は、実際のところ、あまり深刻にならないようにあえて茶化して言ってるんだろうなと思います。
まぁ本心でもあるのでしょうけれど。この辺のバランス感覚が、ハニーさんの偉いところ。
一連の話を聞き、せっかくなので姫さんらも同行することに。
ハピネスチーム、ついに他国への軍事派遣です。
正直なところ戦闘能力に不安は残りますが、瞬間移動能力を持つチームが活発に動き出したのは戦略面での大きな変化。
やってきたハワイの地、しかしながらそこは南極の如く凍り付いていました。
ハワイのプリキュア「アロ~ハプリキュア」さんが負けまくってるからだそうです。
残念ですね。せっかく水着も持ってきたのに。持ってきたのに。持ってきたのに。
アロ~ハさんは由緒正しい「ふたり」体制。
姉妹で性格真逆の組み合わせだそうで。これは仲悪そうですね。
なるほど、今回はハピネス第28話であると同時に、アロ~ハ第8話なのか。
敵さんが見ている前でも、ハピネスさんが見ている前でも、アロ~ハさんは揉めに揉める。
醜くく殴り合うその姿は目も覆わんばかり。嗚呼これが、敗戦続きで玩具も売れないプリキュアの末路なのね…。
そこに大森さんは優しく手を差し出しました。特製のお弁当と共に。
何はともあれ美味しいものを食べれば、気持ちは和らぐ。
何やかやでアロ~ハ姉妹も和解なさり、敵幹部を一時撃退するのに成功しました。
大森さんの真の仕事はこういう仲裁活動なんじゃないかな。
年頃の娘さんがいきなり前線に送り込まれたら、精神不安定になって同士討ち始めるのもむべなるかな。
単なる戦力追加よりも、士気高揚・和気藹々の方が大事です。うん、鈍感な愛乃さんらに救援話がいかなかったわけだ。
…ところで、「この戦いの原因を作ったのは、そこにいるキュアプリンセスだ」とアロ~ハさんは認識していたのでしょうか。
姫さんも呑気にフラダンス踊ってる場合じゃありません。
世界各国への援軍業務は、同時に世界各国への謝罪行脚でもあります。頑張れ、姫さん。多分、素知らぬ顔して黙ってたんだろうけど。
サンセットさんは吉田仁美さん、ウェーブさんは仲谷明香さんがご担当。
ゲスト出演にしていきなりのプリキュア化。一昔前には考えられなかった偉業です。
演技も特に違和感なく、言われなければゲスト出演と気がつかない…というか、まぁそもそも本職が役者や声優な方ですし。
なんか凄い時代ですね。
【今週のプリキュア10周年】
来海さんも劇外のエピソードは多い。「昔、生徒会長に告白した」とか。
人知れず色々と経験し、人知れず色々と成長なさり、人知れず周囲を助け、でも表面的には軽く振る舞うところは、今作の大森さんに通じるかなと。
姫さんよりも大森さんの方が、来海さんには近いと思うんですよ。
もっともそれ以前に、全編に流れる「夏休みスペシャル」的ノリ自体が、マリンさん的だったかなとも。
【今年の敵】
敵幹部がちゃんと新キャラなのが丁寧で良いと思う。
いわゆるいつもの「三幹部」だけでなく、他にも大勢いるんですよね。
幻影帝国さんの強大さが良く分かる。
あとメルシーさんの今日の一言はなかなかに重い。
メルシーさん:
「私ひとりの力じゃ…」
仲間は既に倒され、孤軍奮闘状態なんでしょうか…。切ないです。
元々ずっと一人だった可能性もありますが、それはそれで辛いですね。どうしてパリ娘はたちあがってくれないの…。
マリンさん:
「キュアマリン登場!」
「プリキュア10周年だって!」
「みんなのおかげだよっ」
「これからも、よろしくっしゅ!!」
超絶優良プリキュア。今やプリキュアさんは「マリン」か「非マリン」かで分けられると言っても過言ではない。
ギャグからシリアスまで異様な適性で担当でき、プライベート技能から戦闘スキルまで異常なスペックを誇ります。
それなのに「最強」では決してない(例えば「誰か一人プリキュアを選んで一緒に戦え」と言われたらマリンさんは選択しない)あたりのバランスが、また凄い。
どこの誰と組ませても、意外とメインキャラを食わないんですよ、この方は。
パリでステージを開催したこともある超実力者。
実際のところ、あのステージがどんな経緯で開かれたものかは分かりませんが(母の店舗CMの一環で、幕間の小ステージを余興として貸してもらえたとか?)、何にせよかなりのものであることは間違いありません。
中学生にしてパリに長期滞在してステージ発表したとか、ある意味「模試で1位」よりも優秀ですよ。
表面的に軽いノリなので忘れがちですけど、お家はかなりのハイソなご家族。
世界的カメラマンの父に、元・世界的モデルで現在はショップオーナーの母、カリスマモデルの姉…。
あの来海さんが心をしおれさせてデザトリアン化したのも無理ありませんし、彼女の一見、軽薄な言動は一種の反抗期なんじゃないかなとも思います。
家族へのコンプレックスを昇華し、デザイナーとしての道を進み始めたのは、かなりの意識改革だったはず。
劇中では、花咲さんが来海さんの影響でチェンジしたことの方が強調されていますが、来海さんも同等以上にチェンジしてるんですよね。
序盤も序盤でデザトリアン化し、花咲さんに救ってもらったことを、ご本人はかなり感謝してるはず。
数年後、多少性格が落ち着いて成長なされた暁には、恐ろしいまでのハイスペックになることは間違いない。
周囲の男子は今の内に接近しとかないとダメですよ。花咲さんに群がってる場合じゃなくて!
■ハピネスチャージプリキュア! 第28話「ハワイ上陸!アロ~ハプリキュア登場!」
気が付いたら、ハニーさんが世界のハニーさんになっていました。
各国を回り、劣勢のプリキュアさんの救援活動を行っていたそうです。
かなりの重大任務ですね。戦争は練馬だけで行われているのではない。
その評判を聞きつけたか、ハワイから援軍要請が来ました。
唄って癒せてテレポートや遠隔からの拘束、広範囲攻撃もできるキュアハニー、確かに応用範囲が広いです。
殴って殴れてパンチや遠隔からの殴打、目からビーム攻撃しかできないキュアラブリーとは比べ物になりません。
今回のこの要請を、ハニーさんは快諾。これで美味しいロコモコも食べられます。いぇい♪
この「美味しいものを食べられるから」は、実際のところ、あまり深刻にならないようにあえて茶化して言ってるんだろうなと思います。
まぁ本心でもあるのでしょうけれど。この辺のバランス感覚が、ハニーさんの偉いところ。
一連の話を聞き、せっかくなので姫さんらも同行することに。
ハピネスチーム、ついに他国への軍事派遣です。
正直なところ戦闘能力に不安は残りますが、瞬間移動能力を持つチームが活発に動き出したのは戦略面での大きな変化。
やってきたハワイの地、しかしながらそこは南極の如く凍り付いていました。
ハワイのプリキュア「アロ~ハプリキュア」さんが負けまくってるからだそうです。
残念ですね。せっかく水着も持ってきたのに。持ってきたのに。持ってきたのに。
アロ~ハさんは由緒正しい「ふたり」体制。
姉妹で性格真逆の組み合わせだそうで。これは仲悪そうですね。
なるほど、今回はハピネス第28話であると同時に、アロ~ハ第8話なのか。
敵さんが見ている前でも、ハピネスさんが見ている前でも、アロ~ハさんは揉めに揉める。
醜くく殴り合うその姿は目も覆わんばかり。嗚呼これが、敗戦続きで玩具も売れないプリキュアの末路なのね…。
そこに大森さんは優しく手を差し出しました。特製のお弁当と共に。
何はともあれ美味しいものを食べれば、気持ちは和らぐ。
何やかやでアロ~ハ姉妹も和解なさり、敵幹部を一時撃退するのに成功しました。
大森さんの真の仕事はこういう仲裁活動なんじゃないかな。
年頃の娘さんがいきなり前線に送り込まれたら、精神不安定になって同士討ち始めるのもむべなるかな。
単なる戦力追加よりも、士気高揚・和気藹々の方が大事です。うん、鈍感な愛乃さんらに救援話がいかなかったわけだ。
…ところで、「この戦いの原因を作ったのは、そこにいるキュアプリンセスだ」とアロ~ハさんは認識していたのでしょうか。
姫さんも呑気にフラダンス踊ってる場合じゃありません。
世界各国への援軍業務は、同時に世界各国への謝罪行脚でもあります。頑張れ、姫さん。多分、素知らぬ顔して黙ってたんだろうけど。
(左画像)ハピネスチャージプリキュア!ボーカルアルバム1 (右画像)プリキュアオールスターズ 10thアート&チャーム vol.1 キュアマリン Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis |
サンセットさんは吉田仁美さん、ウェーブさんは仲谷明香さんがご担当。
ゲスト出演にしていきなりのプリキュア化。一昔前には考えられなかった偉業です。
演技も特に違和感なく、言われなければゲスト出演と気がつかない…というか、まぁそもそも本職が役者や声優な方ですし。
なんか凄い時代ですね。
【今週のプリキュア10周年】
来海さんも劇外のエピソードは多い。「昔、生徒会長に告白した」とか。
人知れず色々と経験し、人知れず色々と成長なさり、人知れず周囲を助け、でも表面的には軽く振る舞うところは、今作の大森さんに通じるかなと。
姫さんよりも大森さんの方が、来海さんには近いと思うんですよ。
もっともそれ以前に、全編に流れる「夏休みスペシャル」的ノリ自体が、マリンさん的だったかなとも。
【今年の敵】
敵幹部がちゃんと新キャラなのが丁寧で良いと思う。
いわゆるいつもの「三幹部」だけでなく、他にも大勢いるんですよね。
幻影帝国さんの強大さが良く分かる。
あとメルシーさんの今日の一言はなかなかに重い。
メルシーさん:
「私ひとりの力じゃ…」
仲間は既に倒され、孤軍奮闘状態なんでしょうか…。切ないです。
元々ずっと一人だった可能性もありますが、それはそれで辛いですね。どうしてパリ娘はたちあがってくれないの…。