穴にハマったアリスたち

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「episode10:海のちから」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年8月号)感想

2022年07月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode10:海のちから」(なかよし2022年8月号)


なかよし 2022年8月号 [2022年7月1日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

ついに、るきあ+5人のマーメイドが揃った!

…と感動のシーンから始まった今回。感動と共に、相も変わらず不可解さに拍車がかかります。

・「ついに」と言ったものの、別に全員集合しなきゃいけない特段の理由はないです。前作と違い捕まってもいないので、集合にあたって障害もない。
・るきあさん的には初対面の方が2匹ほどいらっしゃいます。あのお姉さん、誰?
・母るちあさんがいません。いない理由は読者は知っていますが、るきあさんとしては気にならなかったんだろうか。
・肩書が全員「〇〇海のマーメイド」。マーメイドプリンセスではない…のか?

そしてマーメイドが揃ったのを見て、謎の影が不敵に笑いながら姿を現しました。星羅です。

星羅:
「…ほんとあまいんだね」
「またそんなきれいごとばかりいってるの?ばっかじゃない?」
「そんなだから6人そろっても海の平和を守れないんだよ」

完全にグレていらっしゃった。
何せ、何がどう甘いのかよく分かりません。
彼女の言う「そんなきれいごと」とは、直前の「わたしたちがついているから もうだいじょうぶだよ」のことだと思うのですが、この発言は「綺麗ごと」とは言わないような…?「るきあさんが実は敵」とかでない限り。

「6人そろっても」ももはや言いがかりです。昨日今日目覚めたばかりのるきあさんに何を期待してるのか分かりませんし、そもそも7人目のあなたが敵対しているのが致命的な問題なのでは…。

波音:
「あのピュアだった星羅はどこへいったの!?」

まぁ原因は明らかですけどね…。

 

 

お姉さま方に弄ばれたせいで、こんなに歪んでしまった。
まぁ故国は壊滅してるし、各国からは白い目で見られてたんでしょうし、やさぐれても仕方ありません。
「わたしたちが付いているから大丈夫」なんて言われても、トロピカルフルーツサンデーな日々を思い返すと「綺麗ごとを抜かすな」とも言いたくなります。あんたらが付いてるから厄介なんだ。

こうしてピュアピュアだった星羅は「恋なんて知らない!くだらない!」とか何とか、かつてのマリアみたいなこと言いながら急襲。
お姉さま方をものともせず、るきあさんの真珠を奪取しました。本当につくづくお姉さま方は役に立たない…。

が、その時。突如光が満ち満ちると、神々しい何かがご降臨なされた。

アクア・レジーナ様:
「…あきらめないでプリンセスるきあたち」
「あなたたちのあきらめないココロこそが」
「このわたしを呼びさますのです」

アクア・レジーナ様!!というか、るちあさんですね。漫画版の最終設定は生きていたようで。
るきあさんのテンションの持って行き所の困惑具合が面白い。「諦めない心」がどうのも何も、ぶっちゃけ諦めモードでしたし。
「呼び覚ますのです…!」ともおっしゃってますけど、るちあさん、ずっと傍にいましたよね。。せっせとお着替えなさってたんでしょうか。
私たちが知らないだけで、先代のアクア・レジーナ様も普段は普通にのほほんと生活していて、呼ばれた時だけ慌てて馳せ参じてたのかしら。

「マメプリ7人揃うと召喚される」という意味では、一応は条件を満たしていますが、だとすると波音たちはマメプリなのか何なのか。

今回、お話がかなり動いた気はするのですが、よくよく考えて見ると第三勢力・星羅が現れただけのような気がしてきた。
彼女は何かから力を得ているとのことなので、ローランかナムの配下?なんでしょうか。
単体でミケルを追い込んでいた娘さんですから、正直いってわざわざ力をもらわなくても、ローランぐらいは薙ぎ払えそうに思えるのですが…。

星羅は「海の平和」を旗印にしてはいるので、沙羅とは状況が違うっぽい。

前作第1期は、海の底に追いやられた深海魚の復讐のお話でした。「追いやられた」とはいえ、深海に適応しているので今更戻っては来れない。だけどどうしようもない孤独がある。そんな戦い。

ローランの事情はさっぱり分からない。描写を見るに何か楽しくやっていて、純粋に覇権狙いに見える。
「海の平和」をキーワードにして星羅が肩入れする状況とは思えません。イズールとも連携していないようだし。

だとするとナム側なんでしょうか。ナムはローラン以上に何を考えてるんだか分かりません。
なんでこう謎ばっかりが無尽蔵に拡大していくんだ…!

いくらお姉さま方が頼りにならないとはいえ、わざわざ諍いを起こすのも不可解です。トロピカルフルーツサンデーの恨みは深いのか。あいつらがいるから海の平和が乱れるんだ…!いまいち反論できないのが辛い。

あの5人が現役マメプリかも頑なに秘匿されたまま。案外、新しい若いマメプリたち(るきあ除く)で徒党を組んでたりしないかしら。
ピュアピュアな新生マメプリ VS 旧マメプリの戦い。見たい。

あとすっかり忘れてましたけど、前回ラストで戦闘になったイズールは、即座に瞬殺されていたようです。
マメプリ6匹+星羅+背後にアクアレジーナ様だものな…。オーバーキルにも程がある。

【お魚】
星羅:
「るきあ…あなた恋と海どっちが大事なのよ?」
「プリンセスやめて ただのお魚にもどったら!?」

いいですね、この啖呵の切り方。ただのお魚に戻れ!
波音やココの反応を見るに、マーメイド的にはかなりの侮蔑表現のようです。ヒトでいえばサル呼ばわりみたいなものか?
以前ローランが「ホーラやっぱりお魚だった」と言っていたのは、るきあさんを舐めてかかった侮辱だったのか。

ただ肝心のるきあさん的には、種自認はヒトでしょうからいまいち刺さってないような。
魚に戻れと言われても、私ヒトなんだけど…。

【追記】
「星羅」の漢字をずっと間違って表記していました…!
指摘してくださった方、ありがとうございました。

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