■(第21話)デリシャスパーティ♡プリキュア「この味を守りたい…!らんの和菓子大作戦」感想
(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第21話より)
らんらんがご贔屓にしている和菓子屋さんが今月末で閉店することになりました。
近くにデカい店舗が多数できて客を取られそうだかららしい…と邪推し、早速キュアスタや学校で宣伝に励むことに。
しかしながら生徒会長さんや 芙羽様は及び腰。奇しくも大企業の娘ふたりと、らんらんの反応が対称的です。
らんらんの場合、ゼロから盛り上げることしか経験しておらず「高齢で勇退」は思い浮かばないのかも。
それよりも「閉店」と「大店舗との競争」は肌身に感じてリアリティがあるんだろうな。明日は我が身だしな。
残る和実さんはといえば、相も変わらずボンヤリとモグモグしているばかり。この子もはや、食事をさせればおばあちゃんの明言を語りだす装置と化してる気がする。ほとんどイタコ。あと、とりあえず敵に振り回されて攪拌される係。
ここまで独立機能しない主人公格は今までにいなかったような。何か意図した役割なんだろうか。
孤軍奮闘するらんらんでしたが、和菓子屋さんは案の定というか高齢や後継者の問題だったようで、閉店は変わらず。仕入れとか清算作業とかにも入っているでしょうし。
創業60年の店舗が消えるのは寂しくても、ここで皆が食べた思い出は残っていく。それがキュアスタのような形で目に見えるのも素敵な時代になったと思う。
「形としては消えるが残っていく」のは、食べ物そのものも同じ。食べればなくなる。しかし心身の栄養になって、明日の私たちを作っていく。
おばあちゃんの言葉然り。おばあちゃん自身は今はいなくとも、和実さんを形作っている。
ラストシーンは誰もいない店舗を寂しくも満足気に見つめる店主さん。
店主視点でいえば、なくなったのはお客さん。もうお客さんは来ない。でもお客さんが来てくれて喜んでくれた思い出は残っている。
無理に客を残すことに拘るより。この思い出を胸に明日に進む。
次回はブラぺ回です。自身のルーツもまた、今の自分を形作るもの。
「レシピ(過去の人々が残した思い出)」から、こういう形にストーリーを膨らませるの凄いな。
(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第21話より)
らんらんがご贔屓にしている和菓子屋さんが今月末で閉店することになりました。
近くにデカい店舗が多数できて客を取られそうだかららしい…と邪推し、早速キュアスタや学校で宣伝に励むことに。
しかしながら生徒会長さんや 芙羽様は及び腰。奇しくも大企業の娘ふたりと、らんらんの反応が対称的です。
らんらんの場合、ゼロから盛り上げることしか経験しておらず「高齢で勇退」は思い浮かばないのかも。
それよりも「閉店」と「大店舗との競争」は肌身に感じてリアリティがあるんだろうな。明日は我が身だしな。
残る和実さんはといえば、相も変わらずボンヤリとモグモグしているばかり。この子もはや、食事をさせればおばあちゃんの明言を語りだす装置と化してる気がする。ほとんどイタコ。あと、とりあえず敵に振り回されて攪拌される係。
ここまで独立機能しない主人公格は今までにいなかったような。何か意図した役割なんだろうか。
孤軍奮闘するらんらんでしたが、和菓子屋さんは案の定というか高齢や後継者の問題だったようで、閉店は変わらず。仕入れとか清算作業とかにも入っているでしょうし。
創業60年の店舗が消えるのは寂しくても、ここで皆が食べた思い出は残っていく。それがキュアスタのような形で目に見えるのも素敵な時代になったと思う。
「形としては消えるが残っていく」のは、食べ物そのものも同じ。食べればなくなる。しかし心身の栄養になって、明日の私たちを作っていく。
おばあちゃんの言葉然り。おばあちゃん自身は今はいなくとも、和実さんを形作っている。
ラストシーンは誰もいない店舗を寂しくも満足気に見つめる店主さん。
店主視点でいえば、なくなったのはお客さん。もうお客さんは来ない。でもお客さんが来てくれて喜んでくれた思い出は残っている。
無理に客を残すことに拘るより。この思い出を胸に明日に進む。
次回はブラぺ回です。自身のルーツもまた、今の自分を形作るもの。
「レシピ(過去の人々が残した思い出)」から、こういう形にストーリーを膨らませるの凄いな。