穴にハマったアリスたち

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(第18話)デリシャスパーティ♡プリキュア「わたし、パフェになりたい!輝け!キュアフィナーレ!」感想

2022年07月10日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第18話)デリシャスパーティ♡プリキュア「わたし、パフェになりたい!輝け!キュアフィナーレ!」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第18話より)

元ジェントルーの会長さんの負った心の傷はいまだ深く。4人目に勧誘されても頑なに拒絶なされました。
ブンドル団の内部情報を暴露するとか、閉店した方々に補償するとか、できる償いは多数ありそうに思えるのですが、まだそんな段階ではなかったらしい。
いや、その辺のことは既にやっていて、だからこそプリキュアよりもそういった償いを優先したとか?

和実さんらもかける言葉がなく。仕方がない、4人目は諦めよう…。
そんなムードだったのに、何を血迷ったかナルシストルーは会長さん家を襲撃した挙句、彼女を人質として戦闘に巻き込みました。余計なことをしなければ後の惨劇は防げたのに…。
合体ウバウゾー+人質作戦は確かに強力ですが、民間人を戦闘員に仕立てていた彼らなのに、プリキュアになって襲ってくる可能性をなぜ考えなかったのか。

和実さん曰く。「おばあちゃんが言っていた。明日を作るのは今日のごはん」。
春映画がなかったこともあり、デパプリさんの方向性が今一つ飲み込めていないのですが、主題歌の歌詞などからも「数多の経験を栄養にして未来を生きよう」に思えます。
人間同士の多様性についても同目線で、色々な人間(栄養)があるから良くなるとか、色々な人間(栄養)と関わり合うから良くなるとか。

従来シリーズと比べた特色としては、今作では過去やルーツが盛んに扱われています。おばあちゃんの格言しかり、拓海くんの過去とか、ちゅるりんさんに至った経緯とか。
その点でいえば、芙羽様の一人飯も「父母と食べられるようになってめでたしめでたし」ではなく、この経験を何かに昇華する展開がありそうです。
過去の様々があったから今の自分がある。今の自分が様々なことを経験するから、未来がある。
来年がプリキュア20周年ですから、直前のシリーズで扱うテーマとしてもしっくりきます。

ただ会長さん、「フィナーレ」なんですよね。「食卓の最後を飾るのは私だ」とか、格好いいんだか何だか微妙な名乗りをされています。これで5人目のキュアコーヒーとかキュア締めのラーメンとか出てきたらやるせないです。
プリキュアさんは永遠不変・未来永劫ではなく、終わりと始まりの繰りかえしですから「終わり」の名を冠してもおかしくはないですが、プリキュア的にはちょっと珍しいかも。未来に言及があって変身の流れですし。これも何かの仕込みなのかしら。

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