イノシシ、田んぼ来るってよ

こんにちは、妻の美由紀です。

どこかの映画タイトルのような感じで書き始めてみましたが…
これは、重大事件なのです！

光男の米では、18haほど米作りをしておりますので、
様々な環境の田んぼがあるわけです。

そして今回は、その中でも「山の田んぼ」のお話です。


光男さん、愛用の軽トラにロールをいっぱい積んでいます。
うっそうとした谷を見下ろし電話中。


ロールを広げ始めましたよ。


あれっ？また電話。
忙しいですね～！


ようやく作業再開！


丁寧に杭打ちしていきます。

実はこの作業、「イノシシ対策」です。
タイトルにしましたが、今年は「イノシシ、来るってよ。」と警告がきております。

2方向から、山を越えてイノシシたちが移動してきているとのこと。
あれ？これもどこかの映画で観たような。
そうそう、「もののけ姫」。


光男さん、説明しています。
私に。


つまり、電気柵を張りめぐらすのです。


明日、明後日の土日に、このポールに電気の線を取り付ける予定です。

もちろん、光男さん一人の力ではここまでの対策をとることはできません。
この辺りの地域の方々と共に「イノシシ対策」を図ります。

とはいえ、自分の田んぼのまわりは、各自の責任で管理しなくてはなりません。



電気柵に雑草が伸びていくと、アースしてしまいます。
なので、雑草をおさえるメッシュ状の専用シートを設置しています。



この山の圃場は自宅から遠いため、目が届くとは言えません。
駆けつけるにも時間がかかってしまいます。
なので、できるだけ雑草で地域の皆様に迷惑をかけないよう
この対策を施しているのです。



電気柵も広大な範囲なら、うちの除草対策も広大な範囲に及んでおります！
金額もかなりかかりました…。


今までは、イノシシの被害はありませんでしたが、
イノシシの移動に合わせ取らなければならない大切な対策です。

イノシシは、いったん入ると重大な被害をもたらします。
農産物検査が通らないお米になってしまうのです。
田んぼを荒らすだけでなく、匂いがついてしまうのです。
そして、その匂いでさらに仲間を呼ぶと聞きました。



この大切な稲たちを守る！
電気柵を張り巡らして、イノシシには諦めてもらうのです！

それぞれの環境や地域に応じたやり方で
「光男の米」を守っております！