走る方は全く問題なく、前から車と交互に通勤で使いたかったのですが、夜間ヘッドライトが点かなければ困るのでこちらも全く動かせない状態でした。
やっと時間も出来たので灯火系回路を見直すことに。
ヘッドライトが付かなくなったのは灯火系のバッテリーからの電源供給をやめたあたりからで、冬にガレージを移動するその移動中に気が付きました。もう半年も放置だったわけです。
モンキーRのヘッドライトは生意気にもHIDなのですが、一昨年、アイドリング時の電圧低下でHIDがちらついたり点かなくなったりという頻繁なON/OFFがHIDに悪いのではないかと思い、アイドリング時にも電圧が安定するバッテリーからの電源供給に変えてみました。が、やはりバッテリーからの電源供給では充電系統へ行く発電量に比して消費電力が多いようで、バッテリーがフルの状態から約30分も走行すると電圧が9Vを切るという始末で使い物になりませんでした。
コイルの変更も考えましたが、それも面倒。まあ元々スクーター用という事もあってアイドリング時の電圧低下やそれによるチラツキは見込んであるだろう(大丈夫か?サンテカ)という事で、回路を元の回路に戻したのですがその頃から作動しなくなっていました。
ひょっとしてHIDのバルブの破損か?と思っていたのですが、バッテリー回路につなぐと普通に点灯しました。
と言う事でこれは灯火系の回路のどこかが断線しているのだろうとテスターで導通をあたっていくと、案の定途中で断線していました。配線の接続部分だったのですが、ギボシが使えない箇所で接続用の端子を使っていたのですが、これの接触が悪かったようです。再度接続しなおしてチェックしたところ問題なさそう。
久々にエンジンをかけたのですが、珍しくキック3~4回で始動。HIDも問題なく点灯しています。
家の近所をぐるっと一回りしてきたのですが、調子はグぅ~~!
これで通勤にも使えそうです♪
・・・しかしこうして記事を書いていて気がついたのですが、当時の私は単相ジェネレーターでもCB72のような全波整流回路とモンキー・カブ系のような半波整流回路があることに気がついていなかったのですが、よくよく考えるとこの充電系の出力が足りない、コイルを有効に使えていないモンキーRの半波整流回路。全波整流回路に変えてしまえばそれだけで使える電力が上がるよな~と。
CB72をやって単相の全波整流回路が身近なものとなった結果の発想の転換ですが。
今のコイルを全波整流用に巻きなおせばよいのか、ソレ用を流用したらよいのか。点火系が直流回路にならないように気をつけて流用元を探すのも手ですね。
今の新型インジェクションカブなんかはどんな回路になってるのかな~・・・。