21日(水)、同窓生5人で上野の「すしざんまい」で昼食後、「東京国立博物館」・平成館の特別展《京都・大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ》を観に行きました。「大報恩寺」は鎌倉時代初期に開創された真言宗智山派の寺院で国宝に指定されています。本堂を造営する際、大工の棟梁を助けた上に命を絶った妻の「おかめ」の伝説があります。それに因んで節分には「おかめ」が鬼を追う儀式があります。また、本堂の柱には「応仁の乱」の時の傷跡が沢山残っているそうです。
「快慶」の弟子「行快」作の本尊の「釈迦如来坐像」(下段中央)。 「快慶」作の「十代弟子立像」<釈迦の10人の弟子を現わした物>は見応えがありました。弟子達の顔は個性があり、衣の表現もリアルで存在感がありました(下段左右)。 「運慶」の弟子「定慶」作の重要文化財「六観音菩薩像」は10月30日からは「光背」を外した形で展示してありました。普段は観る事の出来ない背中も観る事が出来ました(上段)。 「聖観音菩立像」だけ撮影が可能となっていました。
この日は第3水曜日のシルバーデーだったので、東京都美術館の《ムンク展》-共鳴する魂の叫び-を観に行きました。やはり、40分待ちで混んでいました。100%「ムンク」の作品で、約100点は見応えがありました。【叫び】の絵の前だけ別の列が出来ていました。「ムンク」は【叫び】が有名ですが、自画像や肖像画・風景画も沢山残しています。個人的には【太陽】・【星月夜】・【失踪する馬】が気に入りました。
日比谷線で上野駅から六本木駅まで行き、《東京ミッドタウン》のイルミネーションを観に行きました。ガレリアの中のツリーを見てから、「スターライトガーデン」に行きました。点灯までの時間があったので、スーパーで買ったコーヒーをウッド・テラスで飲みながら過ごしました。風もなく暖かかったので、気持ちが良かったです。満月ではありませんでしたが、月が綺麗でした。
「慶派」がそろい踏み
光背が外してあります / 「トーハクくん」と「ユリノキちゃん」<画面左にユリノキが見えます>
左上に月が、右には東京タワーが・・・ / ガレリアブリッジの上からの眺め
最新の画像[もっと見る]
「展覧会」カテゴリの最新記事
《 明治大学と山の上ホテル 》 -パネル展より-
《 寄席文字作品展『寅さん語録』 》 ~観る・読む・笑う・和む~
《 伊藤哲作品展 》 -江戸琳派雅号「雨華庵」継承-
《 連続テレビ小説「虎に翼」展とゆかりの地 》 -御茶ノ水界隈にて-
《 第7回飛行機模型展 in NARITA 》-成田生涯学習市民ギャラリーにて-
《 関東の山車人形と成田祇園祭展 》 -成田スカイタウンギャラリーにて-
《 春の花便り④ 》 -水彩画展より-
《 服部正一郎先生 没後30年記念回顧展 》 -成田山新勝寺にて-
《 春の花便り③ 》 -2つの写真展と絵画展より-
《 元陽会 千葉支部展 》と《 第42回 青樹会展 》 -2つの展覧会-
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます