サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《 秋の花便り 》 -成田観光館にて-

2021年09月28日 | 動植物

成田市の観光情報を紹介する「成田観光館」の入口前にある「ポケットパーク」は、イベント等がある時は特設舞台として使用されています。普段は休憩する場所としてベンチが置かれていました。でも、コロナ禍の今、ベンチは撤去されてしまいました。空いたスペースに南国の観葉植物の鉢が並べられていました。パイナップル科の「グズマニア」、サトイモ科の「スパティフィラム」と「アンスリウム」等。

少し前の話になりますが、8月19日(木)は風が強い日でした。「ヤママユガ」(山繭蛾)が風にあおられながら、駅のホームの点字ブロックの継ぎ目にしがみ付いていました。15cm 位の大きな蛾でした。

「ヤママユガ」は蛾の中ではポピュラーな種類です。成虫は色の個体差が大きいそうです。私が見たのは綺麗な灰褐色でしたが、赤が強い個体・黄色が強い個体・緑っぽい個体等、同じ種類に見えないくらい違いがあります。 淡黒色の細帯模様や前翅と後翅の眼状紋が特徴になっています。幼虫はクヌギの葉等を食べ、繭を作ります。「天蚕」(てんさん)と呼ばれて糸も取れます。それに対して「養蚕」のカイコは「家蚕」(かさん)とも呼ばれています。

グズマニア  /  スパティフィラム  /  アンスリウム

ヤママユガ(山繭蛾)のオス  -オスは触角が葉脈状になっています-

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