成田市の観光情報を紹介する「成田観光館」の入口前にある「ポケットパーク」は、イベント等がある時は特設舞台として使用されています。普段は休憩する場所としてベンチが置かれていました。でも、コロナ禍の今、ベンチは撤去されてしまいました。空いたスペースに南国の観葉植物の鉢が並べられていました。パイナップル科の「グズマニア」、サトイモ科の「スパティフィラム」と「アンスリウム」等。
少し前の話になりますが、8月19日(木)は風が強い日でした。「ヤママユガ」(山繭蛾)が風にあおられながら、駅のホームの点字ブロックの継ぎ目にしがみ付いていました。15cm 位の大きな蛾でした。
「ヤママユガ」は蛾の中ではポピュラーな種類です。成虫は色の個体差が大きいそうです。私が見たのは綺麗な灰褐色でしたが、赤が強い個体・黄色が強い個体・緑っぽい個体等、同じ種類に見えないくらい違いがあります。 淡黒色の細帯模様や前翅と後翅の眼状紋が特徴になっています。幼虫はクヌギの葉等を食べ、繭を作ります。「天蚕」(てんさん)と呼ばれて糸も取れます。それに対して「養蚕」のカイコは「家蚕」(かさん)とも呼ばれています。
グズマニア / スパティフィラム / アンスリウム
ヤママユガ(山繭蛾)のオス -オスは触角が葉脈状になっています-
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