ネットオークションで旧タンゴ(平田電機)のチョークコイル2個1セットを落札した。
ちょっと前に買った電源トランスにちょうどいい電流容量。
ま、それはともかく、宅配業者が持ってきた時、箱に破れがあるから、中を確認して欲しいだって。
しかたないから、開封して確認した。
中の箱は無事だった。
中身は大丈夫と回答して受領。
それでも断線していると怖いので、アナログテスターで導通を確認した。
2個とも規格通り150Ω、あぁ、無事だった。
それはよかったんだけどね、導通確認して、テスター棒を離すと、指に電撃が!
それも2個ともあった。
最初、何だかわからなかったけど、コイルの逆起電力だと気が付いた。
印加電圧たかだか3Vなのに、逆起電力の電圧はかなり高い。
電撃からすると100V近いじゃないかな。
充電済みのコンデンサの比じゃない、コンデンサは一瞬だけど、コイルはコンデンサに比べると長い。
身を以てコイルの逆起電力を体験しちゃったぁ。
でもね、これで平滑回路におけるチョークコイルの意義がよく分かったよ。
某氏の推奨するFETによるリップルフィルタは一見アクティブだけど、実のところエネルギーを供給していない、信号を止める能力が無いと平滑回路としての機能がほとんど無い。(リップルがなくなるだけでは意味は無い)
チョークコイルはリップルはなくなる、エネルギーを供給する、信号を止めると一つの部品で三役。
そこまで言及している雑誌記事無いから、不勉強な人には理解できないだろうけどね。
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