静岡の
駿府博物館で紫舟(ししゅう)展、藤枝の
藤枝市郷土博物館でからくり展があるので、静岡へ行く予定。
木曜の朝刊で清水にある
フェルケール博物館で大好きな蘭字展をやっていることを知ったので、それも見に行くことに。
のCMで静岡市美術館で浮世絵展をやっていることを知ったんだけど、まあ、いいかなとパス。
コースはフェルケール博物館→駿府博物館→お菓子屋→昼食→藤枝市郷土博物館。
お菓子屋が入っていることは突っ込まないように。
フェルケール博物館は9:30開館なので、まあその時分に到着するように行きましょうと、東名で清水まで、そこからはナビ任せ。
それでも5分ぐらい前に到着したけど。
なんか、小牧にある某美術館や長浜にある某博物館と同じような配置。
でも港の博物館なので、アンカー(錨)が置いてある。
ストックレスアンカーはちょっと間抜けに見えるけど。
まあ、ストックがあるアンカーが錨のイメージと言うのはステレオタイプかな
入館して、まず常設展を。
常設展は見るつもりなかったんだけど、せっかく来たんだから見て行こうと。
そうしたら、国際信号旗はあるわ、船の模型はいっぱいあるわ、清水港のジオラマはあるわ、船大工の道具はあるわでテンション上がりまくり。
後2軒回る予定だから、じっくり見なかったけど、かなり面白かったよ。
もう一回行ってもいいぐらいだ。
缶詰記念館と言うのが、建屋の外にあったので、それも見に。
そこは缶詰の展示があって、これがまた面白かったな。
缶詰を展示してある博物館ってここぐらいなものじゃないかな。
某回船問屋系の博物館だからどうしてもその系列の缶詰ラベルが多かったけどね。
とりめしの缶詰が有って懐かしかったし。
本館に戻って、筧有子展を見る。
これがまた素敵な絵で、絵はがきがあれば欲しかったんだけど、残念なことになかった。
で、ようやく本題の蘭字を見に。
蘭字じゃなくて茶箱絵と言うを初めて見た。
蘭字は絵に文字が入っているんだけど、茶箱絵は絵だけ。
と言っても、蘭字から文字を抜いたような感じだけど。
と言うか、茶箱絵が先にあって、蘭字に進化したらしいんだけど。
以前
平野美術館で見た蘭字と違う蘭字なので、新鮮だったね。
それと茶箱が展示してあったんだ。
茶箱と言っても、近頃売っているのとは物が違う。
外側に絵が描いてあるだけじゃなくて、ふたの内側に絵が描いてある。
その絵は富士山を背景に茶摘みをしている、847が見てもエキゾチック。
中東に輸出していたらしく、中東向けの蘭字もあったし、オートバイが書いてある蘭字もあった。
あと、缶詰ラベルも展示してあった。
なかなか楽しめたよ。
蘭字の資料や絵はがきがあったので、お買い上げ。
ここは当たりだったよ。