今日は
掛川市二の丸美術館へ杉山明博氏と光子氏の華やぎの物語展を見に行ってきた。
先週の豊田市美術館で今年は打ち止めと思っていたんだけど、掛川なら近いから行ってもいいかと行っちゃったよ。
明博氏の作品は突板を使用したあかり、檜の突板を曲げた照明器具って言っちゃ身もふたも無いけど。
これがいい感じで、檜の色が透けて、赤っぽい柔らかな光。
それよりいいのが光子氏の絵、色付きとモノクロとあったんだけど、モノクロのがいいな。
たぶんペンで描いているんだろうけど、ちょっと見、エッチングみたく見える。
それほど描き込んでいるんだけど。
色付きはモノクロに比べてボヤッとした感じ、シャープさが足りない。
絵が悪いんじゃなくて、見る人の感覚がモノクロベースだから。
お袋もモノクロがいいと言っていた。
まあ、カッチンモノクロ写真を焼いていた人たちだから、仕方ないんだけど。
で、絵葉書を買ってきた。
絵葉書は5枚セットになっているのが4種類あったんだけど、当然モノクロのを。
それもエッジが立っているちょっときつめの絵が多いのを。
若い時の感覚はそう簡単に抜けるものじゃないね。