会社の旅行(正確には違うが、面倒なので会社の旅行としておこう)で飛騨高山へ行ってきた。
便利になったもので、浜松から高山まで日帰り。
高速道路が通じると早く行けるね(まぁ、小松日帰りを何回かしているからなぁ
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)
まぁ、そんな当たり前の話はおいといて。
休みの日まで会社の連中と付き合うのは好きではないのだが、何せ昼飯が「飛騨牛」
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847は食い物に弱いからねぇ、それに釣られて行ってしまった
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肝心の飛騨牛、昨年行った長浜の近江牛より下
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まぁ、昼飯代にどのくらいつぎ込んだのか知らないけど。
それはともかく、高山へ行くということで、春慶のご飯茶碗でも買ってこようと画策。
いや、別にご飯茶碗でなくて、ぐい飲みや蓋付きの汁椀、はたまた手提げ重(花見中に使えるからね
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)でもよかったんだけどね。
ともかく春慶を買ってきたかった。(実は847は春慶が大好き)
金曜の夜、ネットで調べたのだが今ひとつ店がわからず。
例によって行き当たりばったりコースを選択
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同じところをぐるぐる回って4軒ぐらい見つけた。
ご飯茶碗は1軒しかなかった。
そのご飯茶碗、外側に段があるタイプで、しかも糸底の中が浅い(って言うか、ほとんど糸底の中がない)のでボツ。
観光コースから外れた町中にあった店のものが良かったので、ここはいいぞと思ったが、ご飯茶碗がない
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でも、塗りが良かったので、ほかに無ければここへ戻ってくることに。
他も見たけど、結局ご飯茶碗はなかった。
まぁ、くり物のぐい飲みがあったので、飲んべえ知人への土産として買ったけど
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で、結局先の店に戻って買うことに。
店のあねさんが「塗りと木(もくと読んでくれ、木目のことだ)の気に入ったのを選べばいい。」と5つばかりだしてくれた。
木地がちゃんとくり物だけに値もちょっといいが、今さら木粉(高山では木乾(もっかん)と言うらしい)の漆なんか欲しくないしね。
あねさんに教えてもらって知ったのだが、飛騨春慶は木地が檜だそうだ。
だからちょっとばかり木地が厚くても、かなり軽い。
他の店で欅や栃の塗り物を見て、その誘惑もあったんだけど(木物に弱い
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)
重さ、塗りと木が気に入ったのが2つ、最終チェックのために店の外に持ち出す
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もちろん日の光の元でチェックするためだ。
で、塗りと木のバランスの良いを購入。
あねさん、戻ってきて買ってくれたと言うことで、まけてくれと頼まなくても500円引いてくれた
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使い方(洗い方)を説明してくれるが、「木曽(漆器)のお茶碗、ずっと使っているから、知っているでいいよ。」と断る。
そうしたら、あねさん、「この小僧は」ってびっくりした顔していたよ
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さて、汁椀だから、どうしようかな。
ご飯茶碗にするか、それとも汁椀として使うか、悩むところだ