3月3日(土) 伊吹山
相棒が雪遊びをしたい! というので、伊吹山にやってきた。
山頂まで行けなくても良いから、雪で遊びたいのだそう
駐車場は、1日500円。
ぬかるんでいて、非常に歩きづらい登山道を我慢して登る
今は営業していないゲレンデに出る。
ここからスノーシュー、装着。
青空が広がって気持ちがいい
この辺で雪遊びするつもりだったんだけど。。。
もうちょっと、行ってみたくなるねぇ~
今んとこ、快適~
山頂まで行けそう
う・・・・・・・・・・・、段々と傾斜がきつくなってきたぁ~
しんどいなあ~
お天気が良いのは良いんだけど、とにかく暑い
冷たいスポーツドリンクが1本、空になってしまった
圧倒的にアイゼン装着の方が多いので、その足跡にスノーシューが全く合わない
それを逸れると、あまりの急斜面で、滑ってしまうのだ
私は、スノーシューサイズに削りながら、相棒が登りやすいようにしていく。
(相棒のスノーシューは私のより一回りでかいのだ)
うぉー!
ギャオーーーーー!!
猛獣やったら、そう叫んでる
すぐそこのように見えても、なかなかたどり着けないよぉ~
最後がきついのなんのって・・・
あと、もうちょっと
やっと、やっと、上に着いたー
へとへとなのよぉ~
下を見下ろすと、目もくらむような急斜面
帰り、どうなるんやろ・・・、と不安がよぎる。
着いたど~
一面、真っ白!
小屋が雪に埋まってる。
琵琶湖を眺める。
やったぜ
冬の伊吹山頂は初めてや~
夏は百花繚乱、お花畑なここも、今は広い雪原
うっすらと見える白山を眺めながら、ランチ
あんなに暑かったけど、さすがにここは寒いです。
今日は荷物を軽くするためにパンです。
テルモスに入れてきた珈琲で身体を温める
氷柱が凄い!
霧氷も出来てる。
さてと・・・
お名残り惜しいけど、帰りますかな
だって、帰りが心配やもん
わぁお!
上から見下ろすと、やっぱり、物凄い急斜面
物凄い恐怖で、泣きそうだ
ねぇ~、これって、私、下りれますの???
どうしたらよろしいんやろか~
悲しいかな・・・
こうするしか、手段はなかった
雪質がシャーベット状。
斜め下りするしかないと思ったけど・・・、そうしようとすると、つるんと滑る
どうにもこうにも、進めない。
相棒が逆さ下りして行って、下で待機。
俺が受け止めるから、下りてこ~い! と叫んでる。
とにかく、登って来る人、下りて行く人、よそ様の邪魔にだけはならないようにと慎重に慎重に下りる。
この格好でもスピードが出るので、右手の肘でブレーキをかける。
右手の肘だけが頼りである。
私の後から、私と同じ方法で滑って来られる方もいる。
スキーで滑る人もいる。
とにかく、皆さん難儀されていた。
雪質が締まっていたら・・・、もしかすると、もっと下り易かったのかな?とも思ったりもするが、何分、経験不足は否めない。
2008年、スノーシューで北横に登ったことがあったけど、あの時の方がよっぽど歩き易かったような気がした。
恐るべし冬の伊吹山である。
無事、下りて来られて、ほんとに良かった。
山の神様に感謝である。
恐怖のあとなのに、毎度うれしそうな相棒ちん
スノーシューを外した後の泥んこ道が、とてつもなく長く感じた
駐車場で、ぽつんと私の車が帰りを待っていた。
<コースタイム>
自宅6:15→伊吹山駐車場8:25→登山口8:40→12:30山頂13:15→16:00駐車場(写真がないのではっきりしない。たぶんこれくらいだったと思う)
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今日は汗をかいたので温泉に寄りたかったんだけど。。。
温泉の準備して来なかったぁ~
いつものお蕎麦屋さんで、早い晩御飯。
私は天ぷら蕎麦、相棒は鴨蕎麦で、いずれも黒米のご飯付き。
帰宅後、お風呂に入ってバタンキュー
翌朝まで11時間、寝続けたのでありました
*写真再生 2020/03/13