9月5日(土) 御在所岳 (表登山道 ・ 一の谷登山道)
遠くの山か? 近くの山か? はたまた観光か?
二転三転してなかなか行き先が決まらない
こういう時、たまにあって困ってしまう
結局、困った時の武平峠で
武平峠から御在所岳に登ると決めて鈴鹿スカイラインを上がって行くと、車、車、車で駐車の余地なし
紅葉にはまだ早いのに、この混みよう
登山ブーム、恐るべしである
人気のない表登山道に程近いパーキングだけは空きがあり、そこへ駐車。
表登山道は今年の春、アカヤシオの時期以来である。
表登山道は途中の眺望があまり良くないし見どころも少ないので、人気ないようだ
↑ 増水したら渡れないだろうな・・・。
もっと暑いかと思っていたが、表道は眺望が悪い分、樹林帯を歩くので木陰で涼しいのだ。
夏にはいいかもしれない。
けど、人気はない
山栗が落ちてた。
このお花、名前は分からないが、登山道にたくさん咲いていた。
ススキとおっさん
山頂は寄らず、山上公園でランチ
菰野町のマックスバリューで調達してきたご飯と、家から持参した山芋と大根の赤ジソドレッシング漬け。
写真の他に、オニギリも
水筒に入れてきたアイスコーヒーは、氷も溶けずにキンキンに冷えていておいしかった
山上公園はロープウェイでやってきた観光客と下から登ってきた登山者が半分半分。
サンダルと登山靴。
不思議な光景だ
とにかく、すごく賑わっており、皆さん楽しそうであった
さて。
出足が遅かったので、ほどほどで下山しなくてはならない。
相棒ちんが大黒岩に行ってみようか? と提案。
大黒岩へは一度トライしているが、通り過ぎてしまって未だに行けていない。
山上公園から大黒岩が見えたのだが、相棒が あんなに下ならそのまま一の谷登山道で下山するほうがええな と言う。
私も同じ表登山道で帰るのも嫌だったので賛成
これがげっそりの始まりだった
一の谷登山道へと下る。
大黒岩
大黒岩へは、出会った登山者にお聞きしてやっと来れた。
ひぇ~! こわい
↑ この狭いところを東に進むと四日市の街が一望だ。
ザックが岩にあたって振り落とされるといけないので、ザックはデポして這うように進む
すると先端の岩に、カップルがランチ中。
バーナーも使っておられるし狭い場所なんで、お邪魔するのも気が引けた
せっかく来たのに、ちょっと残念な思い。
また次回やね
また這うように慎重に戻る。
端っこから街を見物。
ロープウェイのお客さんが私たちを見て驚いている。
手を振ってくれる人もいて、こちらも手を振る
鈴鹿の槍・鎌ヶ岳が見える。
大黒岩とさよならして、相棒の提案のまま、一の谷登山道へと戻り下ることにした。
群馬から三重に戻って、初めて御在所岳に登った時のこと。
一の谷登山道から登るつもりが間違えて本谷へと行ってしまい、どえらい目に遭ったことがある
(この日のレポはアップしていません。危険なので・・・。 もう二度とゴメンだ。)
その日は本当は往きに一の谷登山道で上がって、中道で下るつもりだったのだ。
必死でなんとか本谷を登りきり、下りで一の谷登山道を降りた。
一の谷登山道もキツイやん とブーブー文句を言って下りたのをあとから思い出したのだった
本谷の恐怖が強すぎて、一の谷登山道(中級者以上)の怖さをすっかり忘れてしまっていた・・・
こんなはしごや
こんな鎖を使って、急な所ばかり
難所が次々と現れ、気疲れする
肘や足などあちこちでぶつけ、あざだらけ
あーーー、もう嫌や~~~~~~~~~~~!!!
下る、下る、とにかく下る
あとから降りて来られた単独の男性が先で待っていて下さり、道を迷わないかと心配して下さっていた
あまりに遅いからご心配をおかけしてしまったようだ
すみませ~ん
アタシたち万年初心者なもんで、めっちゃ遅いのです
このあと男性が下りて来られた。
このコース、人気がないのか? 初めて人に会った とおっしゃる
あたし達もさっきの親切な男性とこの方だけしか会っていないのだ
見どころ満載な中登山道を歩いてる方が多いのでしょうね
往きも帰りも人気のない登山道を歩く、私たちなのでした
不本意ではありますが
きのこ岩
ここまでに恵比寿岩、鷹見岩など奇岩がある。
やっと着いた・・・
山の家・・・
ところが・・・・・・・・・・・。
もうひとつのげっそりが、私たちを待ちうけていた
山の家から朝停めたパーキングまでは、以前登山者に教えて頂いた道(あとで分かったのだが、表登山道の一部であった)で行くつもりだった。
それなら20分位で着けるはずだ。
ところが・・・、前に歩いた時と反対歩きなので、景色が違って見えてしまった
私が、これ、もしかして鎌ヶ岳に行ってしまわへん? と相棒に聞いたら、
そうかもしれんな もう車道に戻ろ
と言うことで、車道に戻り、ずんずん行けども行けどもパーキングに着かない
結局、山の家から45分もかかってしまった
しかも上りだ
一の谷登山道の下りを加えると、3時間45分もかかったことになる
もう、足はガックガク
げっそりである
車に戻ると17時。
ぽつんと、私の4WDだけが残されていた。
とにかく休みたくて、かっぱ寿司へ。
お腹もぺこぺこなのよ~
食べてる間に、だいぶ疲れが取れた
あんなに疲れてたのにねと、相棒とビックリ
武平峠からちょこっと御在所岳に登るつもりが、こんな大変なことになってしまい、レポを書いてる今も足の筋肉痛がひどい
一の谷登山道、恐るべしである。
事前の充分な下調べが必要だと、改めて実感した今回の山歩きでありました。
<コースタイム>
自宅9:25→(スーパーに寄る)→表登山道道近くのパーキング10:25→表登山道登山口10:46→12:25山上公園13:20→ 一の谷登山道から大黒岩を経由して→山の家16:15→パーキング17:00
御在所岳の登山道はこんなにあります→ 御在所岳オフィシャルサイト より