東宝DVDシリーズの「モスラ」である。
まあ勧善懲悪モノなのであるが、悪役の末路が他の特撮や後年のシリーズらと比べて割とまっとうに「官憲の裁きを受けた」カンジになっている。
怪獣に踏み潰されたり、建物ごと破壊されちゃうよりは、はるかに人間的な末路なんじゃないか。
「いい時代に生きててよかったね」
と悪役のクラークに言ってやりたい気がする。
(この、クラークと大使のロリシカ悪役コンビがなかなかいやらしくて楽しいんだけど、他のロリシカ国の皆さんは信心深く善良なのよね)
そうなのだ、これは「反核映画」ならぬ「平和推進映画」なのだ。
初代ゴジラが反核・反戦映画だとしたら、この「モスラ」は核という武器以前に「国家のエゴ(ロリシカ)」とか「他国の侵略」(インファント島に対する諸国の態度)をやめましょう、そこからみんなが平和になっていくのだ、ということだ。
全編が平和への祈りを貫いている。
なんか後期シリーズや平成ゴジラの殺伐さを観たあとに観ると、牧歌的なまでにのどかだが、大きな戦争がやっと終わり、世界のあちこちで紛争がまだゴタゴタと続いていた時代には、平和の使者・小美人があんなにも輝いていたのだ。
破壊と戦闘のゴジラ映画にゲップが出たら、これを観るべしだ。
まあ勧善懲悪モノなのであるが、悪役の末路が他の特撮や後年のシリーズらと比べて割とまっとうに「官憲の裁きを受けた」カンジになっている。
怪獣に踏み潰されたり、建物ごと破壊されちゃうよりは、はるかに人間的な末路なんじゃないか。
「いい時代に生きててよかったね」
と悪役のクラークに言ってやりたい気がする。
(この、クラークと大使のロリシカ悪役コンビがなかなかいやらしくて楽しいんだけど、他のロリシカ国の皆さんは信心深く善良なのよね)
そうなのだ、これは「反核映画」ならぬ「平和推進映画」なのだ。
初代ゴジラが反核・反戦映画だとしたら、この「モスラ」は核という武器以前に「国家のエゴ(ロリシカ)」とか「他国の侵略」(インファント島に対する諸国の態度)をやめましょう、そこからみんなが平和になっていくのだ、ということだ。
全編が平和への祈りを貫いている。
なんか後期シリーズや平成ゴジラの殺伐さを観たあとに観ると、牧歌的なまでにのどかだが、大きな戦争がやっと終わり、世界のあちこちで紛争がまだゴタゴタと続いていた時代には、平和の使者・小美人があんなにも輝いていたのだ。
破壊と戦闘のゴジラ映画にゲップが出たら、これを観るべしだ。