店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

ウッドハウスにハマっている・・・。

2010-02-19 19:50:34 | 小説・読んだ本
 前に図書館で借りて以来、ウッドハウスものにハマっている。
 まあ、今度はジーヴスものをひたすら読んでいるのだ。
 教養もあって学歴も十分、それなりに立派な紳士だけど(たぶん、オシャレでルックスもいいんだと想像する)お人好しでイマイチ間抜けなバーティが、いつもさんざんな目にあい、ひたすら執事のジーヴスを頼りまくって生きているのが、すごくおかしい。
 まあ、社会問題だの心の闇だの格差だの、そういうものが出てこないぶん、おいらにとってウッドハウス世界は別天地の笑いをくれる癒しの世界なのだ。
 そうだよ、ジーヴスがいたらなんでも解決するんだよ。
 ある意味ウルトラマンより仮面ライダーより頼もしいんだよ。
 なんたって自分で解決できなくても助けてくれるんだもん、他力本願バンザイ!である。
 現実問題に目をつりあげて戦わなくてもいいんだよ、ああ、うらやましすぎるぞバーティ。

 ってことは置いといて、おいらが今気に入っているのは、クロードとユースタスの双子たちである。
 ドナルドとダグラス(トーマスに出てくるアレ)もまっ青なその破壊力で、今後も何かをやらかして、できればふたりの行状録が一冊の本になるぐらいだったらいいのに。
 といってもウッドハウス先生はもうお亡くなりになってるし、そんな本は出ないんだろうけれどね。