店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

店主温泉に行く⑪

2010-02-01 11:55:16 | 温泉
 前記事からの続きである。
 水源の帰りに風呂に行くことになったが、せっかくの日曜日なので普段はあまり行けないちょっと時間のかかる、行ったことのない温泉にゆっくり行こうということになった。
 で、えんえん走り、日奈久温泉まで行った。
 日奈久まで一時間半ぐらい、天気がそんなに良くなかった日のことなので、あまり道路は混雑していなかった。
 八代を過ぎると街の様子がだいぶ違ってきて、建物の数も減ってくる。
 ある建物もいまどきの建物というより、昔ながらの民家が多いし、なんか街のグチャグチャしたコンクリートと金属の世界とは別世界である。
 日奈久の街も、レトロな昭和の香りのする、落ち着いた町並みだった。
 本日は旅館ではなく「ばんぺい湯」という温泉施設に入った。
 ここは家族湯・一般湯・大衆浴場と階別に別れており、一番安い一階の大衆浴場は¥200で楽しめる。
 おいらたちは二階の一般湯に入ったが、ここは露天、室内風呂2、水風呂、サウナがある。全体的に設備は狭めで、駐車場も混雑時は温泉近くとは別の場所に停めなくてはいけないらしいが、とりあえずその日は温泉の後ろの駐車場に停められた。
 温泉付近のみやげ物店などのある道路も狭いところが多いので、なんかあまり大型車でウロウロするには向かない場所だ。

 風呂はそんなに熱めではないので、入りやすい。
 浴槽には特産品の「ばんぺいゆ」というボーリングのボールより少し小さめのグレープフルーツのような果物が丸のままばんばん浮いていて、湯がほんのりと柑橘系のいい香りになっている。
 ぬるめの湯のようだけど湯に保温力のある成分があるのか、風呂からあがってもかなり長いこと体がポカポカと暖かく、夕食で帰りに別の場所でうどんを食べたら、この寒いのに汗が出てくるほどである。
 この湯に入ってからサウナに入ったときも、いつもよりよく汗が出た。
 それと浴槽のわきに飲用の「温泉」もある。
 ためしにちょっと飲んでみたが、ぬるま湯で少し硫黄のようなクセがあるけれど、そんなにクセはきつくないので、なんとか飲めると思う。
 露天の景色は後ろ側の山並みが見えるだけであまりいいとは言えないが、湯じたいはなかなか質がいいと思うので、少人数でゆっくり温まりたい人向きかも。 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿