明日は映画

明日は妻の通院日で、車の運転ができない彼女は片道２時間近くかけてバスで大分市内まで出向きます。普段なら｢気をつけて行ってらっしゃい｣で終わりですが、今回はそれでは済みません。

夏休み真っ最中です。夕方まで、娘が一人きりになります。まだ４年生の女の子を半日一人きりにするのは、あんまり心配です。つい数日前にも地元で女子高生の誘拐未遂事件がありました。といって、病院に連れて行くのは妻の負担が大きいし、大体、妻が主治医に話す内容には育児の悩みが多く含まれます。当然、その中には娘に聞かせられない話だってある訳です。

そこで、僕が夏休みを取って家族３人で大分市内まで行き、妻が病院で診察を受けている間に、娘と僕は映画を見ることにしました。職場には、たまたま｢夏季休暇予定日｣として事前に報告していたし、娘にも夏休み中に｢ポケモン｣か｢エイトレンジャー｣のどちらかを見に行く約束をしていたので、それを果たす良いチャンスだと思ったのです。

妻に病院の予約時間を聞いて新聞で上映時間を確認したら、｢ポケモン｣も｢エイトレンジャー｣も、どちらも丁度いい時間のがあります。
あとは、どちらを見るか決めるだけです。

｢どっちも見たいから、迷う｣と言うので、明日の朝までに決めるよう言って、布団に連れて行きました。

前の職場は７～９月が多忙な時期で、平日は取れるはずの｢夏季休暇｣が全く取れず、土日は疲労でぐったりしているか休日出勤かのどちらかだったので、夏休みにほとんど何もしてやれないことが多かったけど、今の職場は、夏場は割とゆっくりしているので、今までの分も含めて、出来るだけ娘と楽しい時間を共有したいと思います。女の子だから、父親と遊んでくれる時間も、あとわずかしか残っていないだろうから。