斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

原発のコストを考えよう!

2016-01-28 23:35:48 | 福島原発事故
《忘れない。3.11集会》が大島堅一氏を講師に札幌で講演会が
開催されますのでお知らせします。

日時:3月6日(日) 13:30~15:40
場所:札幌教育文化会館(小ホール)
   札幌市中央区北1条西13丁目 011-271-5821
主催:泊原発の廃炉をめざす会(廃炉の会)
参加費 500円(高校生以下は無料)

講師の大島堅一さんは現在立命館大学国際関係学部教授
今年4月から電力の自由化が始まります。
私たちは原発以外の電力を選ぶことができるようになります。
大島先生は〈原発のコストと経済〉について次のようにコメントしています。

「他の電力と比べて安いと言われてきた原発のコスト。
でも本当のコストはいくらになるのか・・・福島での原発事故にかかる莫大な
損害賠償を考えると原発が経済的に成り立たないのはあきらかではないか。
脱原発をすすめることの合理性をコストの面から訴える。」

基調講演につづいて<電力の自由化と私たちの暮らし>についての
クロストークがあります。
司会:川原茂雄(shut泊共同代表)
  ・泊から現地報告   佐藤英行(全国原告団連絡会担当世話人)
  ・核ゴミはどうする? マシオン恵美香(防災・各ゴミ問題担当世話人)
  ・北電から新電力へ  難波 徹基(弁護団副団長)

みなさまのご参加をお待ちしております。
またこの講演会の拡散をお願いします。

「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」

2013-01-11 22:02:38 | 福島原発事故
AFER 全国フェミニスト議員連盟発行のニュースNo75から
原発と女性議員の関係を調査している山口県の女性の報告を
紹介したいと思います。

「六ヶ所放射性廃棄物再処理工場のある青森県下北半島の
1市3町4村の女性議員の比率はわずか1.85%。
福島第1原発30キロ圏内の女性議員比率は、7.56%、特に
福島原発1号機がある大熊町、双葉町は0~1人。この数値から
わかるように、まさに男性偏重政治そのものだ。わたしたち大人は、
このことを知った以上は責任を取らなくてはいけないと力強く
訴えられ、・・・知れば知るほど『男性偏重政治が原発政策に弊害を
もたらしている!』・・・今、我々女性たちがこの男性偏重の流れを
ストップさせなければならない責任を負っている。」

以上の記事を読んで泊原発立地・隣接4か町村、泊村、共和町、
神恵内村、岩内町の女性議員について調べてみました。
岩内町には現在1名の女性議員がおりますが、泊村、共和町、
神恵内村には未だ歴史上一人の女性議員も誕生していないことが
分かりました。

「政策決定の場になぜ女性が必要か」、女性も男性も今また
新たに考えてみる必要があるのではないでしょうか。

官邸前金曜デモに参加

2012-12-09 17:07:24 | 福島原発事故
官邸前金曜日デモに参加しました。

2週間以上も前のことでしたが、このことは記して
おきたいので書くことにします。

11月23日(金)東京御茶ノ水駅に近い明治大学の
アカデミーホールで開催された「脱原発をめざす女たちの会」
終了後、首相官邸前の金曜日デモに参加しました。

この「脱原発をめざす女たちの会」で会場から参加者に
「金曜日デモに参加したことのある方は手を挙げてください。」
と声かけをしたところほぼ全員の手が挙がりました。
脱原発への熱意が伝わってきます。

東京の地理を知らない私のために、会場までこの会に参加した
女性が案内してくれました。
彼女は「原爆詩朗読」をしているとこと。
今日は疲れたのでデモには参加せず帰るとのことでしたが、
経済産業省前のテント村まで案内して下さいました。

国会議事堂前で電車を降りるとにぎやかな音楽の音と叫び声が
聞こえてきましたが、あのひと時の数万人、数十万人の集会とは違い、
それほど多くの人出はありませんでしたが、途中スポット、
スポットで集会があって代わる代わる原発反対のスピーチがつづき、
喚声が上がって周りにたくさんの人垣がありました。

駅からずっと警察官がたくさん出て厳重に警戒態勢を強いている
様子でした。テント村では中に入って、甘酒やお菓子などふるまって
いただきました。テントは少し離れて3つ並んでいるようでしたが、
もう夜の6時を過ぎて暗くて良く見えませんでした。
確か今年9月にテント村が立てられ、原発ゼロを勝ち取るまで頑張る
とのことでした。

小規模のデモがあり、参加しましたが、警察の取り
締まりが厳しくて先頭集団と言い争う場面もあり、一瞬の立ち止まり
(写真を写そうに)も注意、阻止され、一周どころか三分の一周も
できなかったと思います。
ここでも多くの人たちと出会い、脱原発の想いを共有できました。


脱原発をめざす女たちの会

2012-11-29 15:00:10 | 福島原発事故
「脱原発をめざす女たちの会」に参加しました

11月23日(金)東京の明治大学アカデミーホールで
開催された「脱原発をめざす女たちの会」
―こうやって原発を止める―に参加しました。

瀬戸内寂聴さんと香山リカさんのビデオメッセージ、
松田美由紀さんのお話があり、
地球上の全ての生命は原発に握られていること、
子どもたちを守らなければならないと話されました。

鼎談〈私たちはこうやって原発を止める〉では
国際環境NGO満田夏花さんの司会で
国会事故調委員の崎山比早子さん、
参議院議員(民主党)の大河原雅子さん、
参議院議員(社民党党首)福島みずほさんの三人が
話されました。

私たちは「福島から何を学んだのか」、
福島の健康管理調査では40%の人たちに問題が出て
きているが原発との因果関係を認めようとしない、
原発を平和利用の名目で拡大を図っている、
原発を止める、再稼働させない、新設させない、
「核のゴミ」はこれ以上作らせない、
活断層で止める、
脱原発基本法の制定、
2020年までに総ての原発を止める。
一人一人が「原発」をどう考えるか、
命を第一に考え周りに流されないよう
各人が判断基準を持つこと、
ドイツではなぜ脱原発に成功したのか、
政治家に理解させること、
日本にふさわしくないエネルギーである、
脱原発キャラバン、
12月16日の国政選挙で確り選ぶこと、
などが話されました。

つづいて東京都知事候補の宇都宮けんじさんが壇上で
「津波・地震は自然がもたらすもの、原発は人間が
作ったもの必ず止められる、福島原発の電力使用は
都民であり、支援する責務がある」と話されました。

最後に「私たちのとりくみ」と題して
スライドショー「祝島の女たち」(山口県上関町)のDVDがあり、
ステージには全国で脱原発をめざしてしている7人の女性たちが
とりくんでいるさまざまな活動を発表しました。
〈大間・あさこはうす〉の小笠原厚子さん、
〈島根原発反対運動から〉芦原康江さん、
〈福島原発告訴団〉武藤類子さん、
〈浜岡原発本訴の会〉佐野けい子さん、
〈首都圏反原発連合〉Misao Redwolfさん
〈原発のない未来を・中野アクッション〉松井菜穂さん、
〈杉並の運動〉東本久子さん

参加者は600人でした。

終了後多くの方々との出会いがあり、
全国の活動家たちとも直接お話しでき、
脱原発への思いを共有できたことは
大きな成果になりました。