斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコジャポニカ2020

2020-01-31 23:57:07 | 地域活動
日本の文化・伝統をニセコ倉庫群で体験するイベントが2月1日(土)と2日(日)
午後1時から7時まで2日間に渡って開催されます。
午後2時から日本古来の演奏や演舞、伝統芸能などが行われます。
西川流駒詩の会では2時半から日本舞踊を披露します。昨年につづき2回目の
参加で私の日本舞踊の初デビュウーにもなります。
半世紀以上前に着た振袖が思いがけず戻ってきたので、もう一度それを着て
着納めにしたいと思っています。この振袖はこの後洗い張りに出して縫い直して
孫のアイラのために取って置きたいと思っています。まだ6か月の子の未来は
わかりませんが、恐らく私のサイズでは成人式には小さすぎて着れないのでは
と思い12・13歳の頃に着られたらと思っていたところ、今日着付けの先生から
「十三参り」の話を聞きました。調べてみると次のようにありました。

『十三参り』とは
主に関西(特に京都)に伝わる習慣で、陰暦の3月13日、現在の4月13日に数えで
13才になった男女が虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)にお参りします。
虚空蔵菩薩は智恵と福徳の仏として知られ、13番目の菩薩であることから、13の
つく日に13才になった子どもがお参りし、知恵と福徳を授かる風習が生まれました。
「智恵もらい」「智恵参り」ともいいます。13才は生まれた年の干支が初めて巡って
来る年にあたります。この頃は、男女共に精神的にも肉体的にも子どもから大人へと
変化する大切な節目とされていました。また、女の子は初めての厄年にあたることから、
厄落としの意味も込められています。

お祝いの仕方
虚空蔵菩薩にお参りをします。京都の嵯峨野にある法輪寺の十三参りが有名。
最近は虚空蔵菩薩に限らず、氏神様やなじみのある神社仏閣にお参りをする方も
多いようです。服装は・女の子は肩上げをとった本裁ちの振袖や小紋など。
とあります。ちょうどピッタリのような気がします。
孫娘、娘、私の女三代亥年です。

第5次ニセコ町総合計画第2次見直し検討委員会を傍聴

2020-01-30 01:26:46 | 地方自治論
第3回目となる第5次ニセコ町総合計画第2次見直し検討委員会が29日(水)
ニセコ町役場議員控室で開かれました。委員は8名で一般公募委員は
3名、5名はまちづくり委員会の委員が充て職で委員になっています。
主催は企画環境課で事務局を担当しています。

10年前の2010年第5次ニセコ町総合計画検討委員に応募して委員になりました。
2012年に現在の第5次総合計画が策定され、その後4年ごとに見直しが行われ
今回は2回目の見直し検討委員会になります。
委員会で私が一貫して主張してきたビジョンは計画の9番目にある
「顔が見える相互扶助の地域社会をつくります」とあります。
しかし私はこのタイトルは今回変更してもらいたいと思っています。
『相互扶助』という言葉にどうしても釈然としない思いがあります。
私はこの『相互扶助』という日本語訳に当てはめてしまったことが原因
ではないかと思います。
『相互扶助』:―互いに助け合うこと。互助。ダーウィンの生存競争説に
反対したクロポトキンの理論の中心概念。生物や社会は競争や闘争によっ
てではなく、自発的な協同によって進歩するという考え。―
クロポトキンが書いた原語で表記するのが良いと思っています。

内容の説明は:「子ども、大人、高齢者、障がいのある人等、さまざまな
立場の人たちが相互に支えあい、共に暮らすことのできる地域社会を目指
して、地域の中で日常的に集まることができる場をつくります。この取り
組みを通じて、住民活動のリーダー育成、高齢者を支える体制づくり、子育
ての悩みや課題を支援する住民ネットワークを育てます。」
内容は最初と全く変わっていませんが、そのままで良いと思っています。
このビジョンを実行するための準備が今ようやく始まろうとしています。
ニセコ町に移住して以来、この町に一番必要なことはこの9番目にある理念
を実行・実現することにあると思っています。
他にハラスメント、ジェンダー・イクウォーリティ、特に遅れている女性の
政治分野における進出の推進等々、今回の見直しでぜひ盛り込んで欲しいと
思っています。

女性議員はなぜ増えないのか

2020-01-28 23:35:27 | 議員活動
後志町村女性議員協議会の総会が1月27日(月)倶知安町の第一会館で
開催されました。
現在後志19町村の内11町村に15人の女性議員がおります。
8町村:積丹町、古平町、神恵内村、泊村、共和町、喜茂別町、黒松内町、
島牧村は女性ゼロ議会です。以前は喜茂別町と共和町に女性議員がおりまし
たが今は女性ゼロ議会になりました。総会には11人の議員が出席しました。
昨年女性議員が一時期18人になり少し増えてきたと喜んでいましたが、
その後の選挙で落選する議員、亡くなる議員がいて15人に後退しました。

女性議員が少ない理由の一つに依然として立候補する女性が少ないことが
一番大きな要因となっています。また議会に一人か二人の女性議員でも
選挙で勝てず敗退してしまっていることです。男性よりも能力があっても
結果として当選するには女性ゆえの厳しさがあるように思います。
女性が女性を応援すれば女性議員50%がすぐにも実現するのですが、
女性自身の意識が変わらない限り女性議員の増加は難しいと思います。

総会の様子と懇親会のお料理
         
      
総会では2019年度の活動報告、収支決算報告につづき、2020年度の活動
計画、収支予算が立てられいずれも承認されました。
今年の自主研修会は倶知安町で開催される予定です。開催時期は開催地の
議員に任されており毎年違います。
総会は約1時間で終了し、その後は懇親会が行われそれぞれの地域の特産品
などを持ち寄って頂きました。

女性議員協議会は各議会での女性議員の悩み、問題意識を共有できる大切な
場であり、なかなか普段自分の議会では言いづらいことも忌憚なく意見を
出し合える場であり約2時間有意義な時間となりました。

ローカル・マニュフェスト推進連盟・創生北海道地区協議会2020フォーラム

2020-01-28 12:33:36 | 政治
LM フォーラムが26日(日)札幌で開催され、久ぶりにこの会の事務局長
の西科純(前芽室町議会事務局長)さんにお会いしました。
早稲田大学マニュフェスト研究所の議会改革調査部会の調査で芽室町議会は
2014年~2018年まで5年連続議会改革度調査結果総合順位全国一を記録
しています。この芽室町議会改革の立役者が西科純さんです。


このフォーラムのプログラムは
講演:江藤俊昭山梨学院大学法学部教授
 「議会から政策サイクルの到達点・マニュフェスト・質問・討議による
政策実現三者間関係を踏まえて」
江藤先生には10年ほど前に芽室町を訪れ講演をお聞きしたことがあります。
また出版されたばかりの本も何度か読みました。あれから10年近く経ち
先生の講演内容は基本的に変わってないのですが、議会は依然として
講演の内容とはほど遠い存在だということです。この度改めて講演をお聞き
して本当にその通りですが、議会はなかなか変わらないことを実感しました。
江藤先生にぜひニセコ町で「議会とは何か」について基本から勉強会をお願い
したいと強く希望しています。近隣自治体議会の議員の方からの要望もあり
連携して江藤先生を講師に勉強会を開催できたら良いと思っています。
他には3つの報告発表がありました。

左側の写真の2人です。 右端は質疑応答・意見交換会で発言する江藤俊昭先生
第14回マニュフェスト大賞優秀コミュニケーション戦略賞を受賞したお二人です。
①「軽トラ活用ワンオペ選挙運動と費用公開で、町村議員立候補のハードルを
下げる!」月形町議会議員宮下ゆみこさん
②「住民参加による病院経営改革の実践」公立芽室病院事務長の西科純さん
他には社会企業家的地方議員って何だろう 北海道議会議員の広田まゆみさん
③「社会企業家的地方議員を100名誕生させよう!」

参加者は講演者も含め約40人その内女性議員が10人おりました。
その内市民1人と役場職員の2人、講演者を含む大学教員を除き全て道内の
道市町村議会議員でした。
熱心に議会議員活動に励んでいる議員がここにはたくさんおります。この中には
北大公共政策大学院の地方議員向けセミナーで何度かご一緒している議員さん達
も数名おりました。議会人には常に勉強する姿勢の必要性を実感します。