斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

~神社 de マルシェ~

2018-09-17 23:50:07 | 食の安全
ニセコ狩太神社の境内で9月16日(日)・17日(月)の2日間
NISEKO FAEMERS MARKET が開かれ28店舗が出店しました。
生産者直売店で無農薬・無肥料・添加物なしの体に良いものを売る
お店が並び、そこで互いに触れ合うだけで癒される場になりました。

    
  

きたひとネットフォーラム2014 “結”~ゆい~

2014-02-08 14:04:21 | 食の安全
北海道女性農業者ネットワーク きたひとネットフォーラム2014が
2月5日・6日の2日間北海道大学学術交流会館で開催され参加しました。
私は農業者ではありませんが、ニセコ町に移住して間もなく新聞でこの
“きたひとネット”のことを知り、会員になり第1回目の総会とフォーラムに
参加しました。今年は第6回目になりますが参加していない年もあるので
今年で3回目の参加になると思います。
初めて参加した時、たしか2日目の分科会で農村女性の実態を紹介する
ロールプレーを見たときの衝撃は今でもはっきり覚えています。
農村の女性の地位、立場の現状に全く信じられない思いがしました。
そして今でもまだ変わっていない現実があることを知らされました。
しかし女性たちは黙っているはずがありません。こうした現実を脱却して
農村にも男女平等参画の実現をめざして自立して生きる女性たちが
全道から毎年100名近く(以上)集まります。

今年のフォーラムは一日目、福島からの報告“福島、農業の現状”を
福島大学の小山良太先生にお話ししていただきました。
「風評」問題対策としての検査体制の体系化、法律の整備の遅れが問題の
解決を遅らせている大きな原因であること等、新たに浮かび上がってくる
様々な問題に一つ一つ対処し解決へ向けて邁進する姿に期待が膨らんできます。
つづいて「福島に生き、福島で育み、福島から繋ぐ」と題して
飯館村の渡辺とみ子さんに講演していただきました。
“元気”と“笑顔”で活動する背景には胸の内にその数倍以上の悲しみ、
苦しみ、涙を背負って生きている現実があること。
“かーちゃんの力プロジェクトではその活動と商品の紹介がありました。

2日目の分科会では福島大学の石井秀樹先生による
「放射能汚染から食と農の再生を~放射能の挙動を理解してリスクを制御する~」
と題して福島の再生をどう進めるか、福島の現状をあらゆる角度から徹底的に
調査研究し再生への道を開く貴重なお話でした。
「原子核の構造から〝放射能”が理解できる 放射能には実態がある!」こと。
まずこの【放射能の実態】を知ることが重要であること。
―原子の安定性は、陽子と中性子の組み合わせで決まり、不安定な原子は、
『放射性崩壊』で他の原子に変わる。その時、粒子やエネルギーを放射線として
放出する。―
ただ放射能を怖がっているばかりでなくその実態を究明することで解決の方策が
生まれてくる。専門的な領域のお話を分かりやすく説明していただきましたが、
理解するのはなかなか難しいことです。しかしこの放射能への研究は日夜
進められておりますが、国の福島への対策の努力がまだまだ足りないために解決へ
の道が大変遅れているように感じました。
このフォーラムを通して放射能汚染問題解決への新たな糸口と可能性が見えてきた
ようで未来への希望を繋いでいきたいと思います。

有害化学物質から子どもを守ろう

2013-08-18 14:09:35 | 食の安全
「子どもの健康と未来を守る」ための講演会のお知らせです。
日時:10月13日(日)14:00~17:00
場所:ニセコ町民センター 小ホール
講演:「有害化学物質から子どもを守ろう」
講師:加藤純二先生 仙台市宮城野区内科医師
主催:「未来のニセコを拓く会」他

加藤先生は仙台市の内科医院で診療しながら、アル中問題、
薬害問題に取り組んできました。
薬害問題としては食品薬害添加物であるBHA、BHT、セイロガン等を
薬害オンブズパーソンとして取り組んでいます。

この講演会は
2013年度(平成25年度)内閣府男女共同参画局による
「地域における男女共同参画促進を支援するためのアドバイザー派遣事業」
によるものです。
2011年10.13「「男女平等参画によるニセコ町のまちづくり」森啓先生
2012年10.21「“人生90年時代”に豊かな超高齢社会に生きる」
       ジェロントロジーとは、長寿が拓く未来 朝倉利光先生
に次いで今年で3回目となります。
ぜひみなさまのご参加をお待ちしております。
特に子育て中の保護者の方々にはぜひともご参加していただきたいと
思います。地域は全く問いません。
またこの講演のお知らせの拡散にみなさまのご協力をよろしく
お願いいたします。



「モンサントの不自然なたべもの」

2013-01-20 23:31:39 | 食の安全
「モンサント」という名を知ったのは20年ほど前のことです。
遺伝子組み換えにより、自然界にない作物を開発して
収獲を上げていこうとする企業名です。
遺伝子組み換えの代表格の一つである大豆は畑の肉と言われる
植物性タンパク質で栄養価も高く大切な食材です。
しかしその大豆の生産量は国産がわずか5%、残り95%は海外からの
輸入によるものです。
食品を買う時は遺伝子組み換えでないものを、また有害物質を含んで
いないかどうか、表示を良く見て選ぶようにと言われています。
特にお豆腐や納豆を買う時、遺伝子組み換えが入っていないかどうか
表示を確認するようにしていますが、よく分からないことは、輸入大豆
が95%、それも主にアメリカからの輸入で「遺伝子組み換え」ではない
と表示されていてもどこまで信用したら良いのか迷います。
アメリカのスーパーで半年経っても腐らないトマトが並んでいると
聞いたことがありますが、気味が悪くなります。

当時私が入会していた生協では遺伝子組み換え食品に反対する新聞広告を
一面掲載しました。その広告料は1回2千万円かかり組合員から確か一口
2千円を集め、遺伝子組み換え食品に反対する声明文と共に反対者の名前が
小さな字でびっしり掲載されました。その中に自分の名前も見つけました。

入会していた生協は安全・安心な食材を提供するため、様々な活動を展開
しました。値段も市価の10%以上は高く、今思うとよくあんなに大変な
ことを日々いろいろとしたものだと思います。

健康な生活を維持するために欠かせない安全・安心な食材にはそれだけの
エネルギーとコストがかかるものなのかと改めて思います。

偏食がちな息子に毎日飲む大好きな牛乳を、安全・安心出来る確かな
ものを飲ませたいという想いから始まった生協活動でした。

当時のことが懐かしく想い出されますが、今また思いを新たに食材に
目を向ける必要を感じています。

“人生90年時代”、健康で自律・自立できる豊かな超高齢社会に生きる
ジェロントロジー、長寿が拓く未来を実現するために!