9月9日に行われる平成28年度ニセコ町敬老会への招待状を頂きました。
初めてのことです。これまで2回赤十字奉仕団の団員として敬老会の
お手伝いをさせて頂いたことがありますが(議員になってからも)、
今回のお招きは私が75歳以上になったからではなくニセコ町議会議員
としてのご招待です。
その理由は
今年5月2日のブログ「3月議会定例会一般質問『長寿祝金』の見直し
と『敬老会』のあり方について」で私の考え方を述べさせて頂きましたが、
その中で、町長の2回目の答弁で、この件に関して
「議員の皆さんと意見交換をさせてもらう場を設けて検討していければと思います。」
とあります。しかし議員間の意見交換はまだ行っていません。
9月9日まで、あと1か月ほどあるので、議員間での意見交換を先にすべきではないかと
思います。今の所議会ではまだ何の話もありません。
7月22日の保健福祉課の所管事務調査の資料「敬老会の開催」の中で
「・・・(9月9日の敬老会)終了後、議会議員、民生委員、ボランティア団体等の
関係者と意見交換を行い、次年度以降の方法について検討します。」という文言がありました。
私は議員になってから、一般質問で2回このニセコ町が主催する「敬老会」と「長寿祝金」
の在り方について質問してきました。
今年の長寿祝い金の予算は290万円、敬老会開催の経費は187万円が計上
されています。ヒルトンニセコビレッジで開催される敬老会一人当たりの経費は約9,000円位
になります。私は敬老会の開催と長寿祝金の支給に決して反対しているわけではありません。
老人福祉法第五条「老人の日及び老人週間」3項に、
【国は、老人の日においてその趣旨にふさわしい事業を実施するよう努めるものとし、
国及び地方公共団体は、老人週間において老人の団体その他の者によってその趣旨に
ふさわしい行事が実施されるよう奨励しなければならない】
とあります。
問題はその敬老会の内容と長寿祝金の額がこの町として、また個々の対象者に対して
果たして適性で公平かどうかということです。
敬老会への出席率は30%未満です。一方で約70%の欠席者には一切何もありません。
毎年必ず出席する人も決まっているような感じがします。
ニセコ町の高齢化率は27.5%で全国平均を少し上回っています。
人口5,000人規模の小さな町として高齢化率は近隣他の町村と比較して
かなり良い方かもしれません。しかし高齢化は確実に進んでいきます。
一方少子化も確実に進んでいきます。
老人福祉法第二条「基本理念」に
【老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な
知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、・・・]
とありますが、法律でこのような決め付をすることに大きな疑問を感じます。
老人にもいろいろあって、この文言にそぐわないケースも多々あります。
ただ年を重ねることが「社会の進展に寄与してきた者・・・」と定義されるのか、
また老人であるがゆえに「・・・豊富な知識と経験を有する者として敬愛される
(されなければならないのか)???」
私は決して老人を蔑視しているのではありません。私自身団塊の世代で高齢者入り
しています。戦後のベイビーブーマーである我々世代はその数の多さ故に
この日本の社会に常にあらゆる場面において大きな影響を与えてきました。
故に団塊の世代としての責任があります。
少しでも健康寿命を延し自立・自活できる高齢者でありつづけるために、
(第二条のつづき)「・・・生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものと・・・」
していかなければならないと思います。
初めてのことです。これまで2回赤十字奉仕団の団員として敬老会の
お手伝いをさせて頂いたことがありますが(議員になってからも)、
今回のお招きは私が75歳以上になったからではなくニセコ町議会議員
としてのご招待です。
その理由は
今年5月2日のブログ「3月議会定例会一般質問『長寿祝金』の見直し
と『敬老会』のあり方について」で私の考え方を述べさせて頂きましたが、
その中で、町長の2回目の答弁で、この件に関して
「議員の皆さんと意見交換をさせてもらう場を設けて検討していければと思います。」
とあります。しかし議員間の意見交換はまだ行っていません。
9月9日まで、あと1か月ほどあるので、議員間での意見交換を先にすべきではないかと
思います。今の所議会ではまだ何の話もありません。
7月22日の保健福祉課の所管事務調査の資料「敬老会の開催」の中で
「・・・(9月9日の敬老会)終了後、議会議員、民生委員、ボランティア団体等の
関係者と意見交換を行い、次年度以降の方法について検討します。」という文言がありました。
私は議員になってから、一般質問で2回このニセコ町が主催する「敬老会」と「長寿祝金」
の在り方について質問してきました。
今年の長寿祝い金の予算は290万円、敬老会開催の経費は187万円が計上
されています。ヒルトンニセコビレッジで開催される敬老会一人当たりの経費は約9,000円位
になります。私は敬老会の開催と長寿祝金の支給に決して反対しているわけではありません。
老人福祉法第五条「老人の日及び老人週間」3項に、
【国は、老人の日においてその趣旨にふさわしい事業を実施するよう努めるものとし、
国及び地方公共団体は、老人週間において老人の団体その他の者によってその趣旨に
ふさわしい行事が実施されるよう奨励しなければならない】
とあります。
問題はその敬老会の内容と長寿祝金の額がこの町として、また個々の対象者に対して
果たして適性で公平かどうかということです。
敬老会への出席率は30%未満です。一方で約70%の欠席者には一切何もありません。
毎年必ず出席する人も決まっているような感じがします。
ニセコ町の高齢化率は27.5%で全国平均を少し上回っています。
人口5,000人規模の小さな町として高齢化率は近隣他の町村と比較して
かなり良い方かもしれません。しかし高齢化は確実に進んでいきます。
一方少子化も確実に進んでいきます。
老人福祉法第二条「基本理念」に
【老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な
知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、・・・]
とありますが、法律でこのような決め付をすることに大きな疑問を感じます。
老人にもいろいろあって、この文言にそぐわないケースも多々あります。
ただ年を重ねることが「社会の進展に寄与してきた者・・・」と定義されるのか、
また老人であるがゆえに「・・・豊富な知識と経験を有する者として敬愛される
(されなければならないのか)???」
私は決して老人を蔑視しているのではありません。私自身団塊の世代で高齢者入り
しています。戦後のベイビーブーマーである我々世代はその数の多さ故に
この日本の社会に常にあらゆる場面において大きな影響を与えてきました。
故に団塊の世代としての責任があります。
少しでも健康寿命を延し自立・自活できる高齢者でありつづけるために、
(第二条のつづき)「・・・生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものと・・・」
していかなければならないと思います。