「倶知安で憲法を守る会」主催の憲法記念日集会が5月3日(金)
倶知安町の後志労働福祉センターで開かれ、約30人が参加しました。
講師は昨年につづき「明日の自由を守る若手弁護士の会」の
神保大地弁護士、テーマは「『憲法と地方自治』、地方選挙での
『無投票』を考える」。倶知安町では戦後初の無投票となりました。
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私たちに一番身近な地方自治と議会の関係、憲法第8章第92条~95条
に規定された地方自治とは何かまた改めて学ぶ機会になりました。
「無投票当選」の原因を分析し、その原因として挙げた中から、兼業禁止
のため離職してから立候補となること。当選したあとのサポートが無いと
出来ないこと。近年ますます議会・議員活動が高度に多様化、複雑化、
専門化して難しくなってきているため片手間で出来る仕事ではないこと
などを上げています。
議員2期8年を経験して議会・議員活動の難しさ、厳しさ、ますます勉強の
必要性を痛感しています。
倶知安町の後志労働福祉センターで開かれ、約30人が参加しました。
講師は昨年につづき「明日の自由を守る若手弁護士の会」の
神保大地弁護士、テーマは「『憲法と地方自治』、地方選挙での
『無投票』を考える」。倶知安町では戦後初の無投票となりました。
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私たちに一番身近な地方自治と議会の関係、憲法第8章第92条~95条
に規定された地方自治とは何かまた改めて学ぶ機会になりました。
「無投票当選」の原因を分析し、その原因として挙げた中から、兼業禁止
のため離職してから立候補となること。当選したあとのサポートが無いと
出来ないこと。近年ますます議会・議員活動が高度に多様化、複雑化、
専門化して難しくなってきているため片手間で出来る仕事ではないこと
などを上げています。
議員2期8年を経験して議会・議員活動の難しさ、厳しさ、ますます勉強の
必要性を痛感しています。
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年末から部屋いっぱいになっている書類の整理をしていたら、ニセコ町まちづくり
基本条例検討委員会会議録が出てきました。
2007年、確か第2回目になるまちづくり基本条例検討委員会の公募に応募して委員
になりました。この議事録はその時の検討委員会の6回目になる2008年2月9日(火)
の13:30~16:15までの記録です。
この日は九州大学の田中孝男准教授を招聘し18:00からのまちづくり町民講座と
あわせて助言を頂きました。その中で私は開口一番にこんな発言をしています。
「(まちづくり基本条例は)町の憲法として存在している・・・・とても重要なもの。
ポケット版のようなものでも作って日本語版だけでなく英語版も作成したほうが
いいのでは。手帳サイズならいつでも持ち歩けるし、何かあったときに条文の確認
などがしやすい。」
またこんな発言もしています。
「みずから政治」という言葉もあるように、政治や議会がもっと身近なものとわかって
もらうことが大切。どうすれば議会は変わりますか?」
それに対して田中孝男准教授は、
「議会議員10人の中で、やはり改革したいという人が一人でも出てくること。
慣例を破りたいという人が出てくると、周りは潰せなくなる。選ぶのは住民であるので、
住民が議員を育てていくということ。」
(委員)「議員が普段なにを活動しているのかがさっぱりわからない。」
准教授「なかなか普段(の活動)を知られない。だから地方議会不要論になる。」
他にもクオータ制、男女共同参画について意見を述べました。
そして条例の31条に第2項を新たに設け、「前項(公募)の委員の構成に当たっては、
一方の性に偏らないよう配慮するものとする」項目が追加されました。
事務局は「とても大きい前進」と評価しています。それに対し田中准教授はこんな助言も
しています。「31条2項に男女共同参画について書くこと・・・こういう言葉を出すだけで
バックラッシュがありうる」と。他にも女性の政治参画に関する意見を述べています。
あれから10年が過ぎました。
「ニセコ町まちづくり基本条例」が私たちニセコ町民にどれだけ生かされ活用されている
か常に検証し行くことが必要です。
私は常にポケット版「ニセコ町まちづくり基本条例」を携帯しています。
みなさんもぜひポケット版を活用して下さい。
北海道立女性プラザが主催する「女性プラザ祭」に11月8日(木)と9日(金)
参加しました。この女性プラザ祭で最も関心があったのは「ハラスメント」に
ついてです。
「ハラスメント」(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』
を言います。その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の
意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を
与えたり、脅威を与えることを指します。
これは憲法第三章―国民の権利及び義務―の第11条
【国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に
保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び
将来の国民に与えられる。】に相当します。
これまでハラスメントについてそれなりの知識はあると思っていましたが、
このお話を聞いて、まだまだ分かっていなかったことに気付き、かなりドキ
ドキして興奮させられました。私がこれまでに議会とその関係者から受けて
きたハラスメントに対して今まで何をしていたんだろう。ただただ我慢して
きたこと、これからは声を挙げて真剣に立ち向かい対処して行かなければ
ならないことに改めて気付かされました。
「ハラスメント」は憲法に反する違法行為であり、犯罪行為です。
コーディネーターは北海道立プラザ館長 笹谷春美さんです。
館長の笹谷先生には昨年10月にニセコ町で「未来のニセコを拓く会」と
「公益財団法人北海道女性協会」の主催で「高齢社会と介護の社会化を考える」
と題して講演をしていただきました。
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「ハラスメントについて考えよう」
1部は「相談事例から見たハラスメントの実態と課題」と題して女性活躍
支援センター支援員の名古屋紋子さん、
2部は「ハラスメントとコミュニケーション」と題してVomy-C/ 代表のササキ
ミサトさんがお話をされました。
午後から弁護士の須田布美子さんの「ハラスメントのない社会をめざして」
というテーマで講演をお聞きしました。以下は講演の内容から:
「セクシャルハラスメントという言葉が使われるようになって30年が経ち
ましたが、未だにセクハラはなくならず、声を上げた被害者が反対に
バッシングに遭うような実態が報道されています。ハラスメントはパワハラ、
マタハラ、SOGIハラなどの多様なものが認識され、撲滅が謳われているにも
関わらず、社会からなくなる気配がありません。その現状と改善策について」
伺いました。
参加しました。この女性プラザ祭で最も関心があったのは「ハラスメント」に
ついてです。
「ハラスメント」(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』
を言います。その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の
意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を
与えたり、脅威を与えることを指します。
これは憲法第三章―国民の権利及び義務―の第11条
【国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に
保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び
将来の国民に与えられる。】に相当します。
これまでハラスメントについてそれなりの知識はあると思っていましたが、
このお話を聞いて、まだまだ分かっていなかったことに気付き、かなりドキ
ドキして興奮させられました。私がこれまでに議会とその関係者から受けて
きたハラスメントに対して今まで何をしていたんだろう。ただただ我慢して
きたこと、これからは声を挙げて真剣に立ち向かい対処して行かなければ
ならないことに改めて気付かされました。
「ハラスメント」は憲法に反する違法行為であり、犯罪行為です。
コーディネーターは北海道立プラザ館長 笹谷春美さんです。
館長の笹谷先生には昨年10月にニセコ町で「未来のニセコを拓く会」と
「公益財団法人北海道女性協会」の主催で「高齢社会と介護の社会化を考える」
と題して講演をしていただきました。
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「ハラスメントについて考えよう」
1部は「相談事例から見たハラスメントの実態と課題」と題して女性活躍
支援センター支援員の名古屋紋子さん、
2部は「ハラスメントとコミュニケーション」と題してVomy-C/ 代表のササキ
ミサトさんがお話をされました。
午後から弁護士の須田布美子さんの「ハラスメントのない社会をめざして」
というテーマで講演をお聞きしました。以下は講演の内容から:
「セクシャルハラスメントという言葉が使われるようになって30年が経ち
ましたが、未だにセクハラはなくならず、声を上げた被害者が反対に
バッシングに遭うような実態が報道されています。ハラスメントはパワハラ、
マタハラ、SOGIハラなどの多様なものが認識され、撲滅が謳われているにも
関わらず、社会からなくなる気配がありません。その現状と改善策について」
伺いました。
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講師の杉原浩司さんに5年ぶりにお会いしました。
杉原さんは武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表
「緑の党グリーンズジャパン」脱原発・社会運動担当です。
著書(共著)「亡国の武器輸出」防衛装備移転三原則は何をもたらすか
(合同出版)「武器輸出大国ニッポンでいいのか」
普段なかなか聞く機会のない日本の「武器輸出」の現実とその実態を
詳細に語ってくれました。憲法に守られている平和国家日本はこんな所で
世界の戦争に参加しているのかと改めて気付かされる内容でした。
「KENPO フェスタ」は憲法9条を守り、脱原発、公正で公平な社会づくりに
向けて活動を広げています。
主催 小樽ピースアクション実行委員会
日時 2018年10月21日
場所 小樽市生涯学習プラザ「レピオ」
杉原さんは武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表
「緑の党グリーンズジャパン」脱原発・社会運動担当です。
著書(共著)「亡国の武器輸出」防衛装備移転三原則は何をもたらすか
(合同出版)「武器輸出大国ニッポンでいいのか」
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普段なかなか聞く機会のない日本の「武器輸出」の現実とその実態を
詳細に語ってくれました。憲法に守られている平和国家日本はこんな所で
世界の戦争に参加しているのかと改めて気付かされる内容でした。
「KENPO フェスタ」は憲法9条を守り、脱原発、公正で公平な社会づくりに
向けて活動を広げています。
主催 小樽ピースアクション実行委員会
日時 2018年10月21日
場所 小樽市生涯学習プラザ「レピオ」