斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

大晦日雑感

2016-12-31 23:37:35 | 家族
大晦日、掃除や片付けを後回しに、正午からスキーで5キロ余り?
家の周りを一周する。1時間2分、予定より少しかかり過ぎ・・・
先週から2月の‘おおたき国際スキーマラソン’の準備を始める。 
今年最後の目標であるはずの自分の部屋の片づけは年越しになってしまう。

家では今帰省中の娘と連れ合いがいるので英語と日本語が常用語で広東語も
ときどき耳にする。娘の連れ合いはスコットランド生まれのイギリス人、
彼の両親は香港出身で一家は香港にいるので、彼が家族に電話をするときは
広東語である。

今夜の年越し料理はインターナショナル?ナッツとイタリアンクラッカーに
ディップ、年越し蕎麦の代わりにパスタとビーフストロガノフ、お刺身、
いなり寿司、イカ山海漬けその他諸々。
1991年産のチリワイン、このワインをロンドンで買った時、そのお店の人が
「10年後に飲むと美味しく飲めるよ」と言われたワインを25年後の今夜飲む
ことになる。まろやかな深みのある上質ワインに熟成して最高の味わいだった。
その後私一人だけニセコ産‘蔵人集’を熱燗で頂く。

9時過ぎに札幌にいる‘お一人さま’の友人から電話で近況報告。
10時過ぎにオホーツクと東京から来たお客さんがコテージにチェックイン。

今年は4年ぶりに年賀状を出すことが出来た。
2013年秋に母が亡くなって以来、2年余りの間に兄、姉、叔母、叔父、夫の兄
と6人が相次いでi逝ってしまい、さらに母が生後2か月から育てた愛犬も
母の後を追うように半年後にこの世を去ってしまった。
年々喪中のはがきも多くなってきた。
今年も何かと忙しかった一年が終わろうとしている。
新しい年が一歩でも2歩でも前進して良い年になりますように!!
みなさまもどうぞ良いお年をお迎えください。

“女”の敵は“女”?

2016-12-30 23:56:57 | 社会
“なぜ女性議員が増えないのか”、これまでも何度も何度も議論されて
きたことである。
人口の半数は女性であるから女性が女性を応援すればすぐに解決できそうな
問題である。しかし現実にはそうはいかない。
未だに年齢に限らず女性自身がジェンダーバイアス(社会的、文化的に形成
される性別偏向)の意識から抜け出られないのである。
女性が女性(ジェンダーフリーを推進しようとする)を蔑視し、足を引っ張る、
虐める、一方で男性や力の強いものに靡こうとする女性も少なくはない。
いやむしろ多いのではないかと思う。男性のすることを真似て、男性化する
女性も多い。特に男性が多い男性中心の職場では女性であることを止めて、
男性的思考に追従しようと努力し、男性とは根本的に違う女性の思考の仕方
に対し威圧的に押さえつけようとする女性が巾を効かせる傾向がある。
こうした女性に対してもっとジェンダーフリーの感覚を持つ教養のある思慮
深い男性もまだ多くはないが、徐々に増えてきているように思う。
地球上を俯瞰すれば自ずとそうなるのは自然である。
むしろ女性自身の意識改革が必要なのではないかと思う。

国連の女性差別撤廃委員会の調査結果によると、「人類の自然の発展・
発達・歴史の流れに任せて行くと、地球上のあらゆる国々で男女平等が
実現するのは475年後になると推定している。」とある。
(2008年の報告)
人類に男尊女卑、女性差別が始まってから数千年の歴史の流れが
あることを考えれば450年余りの年数は仕方がないのだろうか。
しかし、それによる人類の損失と犠牲は大きすぎる。
それは女性のみならず男性にとっても同じである。
だから国連は何とかそれを打破すべくあらゆる方策を検討し、
紛争解決のために介入し男女平等の憲法制定にも関わっている。

10数年前になるが、大阪で上野千鶴子さんの講演を聞いたことがある。
その中で上野千鶴子さんが「日本で男女平等が実現するには
100年はかかる。」という話に驚いたのを覚えている。
しかしこのままではそれもありかと思われてくる。
女性自身が“平等とは何か”“なぜ平等でなければならないのか”
という根本的問題に真摯に向き合っていかなければ前進はないと思う。



満天の星空

2016-12-29 22:36:19 | 自然の驚異
一日中パソコンに向かって過してしまう。
ふと気が付くともう夜の10時。
先日医師から運動が何よりの治療薬と言われて、
家の周りだけでも歩くことにする。

外に出ると満天の星空!!! 
穏やかな雲一つない夜空に☆☆☆☆☆
まるでふりそそぐように輝いている。
ニセコにいるからこそ、こうした光景に
出合えるのかもしれない。
厳しい自然とその恩恵は表裏一体である。 


意見書全文を掲載します

2016-12-28 23:56:38 | 政治
12月議会で提出した意見書の全文を掲載します。

   政治分野における男女共同参画推進法の制定を求める意見書案

今年2016年は女性参政権行使から70年の節目の年を迎えました。 
しかし、わが国の女性 議員の比率は、衆議院で9.5%、参議院で20.7%です。
参議院の女性議員比率は世界平均の22.0%に近づいているとはいえ、
衆議院の9.5%は、下院あるいは一院制をとる列国議会同盟(IPU)の調査
によると191ヵ国中157位と世界の最低水準にあります。(2016年8月現在)
地方議会においても女性議員比率は12.1%と1割強に過ぎず、女性議員が
一人もいない「女性ゼロ議会」は、全国の自治体の20.1%にも上っています。

超少子高齢化人口減少社会において、福祉、教育、環境など重要な政治課題と
なっている今日、また社会のあらゆる分野で女性の活躍推進を掲げている
政権下で、政策を議論し決定する政治の場への女性の参画は不可欠です。
 
2015年末に閣議決定した第4次男女共同参画基本計画においては、衆議院
議員及び参議院議員の候補者に占める女性の割合を2020年までに30%と
する目標を政府が政党に働きかける際に示す努力目標として掲げています。
しかし、先の参議院選挙では、立候補者に占める女性の割合は全体で
24.7%でした。

2020年までに30%という目標を達成するためには、これまで以上の施策が
必要です。国会においてもこれまでの経緯を踏まえ、法制度において
女性議員を増加させるための施策を定めることが、国、自治体のいずれの
議会においても女性議員の増加を実現する確かな方策となり得るとして、
議員立法が提案されています。

よって、国会及び政府に対し、女性議員の増加を促し、男女がともに
政策決定に協働し参画する「政治分野への男女共同参画推進」のための
法律制定が、女性参政権行使70年のこの年にこそ実現されることを強く
求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

2016年11月22日

提出先
内閣総理大臣 内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)
内閣府特命担当大臣(地方創生・規制改革)法務大臣 衆議院議長 
参議院議長
                                 
北海道虻田郡ニセコ町議会

議員と町民の集い

2016-12-28 14:07:21 | 政治
倶知安町の“議員と町民の集い”の勉強会に参加しました。
普段から定期的にこうした勉強会が開かれ、議会の活動の様子
や町の問題を議員と町民(元議員も含み)が忌憚なく、本音で
語り合い、政治が“お任せ”ではなく、“自分たちで決める”
本当の“自治”の精神がそこに息づいているのを感じます。
私は倶知安町民ではありませんが、議員になった時から勉強会には
参加させてもらっています。議会に関する分からないこと、疑問に
思うこと何でも躊躇わずに気持ちよく話せる雰囲気がここには
あります。議員も町民も互いに育ち合う“共育”の貴重な居場所
でもあります。