29日倶知安町議会主催の議員活性化セミナー「住民と共にある議会」
と題する講演が倶知安町文化福祉センターで開催されました。
倶知安町議会関係者他町民も参加し、また近隣自治体議会にも参加要請があり、
ニセコ町議会から5人の議員が参加しました。参加者は全体で約60名ほどでした。
倶知安町議会には議会改革特別委員会があり、議会改革への一歩を踏み出し
議会の活性化を目指しています。
セミナーの講師は北海道大学公共政策大学院 院長の山崎幹根教授でした。
山崎先生の講義はこれまでに北大公共政策大学院が毎年開催する地方議員向け
サマーセミナーで何度か受講したことがあります。
はじめに、「民主主義のデフレ」をどのように乗り越えるか という問題提起
を掲げ,地方議会の現状と課題として3つの項目をあげています。
①投票率の低下と市町村議会議員の無投票当選の増加
議員定数に満たない地方議会の現状 議員のなり手がいない
②議員定数削減、議員報酬カットの圧力
③政務調査費の使途に対する住民の批判
こうした問題が引き起こす「民主主義のデフレ」をどう回避するか。
・地方議員をボランティアとしてとらえるか、専業職としてとらえるか
・議員定数重視か、報酬重視か
・議員報酬の削減、議員定数の削減にのみ傾くのではなく、議会、行政の
一定の経費は「民主主義のコスト」として理解を得ることが大事
こうした問題を元にさまざまな角度から議会の実情と現状を取り上げ
分析した内容でした。
議会改革には時間がかかるが継続することとマンネリ化をどう防ぐかが課題。
結論として「議会改革」は「議員の自己改革」であるとしています。
私は「自己改革」とは「意識改革」であると思います。
ニセコ町議会の議会改革=意識改革は?!いつになるのか見通しは立っていませんが、
議員が入れ替わることで議会の体質に何らかの変化をもたらすことになるのか、
「住民と共にある議会」改革には時間がかかることを実感しています。
と題する講演が倶知安町文化福祉センターで開催されました。
倶知安町議会関係者他町民も参加し、また近隣自治体議会にも参加要請があり、
ニセコ町議会から5人の議員が参加しました。参加者は全体で約60名ほどでした。
倶知安町議会には議会改革特別委員会があり、議会改革への一歩を踏み出し
議会の活性化を目指しています。
セミナーの講師は北海道大学公共政策大学院 院長の山崎幹根教授でした。
山崎先生の講義はこれまでに北大公共政策大学院が毎年開催する地方議員向け
サマーセミナーで何度か受講したことがあります。
はじめに、「民主主義のデフレ」をどのように乗り越えるか という問題提起
を掲げ,地方議会の現状と課題として3つの項目をあげています。
①投票率の低下と市町村議会議員の無投票当選の増加
議員定数に満たない地方議会の現状 議員のなり手がいない
②議員定数削減、議員報酬カットの圧力
③政務調査費の使途に対する住民の批判
こうした問題が引き起こす「民主主義のデフレ」をどう回避するか。
・地方議員をボランティアとしてとらえるか、専業職としてとらえるか
・議員定数重視か、報酬重視か
・議員報酬の削減、議員定数の削減にのみ傾くのではなく、議会、行政の
一定の経費は「民主主義のコスト」として理解を得ることが大事
こうした問題を元にさまざまな角度から議会の実情と現状を取り上げ
分析した内容でした。
議会改革には時間がかかるが継続することとマンネリ化をどう防ぐかが課題。
結論として「議会改革」は「議員の自己改革」であるとしています。
私は「自己改革」とは「意識改革」であると思います。
ニセコ町議会の議会改革=意識改革は?!いつになるのか見通しは立っていませんが、
議員が入れ替わることで議会の体質に何らかの変化をもたらすことになるのか、
「住民と共にある議会」改革には時間がかかることを実感しています。