主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
バイクドーリー
以前ちょこっとお話した、
”駐車場などで、バイクを任意の方向に平行移動できるキャリア”こと
【MOTORCYCLE DOLLY】(通称:バイクドーリー)。
猫の額ほどの広さもない、私の家の二輪置き場では
様々な工夫をしないとバイクの出し入れすらままなりませんので
数年来『欲しいなぁ・・・』と思っていたのです。
ですが、年末にオークションで競り負けまして。
諦めたと思いきや、次の出品物にて気合いの落札をしてしまいました。
遠く沖縄の業者さんから、船便で送られてきた商品は
梱包状態で軽く30kgを超える大荷物でした。
縦方向に一畳ほどの大きさがある箱を開封します。
まさに鉄っぽい頑強な部品が入っていました。
内容物を確認してゆきます。
味気ない1枚紙の説明書と、
仕分けすらされていない大量のネジ。
まぁ、こんなもんですよね(笑
単純な構造なので、説明書もよく読まず組み立ててゆきましょう。
それなりにしっかりとしたキャスターをボルト留めします。
ボールベアリング採用の、一応”高荷重”タイプのようです。
大きく3分割されていてずっしり重いパーツを、ジョイントで組んで行きます。
バイクのタイヤが乗るメインフレームと
サイドスタンド受け、ストッパー兼用のラダー部分を取り付けて完成です。
早速CBR1000RRを載せてみましょう~。
ラダー部分が短く急なので心配したのですが、なんの苦もなく乗りました。
アメリカンタイプと兼用ゆえ、大きめに設定された左側のサイドスタンド受けに
スタンドを出して傾けると、地上と同じでしっかり安定します。
購入したバイクドーリーは、【 耐荷重300kg 】のタイプですが
CBR1000RRは、ガソリンを入れた全装備重量でも210kg程度なので全く問題ありません。
レール幅にも余裕がある為、ハンドルロックも問題なく使用できました。
今時のSSのタイヤでさえこの状態ゆえ、大抵のバイクで問題なさそうです。
無事載せたらば、ここからが本領発揮です。
ずずずいっと斜め前方向に平行移動してゆきますと・・・
一度の調整もなく、壁にここまで寄せる事が出来ました。
ここまで寄ると、隣りにRZ250Rを置いてもかなりの余裕が出来ます。
隙間に人間が入っても問題ないぐらいの間隔です。
この位置だと、『CBRが出しにくいのでは?』と思いきや、
バイクドーリーの利点はここでも発揮されます。
斜めも、直進も後退も自由自在なのです。
CBRに乗る時には後方にスライドして、ストッパー兼ラダーを起こした後は
そのまま後ろにバイクを引けば問題なく道路までバイクをおろせます。
バイク3台に自転車まで置く余裕が出来ました。
当初は鬱蒼とした茂みだった場所なのですが、かなり便利になりました~♪
広いお宅にお住まいの方には理解し難いでしょうが、
狭い家はいろいろと工夫しないとバイクすら入らないので大変です(苦笑
穴掘りファイヤー!
いやー掘った掘った。4時間ぐらい掘りました。
掘っただけでなく、曲げたり持ち上げたり、
トンカチでコンクリを砕くのに300回ぐらい叩いたり。
尚、タイトルに深い意味はありませんです。
で、何を掘ったかと申しますと、
我が家のガレージ…というか、バイクポート?的な場所。
ガレージにすると固定資産税がかかるのと
そもそも申請が必要なのでバイクポートにしています。
そんなバイクポートの変遷をおさらいすると…
(ポイントは赤い○で図示してあります)
●2008年2月頃
この頃はまだ、ただの茂みでした。薔薇とかも生えていたような…。
●2008年7月頃
茂み部分の土がぬかるんだ時に、スタンドが埋まり自然転倒していたのと
夏場になると、非常に多くのヤブ蚊やら様々な昆虫が発生していたので
茂みの草を刈り、土部分を舗装し始めました。
●2009年1月頃
バイク置き場の隣家側が、色々問題を起こす家だったので
塩ビの仕切り波板を立てました。後に屋根もつける計画です。
この時、地下60cm程まで穴を掘りポールの根元をブロックに埋め込み基礎に。
地下60cm程には、謎のコンクリ塊があり敷地の際から35cmほど内側にする羽目に。
●2009年2月頃
土部分の舗装の傍ら、屋根を付けてみました。
やはり、敷地の境界部分に開いた隙間が無駄なエリアなようです。
地下のコンクリ塊処理の問題と、置きたいバイクはCBRだけだったので放置。
でも【物理的にバイクが1台しか入らない】状態です。
・・・と、そのまま10ヶ月程台風にも負けず使用していたのですが
基礎のライン出しが悪かった事もあり徐々に歪みが出初めていました。
新たにRZ250Rが増えた事もあり、CBRとカブの出し入れに難が発生。
”先日豚丼を作っていたら、オークションで落札し損ねた”
【バイクドーリー】なる、狭い場所でバイクを移動させる台車入手未遂により
いよいよ後が無くなって、バイクポートの基礎自体を移動させることにしました。
思い立った昼過ぎから、一心不乱に掘ります。
既に組み立てたものの周囲を掘るのは、
スコップなどもまともに入るスペースもなくかなりの重労働でした。
ある程度掘れた所で一休憩。
真冬だというのに汗だくな上に息切れしています。
続いて地下の謎のコンクリート塊も、地道に小さな金槌で粉砕してゆきます。
一つの穴を掘り返した土砂だけで、30cm近い土山が出来る程の量です。
3箇所の穴を必要充分に掘り終え、いよいよ基礎の移動です。
鉄製のパイプゆえに軽く80kgを超えるバイクポートをえいやとやります。
20cm程外側に基礎を移動し、水平儀を利用して位置を決めてゆきます。
側壁部分の位置が決まると、屋根部分のフレーム調整と支柱の歪み矯正を行います。
すっかり日も落ちた頃、漸く完成です。
ふふふ、バッチリですね~♪
後日、側面の下端部分を塞ぐ処理と、基礎を移動した土部分の舗装をやりますが
これで無事に2台置くことが出来るようになりました。
最初の写真のような、ただの茂みだった場所を無理矢理バイク置き場にしていましたが
多少手を入れるだけで、便利になるものです。
ただ、既に金槌を振り回した右腕と下半身が筋肉痛気味に。
やはり人間的に鈍ってます…。
ガレージ用小道具
我が家のガレージ…というのも恥ずかしいような
自家製”ポリカーボネイト屋根”ですが。
立派に雨風を凌ぎ、
CBR1000RRの保護をしてくれています。
海沿いに住んでいる我が家としても、
昨今の突発的な強風が脅威なわけです。
そんな中でも、
安物のバイクカバーが飛んでしまう事もありません。
こんな適当な作りでも問題なし。
そして小道具ですが…
写真の右上辺りにぶら下がっているものです。
拡大するとこんなの。
おっと、これは変形中でした。
実は、買うに至った決め手のひとつ。
なんか犬小屋っぽくて可愛いかなぁ…と(笑
ホームセンターで1000円ぐらいの椅子です。
樹脂製のものですが、強度はしっかりあります。
コレ、なにに使うのかと言うと…
整備をするときの腰掛けのつもりです。
実は今まで持っていなかったんですよね。
主に地べたに跪くか、寝っ転がるか。
胡座かいているかでありまして。
当然ですが、地面の砂がモロに体中に。
或いは中腰でヒーヒー言いながら作業をしていました。
ですが、もういい加減トシなので。
ブレーキキャリパーのような、
腰を据えてクリーニングしたい部分をやるには
中途半端な姿勢は辛いのです(笑
というわけで、この椅子は適度な高さでいい感じです。
今度は、地面の砂対策にフロアマットでも敷くかなぁ。
春一番、ボクのココロも春一番(イミフ
タイトルが意味不明ですが、
大丈夫、ボクの生き様も意味不明です。
まだ白状は出来ませんが…
『我ながらバカだと思う』
ことをやらかしました。
でも楽しそうだからOKかなぁ。
そうそう、
工期9ヶ月に及ぶ我が”CBR用ガレージ”ですが、
棒だけ立てて5ヶ月放置。
棒に波板貼って2ヶ月放置…と悲惨な状態だったのを
つい数日前に、屋根部分を貼り付けたのです。
床部分は、右側の色が変わっている場所以外は
全て土…というか草むらでした。
少しずつではありますが、草やら芝生やら砂利を剥がし
コンクリもどきを打つことで施工しました。
テーマは【陽の当たるガレージ】だったので
まだまだ半完成とはいえ、徐々に形になるのは嬉しいですね。
作業を行った日は、
正に穏やかな天気で快晴。
言うことなど何もなかった程でしたが、
まさか、昨夜の春一番がやってこようとは予測もしませんでした。
そして昨夜…
屋根板が激しく波打ち、めくれあがる轟音と
フレームの軋む音にとても眠れず。
寝ること自体は、神経フトいので問題ないのですが
近所に対する騒音が気になりましてね…。
仕方ないので、バタつく屋根の上にブロックを
4個ほど置き、鉢植えまで置いて黙らせておきました。
朝起きて確認すると、
とくにガレージは傷む様子もなく一安心でした。
次の休みは、必要以上に屋根板を固定しておこうと思います。
屯田休日
若干意味が違いますが、
人力での開墾ってホント大変な作業ですよね。
モヤシみたいな生活を続ける現代人には、
なかなかマネできるものではなさそうです。
そんな気分をほんのちょっぴり味わった休日。
昨夏より断続的に行ってきた庭地の舗装ですが
暇を見つけてはカブで
コンクリートの代わりの部材を買いにいっていることもあり、
資材を揃えるのも一苦労なのです。
で、本日の作業は…多分半年ぶりぐらい。
ずっと作業を止めていた理由がありまして、
下の写真の木なのですが、
何故か、自宅横の空きスペースの真ん中に生えています。
前の住人が植えたのでしょう。
引っ越した当初は、
この木も含め写真に写っている辺りは、
芝とも雑草ともつかない草に覆われ
荊まで生えている始末だったのです。
折角の空間が、利用できる状況ではありませんでした。
どうやら、ここに色々な植物を植えた理由は
『隣人が真性キチガイで、傷害事件をおこされた上
ある日突然その隣家が、
覗き窓だけ残して隣家のウチ側の壁を全面板で覆った』
のが原因みたいなんですよね。
隣人との関係を途絶したかったんだと思うんです。
そんな事もあって、完全にデッドスペースでした。
まぁ、そんな前住人の確執は僕には関係のなき事。
有効利用の為、半年少々前に着工し始めました。
順番としては、図中の①②③の順番。
blogを頼りに思い出して見ると、
①を行ったのが、2008/7/10のこと。
②を行ったのが…7/23らしい。
で、
③を行ったのが本日、
2009/01/19ですから結構間があいてしまいました。
そこで話が戻りますが、
先述の木が問題になり、作業が先延ばしになっていました。
白状すると、『可哀想だから切りたくなかった』んです。
移植するのもどうなのかなぁ…とも感じていましたし
悩んでいるウチに半年が経った、という訳。
このままでは埒が明かないので、
一念発起、工事日和な本日に移植を行いました。
しっかし、木ってぇのは凄いもんですね。
根が想像を遙かに超える勢いで方々に伸びています。
有る程度の根は諦めて、掘り起こすこと30分。
漸く引っこ抜く事ができました。
すっきり。
木を移動させたところで下の地面を転圧。
…サンダルで、ですけれど。
今回の施工面積は、凡そ2.5m^2です。
15kgの袋を8袋ほど使用しました。
真砂土を敷き詰めます。
敷き詰めたらば、表面を均してあとは軽く散水。
更に1時間少々置いてから多めに散水。
そのまま放置すると完成です。
100kgを超える資材でこれぐらいの舗装量であるのと
そもそも15kgで1000円以上するものなので
なかなか一度には行えませんが、
徐々に庭が広くなっている感覚は楽しいものです。
ましてや、この場所はバイク置き場になります。
足下が舗装してあると整備もし易くなりますしね。
移植した木がちゃんと生き続けてくれるといいなぁ。
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