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人生には道標が必要です。<CBR600RRカスタム5>

 おっと?もうあれから3週間か・・・
お久しぶりでございます。油断してるとあっという間ですねほんと。
『若いころは…』なんていう年長者の戯言を、内心『何言ってんだ』なんて見てた頃は誰しもおありでしょうが、
逆に若い頃には無かった感覚として『時間が過ぎるのが早い』これは事実。
単に感受性が落ちたことも否定しませんが、単位時間当たりのやるべきことが増えたってのが大きいのでしょうね。

 という言い訳を前置きとさせて頂いて、
今日は2BL-CBR600RRのUSB電源取り出しとナビ取り付けのお話です。

 今時分はUSB電源の汎用性については申し上げるまでもない事ですが、
私の場合は スマホ充電や電熱ベストの電源、GoProなどの電源が用途となります。
最近の傾向でいえばUSB-TypeCでUSB-PD対応のものなどもありますが、
定格は魅力的なものの汎用性はまだまだな印象ですね。

 というわけでこんなものを用意。
(※作業当初の暫定部材です。最終的にまた変わっています。最終形態は後半をご参照くださいませ)

 お馴染みのステムホールマウントボルト+マルチバーホルダーです。
DAYTONAブランドのもの。13~14φ用が適合します。
これもこの前まで乗っていたSC57型CBR1000RRからCBR600RRになって変わった点でして、
CBR1000RRでいえばSC59、CBR600RRでいえばPC37からかな?
HESD(電子制御ステアリングダンパー)の構造が世代変更され、本体およびアーム類のトップブリッジ上マウントから、
トップブリッジ下側およびタンク下へのマウントとなったことでステムホールが解放され、
結果としてステムホール穴へのマウンタ取り付けが行えるようになりました。

 こんな感じのものをステムホールに挿し込んでボルトを締めると、画像左側の銀色の部分がホール内で外側に開き固定される構造。
尚、バーホルダーは高さがあると色々邪魔になるので”低い”ショートタイプを選んでいます。

 組付けるとこんな感じ。
クランプの左側にUSBコネクタが2つついていますが、これもDAYTONAのもの。各2.1A出力です。
こちらはCBR1000RRで5年ぐらい使っていたものの移植ですがこれだと見た目がよくないなあ。
この段階ではひとまず仮留めです。あとでまた考えよう。
各々のコネクタからはUSB電熱ベストやアクションカムの電源を取ります。場合によってはスマホも。
となるとフロント周りには最低2つのUSB給電コネクタが欲しくなります。


 続いてはナビの取り付け。
そういえば先日まで乗っていた SC57型CBR1000RR でナビを更新したお話をしてませんでしたっけ??
従来は10年前位に買ったRWCのX-RIDE XR432MC を長年愛用していましたが、
これがまた全然使い物にならず(笑) 昨夏にやっと 南海部品の NNV-002A に更新していました。

 ご存知の通りスマホ全盛のこの時代、今更専用PNDの需要は非常に薄くあまり開発がなく、
『これならまあ買いたいなあ』と思うナビが出るまでかなり期間が掛かりました。
個人的な感覚ですがネット回線依存のスマホナビは選択肢にはなく、
先般のapple公式コメントにもあるようにエンジンの振動が直にくるオートバイには熱の処理も含めてあまり向きません。
いざスマホを使おうとしたときに要らぬことで故障や電源のリスクを抱える方が非合理的という感覚ですね。

 それゆえに圏外でも問題ない単機能のPNDタイプのナビをもとめていたのですが、
事ここに至り NNV-002A がAndroidベースになりましたので購入。
値段は45,000円ぐらいだったかなあ。安くはないです。しかも車のそれに比べるとかなり機能的に見劣りはします。
それでも今現在では一番いい商品かと思いますし、実際の使用感も悪くはありません。従来のWindowsCE機とは大違いです。
あとは地図が少々古くて更新される気配がない点が気になりますが、オートバイでは車ほどナビを当てにはしませんのである程度はOKです。

 余談ですが耐震性のある京セラのTorque5Gも気になっているんですが、
3年前に買ったいまのスマホより性能が悪いんですよね・・・値段の割に色々微妙なので悩んでいます。

 ということで、NNV-002A に付属のクレードルとアームで、上記で取り付けたバーホルダーに装着!!

 なんだこりゃ・・・くっそ邪魔ですね(笑) 構造上ハンドルからかなり高い位置につきますし下手したらメーターまで見えません。
クレードルの庇部分も様々な環境で日光を遮るために大きく作られておりこれまたとても邪魔です。
ベースをショートタイプのバーホルダーにしても ”真ん中に設置すると”高さはどうにもなりませんね。
実際に運転は可能ですが正直この場所にあると見栄えも気分もいいものではありません。

 それでもと思い、アームの動く範囲で左側に寄せてみましたがこんな感じ。

 一部がスクリーンの外に出る感じの位置に来ますが、これも邪魔だなあ。
そもそもハンドルにマウントしているバーホルダーが動く=アームも動くので今度はカウルに当たります。
仮にロングタイプのバーホルダーにして横にオフセット装着すればたぶん回避は出来ますが、
今度はモード変更などに使うハンドルスイッチが見えなくなり結局邪魔であることは変わりません。

 そして一番の難点は 【 バーホルダー+アーム+クレードルでどこにあっても丁度いい位置に来ないこと 】でした。
早々に『こりゃ使えないな・・・』ということで次の案に切り替えます。

 またもや適当なステーを端材から仮作成し対応してみます。
用途としてはステムホールマウントボルトでこれを留めてからクレードルに直に取り付けます。
この後、このステーは画像の状態からもうひと加工し分割構造にし、
付け外しに手間が掛からない構造にして・・・どうだ!

 トップブリッジに可能な限り寄せ、ナビの本体や電源ケーブルがカウルに接触しないギリギリまで追い込みました。
これでハンドル連動で動かれても特に干渉もしませんし、視認性についても問題はありません。

 とりあえずこの状態で数回走ってみたのですが。『やっぱり邪魔だな』と(笑)
ナビの実用的にはここが最適解のようではあるのですが、一番気に入らなかったのがこの状況。

 キーを挿す時にいちいちめんどくさい。これに尽きました。
オートバイを乗るときに一番のイベントといえば、跨って徐にキーをひねりメーターの針が跳ね上がる。
そんなシーンの時に邪魔になるというとそれはそれで台無しです。
この点だけは現行CBR1000RR-Rだったらスマートキーですのでキーを挿す必要がなく悩まなくて済んだのですが。

 うーむ。それに私的にはやっぱりナビの視認性よりも、
メーターがスッキリ見えてCBR600RRのハンドル周辺のデバイスも含めてすべてよく見える方が優先かなあ。
ということで 第三形態!!さながらデスピサロのような感じです。

 まずは 以前のSC57型CBR1000RRの時の私の取り付け方法。

 そもそも1000ccサイズで車体が一回り大きかったこともあるにはあるのですが、
この時代(2006年頃)はまだまだカウル周辺のスペースにも余裕があり、
アルミ角棒でステーを増設したうえで XR432MC のクレードルを取り付けてアッパーカウル左側に収めてありました。

 そこで『今回も同様に』なんて思っていたのですが、
そこは2020年最新設計のスーパースポーツバイク。間違ってもそんな余裕のある作りではありませんでした(笑)
こういった状況は、カウルの合わせからなにからタイトになっていることからも設計された時代の差を感じずにはいられません。
ひとしきりアッパーカウル周辺やハンドル周りのスペースを探してみましたがどーにもならず。

 とはいえほかに場所もない。さりとてバーマウントでスマホナビを使う気もない。
そもそもオートバイに乗り降りするときに、いちいちスマホなんて外したりつけたりする手間はまっぴら御免ですから、
やはりこのオートバイ専用ナビ NNV-002A を使いたい。ということで細かいところを数mm単位で追い込みました。

 最終的に決まった場所は、
左のインナーミドルカウルのパネル面と、センターラムエアダクトの固定ボルトにアルミ角棒のベース部を作成。
どのみち左側のアッパーカウル端付近にはドラレコのフロントカメラを設置する必要がありましたので、
今回はナビとドラレコのステーをそのベースに取り付け対応することにいたしました。

 この状態であれば ”クラッチレバーホルダーがナビ画面上の 9mm程を通る ”ためナビへの干渉がありません。
但し、クレードルについている巨大な庇がどうしてもアッパーカウル内側に干渉しますので、
そこについてはバッサリカットいたしました。どのみちナビが寝ている状態では庇の意味はほぼありませんし、
この状態ならばアッパーカウルが庇の代わりにもなります。
(アドベンチャーツアラーみたな垂直取り付けでもなければ NNV-002A の庇は無意味です。)

 よし!これで 邪魔にならなくなった ので目的は達成です!

 さて。そろそろお気づきでしょうか・・・。

 ご想像の通り乗車視点ではナビ画面はあまり見えません(笑)
正確には ”クラッチレバーホルダーが邪魔して見えない” のですが、運転中はナビを凝視することもありませんし、
この NNV-002A にあるアローモード+インカム経由での音声案内を使えばナビとしては然程問題はなく、
どのみち細かく地図を見ながら運転するものではありませんので、必要なときは少し上半身を逸らしてのぞき込めばOKです。

 ということで無事に?ナビも取り付けられまして一安心。
現状見た目的にはかなりすっきりしており私的にはかなり満足しております♪

 

 最後におまけ。
結局ナビはトップブリッジ周辺から居なくなりましたのでバーホルダーは復活!
GoProも使いますし、有事の際にUSB電源も欲しかったのでここは再度検討してみることに。

 改めてこんなのを買いました。
実は最初にマルチバーホルダーを買ったときには未チェックでして、後になってから存在を知りました(笑)

 商品名としては 【 マルチバーUSB電源 】なるものなのですが、
なんと バーの筒の内側にUSBコネクタが仕込んであります。
となれば見栄えもよく、走行中にUSBコネクタへの水の侵入の可能性もかなり低くなるため合理的!
私はこういう商品が大好きです♪

 取り合付け作業自体はUSB電源の車体からの配線が増えるだけで、
バーホルダー自体は普通のものと同じ取り付け方法ですので大した手間ではありません。

 取り付け方向次第ではありますが、私の場合はバーの右側にUSBコネクタがあります。
普段は画像の上に上がっているキャップが下がり蓋をしていますが、
利用するときはそのキャップを跳ね上げてUSBケーブルを挿すだけ。これで5V 2.1Aが取り出せます。

 そしてついでにもう一つバーの下にUSB電源コネクタを追加。
バーの方のコネクタは主にGoProなどのUSBデバイス用を想定。下は電熱ベストなど用ですね。
余談ですがよく言われている通りUSBで取り出せる電力は上記の定格の通りわずかです。
もしより完全な電熱装備が必要ならば、バッテリー直でのリレー経由の配線がよいでしょうね。

 尚、私も一応は車体直の電熱グローブは持っていますが今は使っていません。
USBのものでも死ぬほど冷えることもありませんし、車体直で40Wとか取り出すと電装への負担も気になります。
当座はUSB経由のもので必要十分です。しかも手軽♪手軽さとか気楽さに勝る性能はありません( ̄ー ̄)。


 というわけで本日はこの辺りで。
次回はレバーとかスタンド周りかなあと思っております。
目指せ2月中更新!また気長にお付き合いくださいませ~

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気になる出っ張りウィンカーを移設しました <CBR600RRカスタム4>

さてさて。
書くことはあるが時間がない。そんな日常ですが今日は連休の最終日でチャンス!
CBR600RRカスタムの続きでございます。

 そうそう。我が房総にもついにループ橋が完成いたしました。
正式には【 清澄山道ループ橋 】と呼ぶようですが、計画の発端は1991年といいますからすでに30年。
お役所のやることというのはいつの時代も気長です。
写真は友人と早速走りに行ったときのものですが、ひらけた山間から海が臨める真新しいループ橋はとても爽快でした♪



 それでは改めてカスタムのお話。
今日は  『これ邪魔だな・・・』 と思っていた前後ウィンカーの処理についてです。

 といっても公道を走るには撤去するわけにもゆきませんし、
そもそも ”他の車両や人”から見えてこその保安装備ですのでそこは譲らず対応してゆきます。
今の時代、世にはeマークありで車検適合の豆電球ばりのサイズのLEDフラッシャーもありますが、
個人的には被視認性を担保する観点で従来の ”7平方cm” の基準は守りたいと思っています。

 というわけで元の純正ウィンカーから。
2BL-PC40型のCBR600RRは最新のオートバイですので前後灯火類はすべてLED化済。
従いましてサイズ感は小さいのですが、メーカーの汎用ウィンカーですのでデザインはどうにもぱっとしません。

≪フロント≫



≪リア≫



 それでも昔に比べればレンズがクリアだったりしてデザインがシュッとはしているのですが、
この シュッというか にゅっ というか出ているのがあまり好みではありません。
レーサー化する際には当然外すので気にならないのでしょうが私は公道利用が主なので気になります。

 ということでまずはリアの処置から。
CBR1000RRの時もリアはACTIVE製のLEDナンバーサイドウィンカーを使用していましたので、
それをそのまま再利用で移設しました。
2022現在は同ACTIVEウィンカーにもコンパクトタイプが出ていますが、私は従来のナンバーサイドの長いタイプが好みです。

 今回はついでにACTIVEのフェンダーレスkitも導入。
CBR1000RRでは3mmのアルミ板+汎用の白照明で自作フェンダーレスとしていましたが、
見栄えの問題もありましたし今回は別の目論見もありましたので追加購入しました。



 それとこちらも購入。



 リフレクターですね。これは法律上必要。
従来は約50mm四方の四角いものを使っていましたがちょっとデザインがオシャレなものに変更します。

 ここからはちゃちゃっと配線。
リアはHONDAの汎用コネクタでしたので市販の電材を利用。



 フェンダーレスkitを組みつけつつ、
LEDナンバーサイドウィンカーを取り付け配線を済ませましたが、問題はここだなあ・・・。



 画像右手の ”錆びた金属ベースがついた四角い白いやつ” こと、セラミック抵抗です。
ACTIVEのナンバーサイドウィンカーご利用の方にはお馴染みかもしれませんが、
一般的な白熱電球タイプのウィンカーバルブに近い消費電力とするための追加抵抗です。並列接続だったかな。

 これの扱いが廃熱処理も含めていい加減めんどくさくなっていたのは事実で、
それならばと別途これを調達。



 上のアルマイトのやつ2種がそうです。各々抵抗値が違います。
消費電力的にこれらの適当な方を取り付けるつもりだったのですが、
2BL-PC40型CBR600RRのウィンカーリレーでは前後の兼ね合いも考えるとあまり都合がよろしくない様子。
そもそもセラミックがメタルクラッドになったところでねえ・・・という話もあります(笑)

 というわけで今回はこの後作業するフロントウィンカーのことも考え、後ほどリレー自体も交換します。

 ともあれまずはリア周りが完成。



 とりあえず動作よし。電気的な帳尻はあとでフロントをやってからつけます。
フェンダーレスについても装着後の印象は純正のボテッとしたそれと比べてかなりすっきりしました。



 ここで、このACTIVEのフェンダーレスに敢えてした理由ですが、
車検適合であることは言うまでもなく大前提としても、
(ナンバープレートの角度は2021年10月の法改正で更に厳しくなりました。折り曲げはもとより角度が変わっても違法です。)
皆様ご存知の通り ”カッコよさ” では、適法でもより車体に沿った形のモリワキやTSRなどいいものがたくさんあります。

 ただ、私の場合はドラレコのカメラをつけるための上下間のスペースが欲しかったことと、
アルミ削り出しのACTIVEのナンバー灯部分の質感や堅牢製が気に入ったこと、
更には ”できるだけ上げ過ぎずある程度は後続車向けの泥除けとしても機能が残ってほしい” ためです。
ちなみにACTIVEのフェンダーレスでは元のリアウィンカーベースの穴が残りますが、
そこはカメラの配線を通す為に使っていますのでここも目論見通りです。


 それでは続いてフロントウィンカーの作業へ。
些か表現が紛らわしいですがこちらもこの前まで乗っていた CBR1000RR(SC57後期)で使っていた 、
”SC59型CBR1000RRのウィンカーミラー” を使用します。
このウィンカーミラーはSC59とかVFR1200Fや800Fなどの世代から採用されたもの。
現行では形が違うもののCBR1000RR-Rも採用していますが、
サーキットなどのミラー外し時には配線処理が多少面倒ながら見た目はやはりカッコいいです。

 また、このウィンカーミラーであればノーマルのCBR600RRのミラーと違って、
”クリック感のある折り畳み位置固定” や ”ミラー鏡面自体の角度変更” (CBR600RRはミラーケース全体を動かします)が出来、
ミラーの角度調整でオートバイのシルエットが変わらないというメリットもあります。

 ですが流用取り付けにあたり大事なポイントも。
いうまでもなくそんなに簡単につくものじゃありません(笑)

・ミラーベース部のアルミ鋳物の削り/穴あけ作業
・ベース下のスペースの穴(隙間)埋め処理
・車体側の特殊3極カプラに対する配線処理

 これらがクリアできれば付きます。
私はそんなにお金もないのでもともと持っていたSC59型のウィンカーミラーを流用しましたが、
(買うとかなり高いんです。左右合わせたら優に5万円を超えてきます)
今ならば世代の近い CBR1000RR-R のほうが流用し易いなどもあるかもしれませんね。

 そんなこんなで配線。必要なのは手間を惜しまない心とテスターですね。

≪ウィンカー点灯(ハザードで撮りましたので両点灯です)≫



≪ 車幅灯点灯 ≫



 こちらの動作もバッチリです。
法規上、ウィンカーと車幅灯の同時点灯は認められませんがしっかりと排他点灯となっています。
(SC57後期の時は車幅灯の動作がクリアできませんでしたので機能を止めていました)

 尚、この後に記述するワイドワッテージ対応のウィンカーリレー導入に合わせ、
フロントのウィンカーバルブも従来SC59ノーマルのものから市販のLEDバルブに変更しています。



 モノとしてはネット通販で2000円かそこらの安物ですが何ら問題はありません。ソケットの形状だけ注意ですね。

 ここまでで前後ウィンカーの処理は完了。最後に肝心の ウィンカーリレー 交換のお話。

≪ノーマルウィンカーリレー≫



 というのも、ノーマルの ”エマージェンシーストップシグナル” 対応のウィンカーリレーは、
前後とも3.1W LEDバルブのみに適合する比較的カタい仕様のリレーでした。
そこに合わせてフロントもリアも帳尻を合わせることはできるのでしょうが単純に手間。

 ということで今回はこれまた市販の汎用品のLED対応ウィンカーリレーに交換しました。

【 デイトナ LED対応ウィンカーリレー (HONDA 8pinタイプ) 】



 ある意味、今回の作業の肝はここといっても過言ではありません。
バルブも0.1W~100W対応、比較的最近のHONDA車両にあるエマージェンシーストップシグナルも対応。
これのおかげで色々と配慮をする必要がなくなり大変助かりました。
ピン数も従来のものより多い新型車種向けの8pinタイプです。
そうそう壊れるものでもないですが、気に入りましたので予備買っておこうかなあ。

 そんなこんなで気になっていた前後ウインカーの処理は完成!!
試しに走りに行った際に立ち寄ったラーメン屋の窓からふと見たりする際(笑) 愛車がスッキリしており大満足です♪



 心なしかラーメンもいつもより美味い!
南房総は鴨川エリアにある 【 馬琴 】なるお気に入りのお店のラーメンです。
房州味噌+炙りチャーシュー+肉ネギトッピング♪いつも決まってこれ!たまりませんな( ̄ー ̄)。



 さてさて。今回のお話はここいらで。
次回はUSB電源がらみのお話でもさせて頂こうかしら。
また後日お会いしましょう!気長におまちくださいませm(__)m

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哀しいけれど必要なのよね。ドラレコ。<CBR600RRカスタム3>

 さてさて。
危うく2021年の年間3回更新に続き、2022年は4日坊主で終わるところでしたが・・・
頃よく正月明けの3連休がやってきましたので続きなどを( ̄ー ̄)♪

 ここで本来ならばどこぞへ走りにゆくところなのでしょうが、関東は数日前の降雪の残りで日陰などはカッチカチ。
街道などはほぼ雪が消えているものの、オートバイで走るのは多くの場合裏の峠道なので控えざるを得ませんでした。

 ということで今回はドラレコの話。
時代が時代ゆえに証拠能力としてとても重要なのはもはや語ることもありませんが、
世の中のドライバーの多くが装着している以上、
有事の際に一方的な不利益を被るわけにもゆきませんので、今時分は交通弱者であるオートバイにも必要です。

 そんなわけでCBR1000RRから買って半年も使っていなかったドラレコを移設しました。



 種類は 【 Blueskysea A12 】なる所謂 中華ドラレコ ですね。
購入したのは昨夏、セールのクーポン利用で15,000円程だったと思います。
フロントカメラについてはウィンカー付近のインナーカウルにワンオフステーを拵えて装着。



 リアについてはナンバープレートに荷掛けフック用のプレートを装着しそこのL字ステーを共締め。
この製品の特長は ”ドラレコ本体にモニタがついている” ことですが、
カメラ直結のモニタだけに映像表示のラグはほぼなく、バックモニタ的な機能の期待もしつつ導入した経緯があります。

 尚、画質については典型的な中華ドラレコのそれといったところ。
フロントカメラはかなり黄色っぽい映像であり、リアカメラは白く濁ったよくある眠い映像です。

 とはいえ『有事の際に役立つならいいや』と思って使っていたのですが、
CBR1000RRで導入したときの6月頃から通算利用期間 『6日ほど』 で故障しました(笑)



 症状としてはドラレコ本体内部故障からの異常通電。
A12はACCとは別にオートバイ本体のバッテリに常時電源を求めるタイプのドラレコですが、
ある時ツーリングから帰宅してバイクを仕舞い数日後にエンジンを掛けようとしたらば、
新車で劣化のないはずのバッテリが過放電しておりセルも回らず。

 慌てて各所を確認するとドラレコ本体が異常加熱しており、
ついぞ二度と画面が表示されることはありませんでした。
この被疑ドラレコを取り外しバッテリ再充電するとオートバイ本体は正常に動作しました。
このツーリングでは特に雨に濡れたなどの切っ掛けもなく理由は不明ですが、
正直そんな挙動を示すドラレコに信頼は置けませんので仮に保証期間内でももはや不要。
早々に捨てて別のドライブレコーダーを購入することにしました。お金の無駄だったなあ。


 というわけで次のものは・・・と悩んでいたのですが、
2021年秋時点での選択肢は 【 DAYTONA M760/M777D 】【 ミツバサンコーワ  EDR-21/EDR21G 】あたり。
どちらも国内ブランドでの取り扱いで(中身は台湾製など)サポート面での期待ができます。
当然ながら双方とも前後同時録画ですが、
デイトナの M760は車載固定タイプ、M777はフロントカメラのみ取り外せるアクションカムタイプ。
M777には衝撃センサー(事故時のファイルロック機能に使います)がなく、F値もM760Dよりは劣ります。
ミツバサンコーワのものは GありがGPS付き、G無しがGPS無しです。それ以外は2カメラモデルであれば同様の印象。

 肝心の録画機能、画質や防振性能などはどちらのメーカーも及第点ですが、
ここで重要になるのが車載時の ”本体サイズ” です。
その点でEDR系のコントロールユニットの 100mm*74.5mmのサイズはCBRの荷物入れやシート下には大きすぎるため対象外に。
M777はフロントカメラがアクションカムタイプなので、
カメラ自体は多少大きいものの別途コントロールユニットなどの収納の必要がないのが美点ですが、
アクションカムタイプゆえに内臓のリチウムイオンバッテリが消耗品としての泣き所のためこちらも対象外。
M760Dについてはコントロールユニットが 60mm*60mm と圧倒的に小さいです。

 それらを考慮しつつ最終的にM760D (車両固定、車載バッテリ電源) に決めました。
ちなみにお値段は税込み 32,780円と中華のそれに比べるとかなり高いです。



 パッケージにも記載がありますが、SONYの裏面照射CMOSセンサのSTARVIS採用とのことで期待ができます。
ということで取り付け。



 配線のルート自体は中華ドラレコの時と変えていませんので、
アッパーカウル左側にフロントカメラ、メーター横にマイクとGPUレシーバ一体型のスイッチユニット、
そこから配線をミドルカウル経由で車体ハーネス沿いにタンクシェル内に通し、
シート下経由でリアカウルまで配線し本体ユニットへ接続。
本体ユニットから分岐してバッテリ電源、リアカメラへと接続としています。なお本体ユニットは非防水です。

 前後カメラの接続部には金属製のコネクタが採用(上の画像右下の銀色のもの)されており、
中華ドラレコがよくある車のドラレコのそれと同じ樹脂製だったことに比べると堅牢なつくりです。
接続部は場所柄水がかかる可能性がある箇所ですが、防水パッキンも入っておりそのままでも水の侵入の心配は低いです。
加えてM760Dのパッケージには適切な径の熱収縮チューブも同梱されており、より万全な取り付けが行えます。



 ここはリアカメラの接続部ですが、
熱収縮チューブを巻いたこの状態であれば水の掛かりも問題なく、コネクタねじ込み部の緩み止めにもなり安心です。
場所はセンターアップマフラのサイレンサ付近=リアタイヤの真上付近ではありますが、
配線そのものはリアウィンカーの配線と同じところを通しますので泥はねの影響はそこまでありません。

 余談ですが、ナンバープレート付近のリアカメラ取付位置はすぐ決まったものの、
フルカウル車ならではでフロントカメラの取り付け位置は結構悩みました。



 現行のCBR250RRやちょっと古いSS、その他全般の多少余裕のあるつくりの車両であれば、
フロントアッパーカウルの下側などに逆さ向きで取り付ける選択肢もあるようなのですが、
空力を最大限に考えられている車両である今時の最新SSでは写真のようにスペースほぼなく、
その位置だとサスペンションのストローク時に干渉や破損の懸念があります。
次に考えられるのはスクリーン裏ですがそれも視界の邪魔。それでアッパーカウル左側にした次第です。

 尚、肝心の映りについては次のような感じ。(ナンバーの地域コード等は加工しています)
キャプチャした静止画ですのでぼやけますがご容赦を。本来の動画の状態ではもう少々綺麗です。

【 フロントカメラ 昼 (色味・解像感イメージ)】



【 リアカメラ 昼 (色味・解像感イメージ)】



【 昼間 ナンバーアップ (数mまで近づいた際)】



【 フロントカメラ 夜(感度イメージ:交差点)】



【 リアカメラ 夜(感度イメージ:交差点) 】



【 ナンバーアップ 夜 (数mまで近づいた際)】



 DAYTONA M760Dの映像の質とセンサーの感度についてはこんな感じです。
周囲の環境光の多寡にかかわらずある程度の画質は確保されており、
GoProなどの映像向けカメラと比べると目で見た色味や分解能にはかなりの差があるものの、
ドラレコの記録としては充分に使えるものという印象です。
付け加えると15,000円~2万円クラスの中華ドラレコではここまで実用的なものではありませんでした。
(M760D自体は台湾製のようですがある程度歴史のあるベンダーのようですね)

 録音されている音、GPUの感度、加速度センサーにも不満はなく、
専用ソフトでのGoogleMAP連動の軌跡表示も楽しめるものでした。
ただ、マイクについてはネイキッドなどのウィンドノイズが入る状況では少し弱いかもしれませんので、
フルカウル車などの風の影響が抑えられる車種でない場合は取り付け場所に注意です。


 最後に余談。
今回買った DAYTONA M760D ですが、実は ” ハズレ個体 ”でした。
というのも、GPS/マイク内蔵のスイッチユニットが初期不良で音がまるで録れず。
リアカメラも使用中にフリーズするなどの不具合がありました。
一旦デイトナさんのサポートにお願いするも、センドバックのみであり実対応は3営業日。
更には不具合詳細を伝えて動画を提出したのにも関わらず、
被疑部品のスイッチユニットの送付は求められずという状況でしたので、今回は販売店で交換頂きました。

 結論としてはそれで正解。
やはりスイッチユニット故障でしたので代理店サポート直では危うく徒労に終わる所でした^^;

 マニュアルには明記がありますが、「車体に取り付ける前に動作テストを!」 これは大切ですね。
私も通電と録画、スマホとのリンクテストは事前に行っていましたがまさか音だけアウトとは・・・
皆様もこの手の商品を購入される際はご注意くださいませ。


 そんなこんなで取り付けも完了♪



 納車以来の各種パーツ取り付け作業で、
センターアップマフラーでもともと狭いCBR600RRのテールカウル内はパンパンになっております。
ETC2.0車載器/ホンダアラーム/キジマ コンバットV/ドラレコ M760D と入っていますが、
我ながらよく収めたなあと感心しております(笑)


 さてさて。今日のテーマ ドライブレコーダー関連はここまで。
次回は気になるジャマなあいつの処理・・・にしようかなあ。また書きます!

■追記■
・Mioは台湾Mitacのブランドのような気がします。過去少々ご縁がありまして。
・Mioの公式サイト上でもM760Dが2019年頃から取り扱いがあるようです。その意味では少々古いモデルです。
・11月の導入からここまでの不調の経験としては 『電源が入らなくなる』『microSDが認識されず赤インジケータのままになる』あり。
 前者は一旦本体ユニットへの電源を切断して再通電で解消、後者はmiroSDの複数回の入れ直しが必要でした。
 以下のfirmware更新で何等かの改善が見られればよいのですが、当面様子を見てみようと思います。
・11月頃以来久しぶりにAndroidのMiVuePro(専用アプリ)をドラレコにつないでみるとfirmwareのアップデート指示がありました。
 一応バグのfixと安定性向上?のようですが詳細は不明です。
※2022/01/09現在ダウンロードページに同Ver.の反映がありません
※ドラレコ本体にファイル転送後、アップデートには可也時間が掛かりましたので実施の際は短気に電源を切らないようにご注意ください。

 

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気づきって大切ですよね。<CBR600RRカスタム2>

 いやはや本日はいよいよ冬休みの最終日。
ざんねんながら2021年は3が日でblogが力尽きリアルに三日坊主となりましたが、
今年は1/4の本日まで続いたので去年よりは1日も進歩しました( ̄ー ̄)♪

 とはいえ、私も古い人間なのでTwitterやInstagramなどのナウいSNSはやっておらず。
さりとてあまりネット界隈で社交的な方でもありませんので(笑)
こんな感じのblogの力の抜けたぐらいがラクでもあります。

 というわけで本日は先頃購入した2021年型 CBR600RR のカスタムの続き。セキュリティ関連のお話です。

<CBR600RRカスタム2>

 オートバイ盗難対策の議論についてはもはや語り尽くされている感もありますが、
【 プロにはどうせなにをやっても無駄 】と【 素人のいたずらには派手な防衛策を 】、
【 プロにせよ素人にせよ著しく人目に付く状況は忌避される 】【まずは目を付けられるな】 が概ね最終的な結論かと存じます。

 その点で各々の窃盗犯のタイプへの対策としての最適解は別れるわけですが、
どうしようもないことに過剰に怯え対処することはまさに不毛。持ち得る手札で対策を行うしかありません。
私自身、数万円もする破壊困難(破壊できないわけではない)なロックや、盗難保険を使うこともありますが、
それらを併用した普段人目につかない状態での自宅での保管はさておき、問題は出先での対策となります。

 そこで今回の対応のポイント。

【 見た目で何等かのロックや対策があることが判る 】 【 対策は一つではなく一度で解除ができない 】

これを基本に、今回は3つのアラームと一つ(+状況に応じてプラスアルファ)のロックを併用することにしました。
想定する状況としては 【 けたたましくアラームが鳴ることで犯行を第三者にも気づいてもらう 】こと。
当然自分で気づくこともあるでしょうが、いざ警察沙汰になったときに第三者の目撃証言は非常に重要です。


 それでは取り付けてゆきましょう。

≪section1≫
まずはお馴染みのHONDA純正アラーム 【 ホンダアラーム 】からです。
特にイモビライザーなどの機能はありませんが、振動センサで鳴動するその名の通りアラームタイプの装置。
特徴としてはブレーキランプの動作と連動して簡単にON/OFF が切り替えられます。
さほど高価でもなく車両購入時には勧められることも多いでしょうから、HONDAユーザーにはお馴染みのアレですね。

 動作としては振動検知で鳴動を開始し、その程度により 10秒/60秒 のアラームが鳴ります。
この ”ブレーキランプと連動” が実に便利で状況に応じて簡単に使い分けができます。

 先述の通りイモビ機能ははないのですが、
CBR600RRには当然HISSが付いているので普段はそこに任せます。ただHISSもプロには無意味と聞きますね。
そういえばあのめちゃカッコいい現行CBR250RRにはイモビ付きアラームがオプションに設定があるようですが、
調べてみたらばそのHISS自体がないとか。コストの掛かっている場所の都合かしら。

 私はこのホンダアラームが気に入っていまして、
今回は前世のCBR1000RRから取り外し引き継ぐことにいたしました。
ただ、入手元はCBR1000RRを買った町田のバイク屋のおやじさんが「そこらの中古でよければ安くつけとくよ」ということで、
何にも考えずにお任せした過去がありますので、配線もよくわからず説明書もなしということで現物合わせです。
そう思うともうこのアラームも20年選手ですね。さすがはHONDA純正採用。



 テスタを片手にふむふむと確認しながら、CBR1000RRで動作していた頃の状態を探って取り付けしました。
配線はアースと常時通電とブレーキスイッチとイグニッションオンだったかなあ・・・
現物合わせなので早速忘れましたが問題なく動作しております。
ここで活躍したのは前回作業時に作成したD-UNIT+のACCトリガー取り出しの為のリアブレーキランプ割り込み自作ハーネスです。

 あとはCBR1000RRのときには(バイク屋のおやじさんが)付けていなかった、
オプションの専用LEDインジケータもせっかくなので追加。これは威嚇用ですね。作動時は周期的に点滅します。
実をいうとスピーカーのケースも長年の使用とそもそも中古なのでバッキバキだったりするのですが、
これはボンドで留めて誤魔化しました。探しはしましたが適当な価格で補修部品が買えませんで。

 そういえばCBR600RR最大の問題点・・・
というかセンターアップマフラー車両の弱点はリアシート下の積載スペースの無さですが、
これは前のCBR1000RRでも変わりませんでそこまで不自由に感じていません。
御覧の通り、ETC2.0の車載器とホンダアラームを入れただけで中央付近のスペースに余裕は既に無く、
あとはテールカウルの張り出した左右のスペースに色々押し込むしかありません。
書類はなんとか入りますが車載工具はおそらくそのケースのままでは無理かなあ。



 御覧の通り、現状はまだETCとホンダアラームだけで綺麗なものですが続いて次の作業にいってみましょう!

≪section2≫
次なるセキュリティは 【 キジマ サイクルアラームコンバット V 】です。



 これの取り付けは実に簡単。
アラームの動作のON/OFFは外部のワイヤレスリモコンで行いますので常時電源のみです。
ここの電源は前回取り付けた D-UNIT+ の常時電源ターミナルから取り出します。



 今回購入したのは 【 コンバットV本体+追加マイクロウェーブセンサ+補修リモコン 】の3種です。
マイクロウェーブセンサーについてはかなりアナログなボリューム調整で範囲を絞ることは可能ではあるものの、
2m以内に電界を乱すものが入るとアラームが鳴動するというなかなかワイルドな仕様です。

 ですが、駐輪場などで近づくだけでいちいち鳴られていたらば迷惑甚だしいということで、
アラーム本体とマイクロウェーブセンサーを車載してしまうと外から触れなくなりますので、
その 追加マイクロウェーブセンサ のみを強制的に電源断するための、外付け防水スイッチを見えない所に設置しました。

 補修リモコンについては故障した時用の予備。
アラーム本体をペアリングモードにすることでIDに応じた追加リモコンの記憶が可能です。

 画像は下に置いてある黒い箱と同化しているため些か見辛くて申し訳ありませんが、
左にある箱状のものが本体。
正方形で74*74mm程で厚さは35mmとかなり分厚いものの、これはテールカウルの張り出し部分に収めます。
本体は非防水ですが、水が掛からず外部から配線その他を触れなければ正直どこでもOKです。
画像に見える白いラインは外部リモコンの受信アンテナです。
尚、センサーの感度は配線の結線を繋ぎ変えることで3段階に調整が可能です。

 取り付けを完了した姿がこんな感じ。



 うーむ。周囲から見えないので別にいいのですが結局今回も雑多だなあ。
配線保護が必要なところはコルゲートチューブやビニールテープ、熱収縮チューブを使っていますが、
あまり使いすぎても収まりが悪くなりますので見えなければいいやの精神(笑) でこんな感じで。

 ここいらで車載のアラームは取り付けが完了。
常時電源タイプのアラームはその商品電力とバッテリ上がりへの影響が気になるところではありますが、
【 ホンダアラーム  0.3mA 】 【 コンバットV(本体のみ)4.5mA 】 と常識的な範囲では車載バッテリは上がりません。
(CBR600RRのバッテリは8.6Ah 10HRです)
また、私の場合は自宅でフロート充電器を常時接続しておりますので、
旅行先で2か月以上放置するなど余程のことがなければまず問題ありません。


 それでは最後のセキュリティ。

≪section3≫
【 ミツバサンコーワ バイスガード2 】



 これは・・・”ブレーキレーバーロックと傾斜センサーがセットになった商品” なのですが、
当初は  ”ブレーキディスクロック” とどちらを使うかかなり悩みました。

 ただ私の性格上、後者のディスクロックは いつか必ず忘れてディスクを曲げる 気がします。
一般的に取り外し忘れを防止するコイルコードなどがあることは承知していますが、
そもそもそのコードを外して仕舞うことも着けることもとても面倒くさいので早晩使わなくなりそうです。



 このバイスガードについてはこんな形をしていますが、ご覧の通り見るからに頼りないのが難点。
想像に難くなくディスクロックなどに比べれば圧倒的に強度に劣り防犯性は低いようです。

 よく言われますが 【 施錠が面倒なほど防犯効果は高い 】が真ではあるものの、
付け外しの手間が取れない状況も多々ありますし、時には急ぐ必要もありますので着けなくなったら無意味。
その点このバイスガードであれば兎に角簡単。
傾斜センサーのスイッチを入れてスロットルグリップとブレーキレバーを挟むだけ。
その状態ではブレーキレバーを引いて固定ができますのでフロントタイヤも動かなくなります。
またそれなりに目立ちますし、センサー作動中はLED点滅による一定の威嚇効果もあります。


 これでひとまず出先のセキュリティ取り付けは完了です。
当初の目論見通り 【 対策は一つではなく一度で解除ができない 】をこの3つのアラームが満たしますので、
仮に出先で窃盗の為の移動や悪戯などをされた場合でも、解除ができずに長時間の鳴動が期待できます。

 唯一懸念される誤作動による周囲への迷惑についても、
各アラームとも 自分には簡単に解除ができる ようにしてありますので、
車両を離れる際に必要な状況に応じて手間なく使い分けが可能です。


 以上が今回のセキュリティ対策としての作業です。
無論堂々と車両ごと持ち運ばれたり、電源を喪失するような加工ができる犯人には効果が薄いというものですが、
そこまで怯えていたらばツーリングなんかには行けませんので何事も程度問題ですね。
どんな犯罪もリスクとカネとの兼ね合いでしょうからそこは手を出す犯人次第。

 幸いにして前のCBR1000RRでは被害に遭いませんでしたが、
折角買った新型CBR600RRですから出来る限り永らく楽しく乗りたいところです。

 さてさてそれでは次回は灯火類?あるいはUSB電源かな・・・。
また自分自身が忘れないうちに余裕があるときに書こうと思います( ̄ー ̄)♪

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まとめたい症候群 <CBR600RRカスタム1>

いよいよ3が日も最終日。早い方は1/4からお仕事でしょうか。
また、年末年始も変わらず働いていらっしゃる皆様は本当におつかれさまです。
斯くいう私は1/5(水)からの始業です。となると明日は仕事の準備だなあ。貧乏暇なし。

 というわけで。時間の許す範囲で走り初めに行ってきました♪



 ここはどこぞの農道(笑)
オートバイで行きつけの有名な神社のあるダム湖はほぼ満車でそのままスルー。
自宅からも歩いて100mのところに創建2000年(史実的には1500年位らしい)の由緒正しい神社もありますが、
そこはそこで駅から歩いて参拝されている方々も込みで混雑しておりこれまたスルー。
『参拝は松の内でいいや』とてきとーに走りまわって通りかかったどこかのカーブです。

 単純ながらライダーなんて愛車と道があればどこでもいいってなもんで、
広い空と大きなカーブがありましたのでつい停まって写真を撮りました。
・・・あの丁字路の警告板なんであそこが曲がったんだろう。なんてどうでもいい事を考えつつ。


 ということで気分はもう年始の仕事が半分となってはおりますが、
しばらくはCBR600RRの納車とほぼ同時~1か月の間に手を入れた部分を、
今後気が向いた時にセクションごとにつらつらと書いていこうと思います。

 ちなみに納車までにWebikeやamazonその他でやたらとポチったパーツ類はこちら。
我ながら買ったなあ。納車待ちあるあるです。その他CBR1000RRから取り外した流用パーツもいくつかあります。

<CBR600RRカスタム1>
まずは今時のオートバイライフに欠かせない電装品の電源部から。

 前のCBR1000RRでは反省点のひとつとして、15年の期間に増えた電源配線の雑さがありました。
もちろん適宜整理や統合はしてあったのですが積年のものというのはどうしても雑多になりがちです。

 そこで今回はネットで気になっていたこちらを最初に導入!



 電源取り出しユニット。確実に使うアテもないのに2個買いました(笑)
左が非防水で常時電源ターミナル×1+ACC連動のアクセサリ電源×3の 【D-UNTI+】
右が防水でACC連動のアクセサリ電源×3の【D-UNIT WR】なる商品です。

 製品の傾向としてはどちらかというとWR(防水)のものはネイキッド向け、
または車載スペースがあまりなく水のかかりやすいオフ車などの車種で活きるイメージです。
他方の+については、基本的にカウル付きなどの水がかからない車種が対象。
+にはWRにはない機能として各アクセサリ電源で独立したヒューズがあり、
常時電源が必要なデバイス向けのバッテリー直のターミナルが設けられている点に相違があります。

 今回私は、ドラレコ+ETC+セキュリティアラーム+ナビなどの電源が必要ですので、
一部デバイスはACCが切れた際に通電をさせておく必要もあるため 【D-UNIT+】を使います。



 それではまずはACCのトリガー電源取り出しから。
当初は車体ハーネスを向いてスプライスで・・・などと思ったのですが、
そのうちどうしたか忘れそうなので今回は分岐ハーネスを使ってブレーキランプ電源から取ることにしました。



 あると助かるサードパーティ製の純正互換コネクタ部材。
秋月などのパーツ屋さんでも買えるのでしょうが調べる手間が要らないのは大きいです。



 適当に割り込み配線加工をし熱収縮チューブで保護しておきます。
配線についてはなぜ2極取り出しているかというと、前世のCBR1000RRからHONDAアラームを移設する都合です。
ACCのトリガーとしては1本でも問題ありません。

 そうしましたらば早速配線。



 取り付け場所はシート下のこの辺でいいか。
バッテリー直で+と-、先ほどの分岐ハーネスからACCトリガーを取り出し接続。
D-UNIT+への電源配線はこれだけです。

 ちなみにD-UNIT+の中身はこんな感じになっています。



 『コーキングが雑だな・・・』
これが第一印象でしたが『なんかヒューズ曲がってない?』これも印象。
ただ、この左のヒューズ曲がりの印象を放置したことが後々事件につながるのですが・・・それはまた後日。

 ともあれ取り付けを行って各ラインの通電テストをして電気的にはOK。
これで電源が取り出せたので次回からはいよいよ電装パーツの取り付けに入ります。


 最後におまけ。



 画像はドナドナ前の最後の雄姿ですが、 
じつは前世のCBR1000RRから取り外したパーツ群はそれなりにごっそりとありました。



 いろいろヤバい中華バックステップ(笑)から始まり、
USB電源やらリンクプレートやらビレットレバーやらLEDヘッドライトやらメーターやら前後ウィンカーやら。
15年分にもなればそれは少なくないというものです。のんびりやっていたらカウルの換装込みでほぼ丸1日かかりました。
市場に流すには可能な限りサラなほうが良いですからね。

 ただ、DREAMの方曰く「ここまでになると仮にノーマルでもカスタムでも査定は変わらないです」とのことでしたので、
Rothmans外装もふくめて『だったらノーマル戻しのほうが後の人の為にいいかなあ』と思い作業した次第です。
といえ今頃業販で安く買われたあとにパーツバラしで売られてそうだなあ^^; そう思うと少し寂しいですね。

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