主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
まだまだドラレコ迷走中 ~M760Dリアステー変更~ <CBR600RRカスタム16>
いやー。もう11月も終わりですね。
私につきましては公私の ”公” のほうが若干荒れ模様だったりしますが(笑)
なにを言っても期末まであと1か月。クーデターを堪えていろいろ頑張るしかないですね~。
そんなこんなでこの週末は土曜がほぼ雨。
日曜については晴れたのですがあまり走りにゆける状況でもなく、気になっていたドラレコのカメラステーの調整をしておりました。
ちなみにフロントカメラは現在メーターケース上にテキトーなステーを作成して取り付け済。
それは先日お話した通りなのですが、リアカメラについても取付以来ブレが気になっていたので改修。
まずは前提から。
私が今愛用しているのは台湾はMitacのMIO M760Dなる前後同時録画のモデル。国内ではDAYTONAが取り扱いをされています。
そいういえばこの記事を書いている時点ではamazonのBlack Friday関連でタイムセール中みたいですね。
※注:amazonリンク
その M760D なのですが、現行ドラレコ随一の本体の小ささで大変気に入っており、
専用ソフトについても次のようなグラフィカル且つ比較的使い易いものです。
他方、本体は充分に小さいもののカメラはそこまででもなくオーソドックスなサイズであり、
それはある意味ではドラレコ自体が程よく度目立つことにより煽り運転などの抑止効果もあるのですが、
物理的に大きい分多少ブレやすいということもであり、そのあたりが気になっていたのです。
ちなみにこれまでの取り付け状態。
極めてオーソドックスな ”ナンバープレートステーの肩部分” に取り付けています。
ただ、実はここは振動の末端であるナンバープレート自体が大きく揺れることに影響されてかなりブレるのです。
ということで取り付け位置を若干変更。
テーマは ”後方からカメラがある程度目立つこと” と ”ナンバーの振動の影響を避けある程度リジッドな場所”です。
まずはお馴染みのアルミ板材を用意。
テキトーに加工寸法を決めたらばあとは曲げたりなんだりと。・・・しかし酷い字だ。
曲げたら塗る。プライマーとラッカー塗料二重塗りです。
場所が場所だけに綺麗に塗る気などさらさらありませんで、指触乾燥程度まで進んだらもう取り付けてしまいます。
取り付けたらばこんな感じに。
端っこのほうの塗りが甘いのは手抜きの結果ですがまあよかろうて。
この位置は純正フェンダーのウィンカーステーの場所ですが、
私はDAYTONAのLEDナンバープレートウィンカーに換えてありますので空いた場所に取り付けました。
ステーのベースは適当にカラーとボルトで留めてとりあえずガッチガチにはなっています。
余談ですがこの ”純正フェンダー”はシートレールに取り付けられた左右分割構造のもので、
そこからフェンダー・ナンバー灯・ナンバー・リフレクター・泥除けのエンド・ウィンカーがASSYになっているのですが、
恐らく軽量化の目的で取り付け部分からすべてが樹脂製のためもともとあんまりガッチリとはしていません。
その関係で鉄フレームにボルト留めのように簡単にリジッドマウントとはゆきませんが、それは車両の性格ゆえですので仕方なし。
というわけで取り付けが済みましたのでテスト走行へ。
(静止画で失礼。ナンバーや位置が特定できる情報は一部加工してあります。)
静止画では正直違いは判りませんが(笑)
少なくとも前後とも関連車両のナンバープレートが問題なく判読できる状態です。
また、リアカメラのブレについては劇的に改善いたしました。やっぱりリジッドが正解なんですよねこの辺。
ドラレコの本来の目的は事故前後の状況記録とナンバーの判読ですからばっちりです。
尚、このドラレコ M760D ですが、よくあるドラレコのそれと同じでリアカメラの画質は結構眠めです。
データ的には前後ともFullHDのMPEG4-AVC(H264)ですがリアのみ5Mbpsほどデータレートが低いようです。
公式HP曰くカメラ自体は前後ともSONYのStarvisセンサーのものだということですが、
5Mbの差でこんなに画質が変わるものなのかしら・・・とはいえこの傾向はどこのカメラでも似通っているのが興味深いですね。
ということでリアカメラは結果も上々で満足。となると今度はフロントが気になるなあ(笑)
私が取り付けたメーターケース自体がラバーマウントなのでどうしても若干ブレが出るんですよね。
ただ、フロントは車両の外から見える場所には絶対につけたくないので悩みどころです。
とはいえこの手の迷走もまた楽しみの一つ。落ち着くまではまだまだ先は長そうです( ̄ー ̄)。
そうそう。気になっているドラレコで昨冬発売の 電子ジャイロ付き のものが4~5万円程で売られているのですが、
カメラケースが真四角なのとかなりでかいのが気になるんです。機能的にもできればもう一押し欲しい部分もあります。
電子ジャイロは昨今のGoProやMotoGPのオンボードカメラなどにも搭載されているアレですが、精度次第ではとても欲しいですね。
とりあえずYoutubeなんかで動画でも探してみようかしら。
≪気になっているやつ≫
※注:amazonリンク
さてさて。というわけで明日は月曜。今週も始まります。
個人的にはコロナワクチンのBA4/5対応の4回目接種がありますが、仕事の中抜けでゆきますので色々踏ん張らねば!。
皆様も感染症その他にくれぐれもご注意のうえ健康にお過ごしくださいませm(__)m
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ちょっとした違いなんですけどね。 ~WRSスクリーン~ <CBR600RRカスタム15>
さてはて。
今日 11/23 は勤労感謝の日でしたね。
日々頑張って労働に勤しみ笑顔でオートバイにお乗りの皆さま、またこの日も社会のために働かれている皆さま本当にお疲れ様です。
子供の頃見たアニメで「水や空気は税金以上に取り立てられるんでね」という主人公の明るいボヤきがあり、
私も例に漏れず生活のベースに余裕があるわけではなく日々生きることに精一杯ではありますが、
生活必需品ではないオートバイはあくまで道楽で+αの要素。相応に無駄を楽しむ覚悟がなければとても乗ることはできません。
そんな勤労感謝の日。
関東は生憎の前日夜半からの雨が終日降り続くという残念な天候ではありましたが、
そこは1/1プラモデルを有する趣味ライダーとしては抜かりなし。こんなパーツを買って遊んでおりました♪
今回もみんな大好きWebikeさんで購入。
仕事はデジタルですが生活はアナログ派の私は、あまりオンラインでのサービス利用はなくamazonとWebikeがメインの買い物先です。
世の中のみなさんはキャッシュレスとかポイントとかいろいろ気にされていてホントえらいなあと思います。
ワクワクしながら開封してみると中身はこちら。
WRSなるイタリアのメーカー製品。【 100% MADE IN ITARY 】の文字が眩しいですね。
私の現行CBR600RRは2022年現在ヨーロッパや北米で車両の販売は無いとのことで、
従来のモデルのようなパーツの選択肢の豊富さはありません。その意味でヨーロッパにパーツがあるのは大変珍しい印象です。
購入した種別は【 HO051T レース用ハイタイプ/クリア 】税込み17,000円ぐらい。
当地でも現在の為替で13000円少々、UPSの発送が送料11000円ぐらいとのことで輸入業者さんには感謝ですね。割安です。
ちなみにノーマルのスクリーンが純正価格で現在12000円くらいだったと思いますのでそんなに高いわけではありません。
まずはノーマルの状態から。
大体これぐらいの高さです。
これをこのWRSのスクリーンに換えてゆくかたちとなります。
左下にとても生活感の出ている錆びたスコップが写り込んでおりますが気にしないでください(笑)
パッケージを開封しノーマルと比較してみましょう。
左がノーマル、右がWRSのHO051T。厚さは2mmとのことですがノーマルより若干薄いかな。
下のカッティングマットの線を見るに像の歪みはノーマルより少なそうです。
注意書きには「ケミカル厳禁!掃除は水と中性洗剤でね」と書いてあります。
社外スクリーンには差別化のためか何らかの装飾がついているものも多いですが、
私がこれを選んだのは”スクリーンとしてしっかり前が見えること”が重要なポイントでしたので装飾は最小限です。
あるのはレーザー刻印かな?ライディングポジションからみて右手前の端に WRS のロゴがワンポイントある程度。
他メーカーのカーボン製の縁付きモデルや、ミラーコートやらも大層カッコいいんですけどスクリーンですからね・・・。
ちなみにヘルメットのシールドもあくまでクリア派です。
続いて重ねてサイズ感を比較してみましょう。
上がWRS。下がノーマル。
重ねていることもありますが明らかにWRSのほうが高いです。カタログ上は35mmUP。
それでは取り付け・・・の前に。
このスクリーンは純正のウェルナットを移設するタイプですのでそちらの取り外しから。
ウェルナットはよくあるゴムブッシュの中にナットが仕込まれているものです。つけ外しに多少の癖はありますがそこは根気で。
きわめて簡単なものです。
ただ、各辺の2穴の距離が若干ノーマルより広いようで少し外側にテンションがかかっています。
とはいえ無理があるほどではありませんので社外品なりというところでしょうか。
では交換前後の高さ比較。
見るからに後端の縁部分が上がり、透明度も増しています。
いい感じですね♪
そうそう、ネットのレビューなどを見るに「隙間ができる」とのインプレもありますが、
私の買った個体は先述のネジ穴(ウェルナット穴)の穴間の寸法が若干広い以外は問題ないようです。
御覧の通り左右ともにとくに浮いているなどの状態はありません。ノーマルとほぼ似たような感じです。
そして最後にこちらも大切な対応。
スクリーンにはこのパーツもしっかりと同梱されていました。
これ、なにに使うのかと申しますと ”スクリーンのエッジ部のモール” なのです。
純正だと成型段階でアールがつけられておりモールの類は嵌まっていませんが、
一応レース用表記の社外スクリーンにはその手の加工はなく、一般的に後付けでエッジ部の保護が必要です。
実際には見た目とのバランスでつけない向きもおありでしょうが、
正面衝突なんかして前に飛んだりすると、スクリーンのエッジで怪我をする可能性があるということで、
車検を受ける際に未装着であると指摘をされるとか。(そのものの関連法規は見つかりませんでした)
これでいよいよ完成!
いい感じですね~。
スクリーンをつけるだけの簡単な作業なのに周囲が暗くなっているのはフラッシュのせいもありますが、
裏で別作業をしていた関係で時間が経ってしまったゆえです。それはまた追々。
最後にこの【 スクリーンの35mmUP 】が具体的になにに効くのかと申しますと、
そのものズバリ そこまで伏せなくても走行風の当たりが緩和される こと。
CBR600RRはもともとガッチガチのレーサー車両なのでタンクベタ伏せで最高の空力となる設定になっているようですが、
公道でそんなことはまずしませんし、それこそ(仮に)200km/hでも然程伏せなくても別に問題ない動力性能はあります。
その点、上体をそれなりに起こした姿勢でどれだけラクができるか というのはツーリングなどでは非常に重要。
かといってツアラーに乗りたいということはまるでありませんので、こういうパーツで対応をしてゆくわけです。
実は以前のCBR1000RRでもゼログラビティのダブルバブルスクリーンを2回ぐらい買って愛用していましたが、
このちょっとした高さUPの効果は覿面で、高速での長距離移動なんかの場合にはけっこう馬鹿にならない差が出るものです。
副次的な効果として高コストな関係で(メーカーにもよりますが)ノーマルより透明度が高く見易いということもあります。
あると便利かもしれないものたち。 ~便利グッズ系~ <CBR600RRカスタム14>
ふむふむと。
気が付くと土日ももう終わりか・・・。とはいえ今週は勤労感謝の日がありましたっけ。
それを過ぎればもう師走もすぐそこ。年末まで業務のラッシュに見舞われた後はあっという間に正月かなあ。
そういえば会社の人間DOCKもコロナワクチンの4回目もすぐだったなあ。
などと色々と思うこの週末。
軽作業ながら愛車CBR600RRにつけておきたかった部品を取り付けておりました。
今回のアイテムはこの2種類です。
どちらも一見するとただのドレスアップパーツに思えますが、
私はあまりその手のモノに興味がありませんのでちゃんと実用上の目的があります。
それではサイドスタンドプレートの方から紹介して参ります。
素材はアルミ製、CBR600RRのロゴ入りで脱着用の親切にも六角レンチが付属しています。
この製品の目的は次のような時に活躍する(予定の)ものです。
ここは本栖湖の浩庵だったかしら。以前乗っていたCBR1000RRで出かけたキャンプツーリングでのひとコマ。
この場所は富士山の火山性の砂利というか溶岩の砕石で非常に沈みやすい地面なのですが、
こういう場所や赤土などでぬかるんだ場所、夏の柔らかくなったアスファルトなどの ”サイドスタンドが埋まる”場合に効果があります。
平時、キャンプの時には樹脂製のスタンド敷きを携帯し使用しておりますが、
それがない場合は夜露や雨などで夜半に地盤が緩むことで、
最悪の場合は目を離している隙にスタンドが埋まりオートバイが倒れることになり対策が必要なのです。
この樹脂製スタンド敷きを買う前はそこらの適当な石や木片を使用していましたが、安定感は専用品には敵いません。
ただ、この樹脂製のスタンド敷きは ”バイクを片手で支えたままスタンドの下に差し込む必要があり、
平坦な場所であればつま先で滑り込ませる事もできますが、基本的にはしゃがみ込んで手で差し込む必要があります。
正直、荷物満載の旅先では猛烈に面倒くさい&怖いことは否めず。
ということでずっと欲しかったのが今回のスタンド装着型のサイドスタンドプレートでした。
まずはノーマルのサイドスタンドの状態から。
皆さまのオートバイにもついているごく普通のスタンドですね。御覧の通り必要最小限のものです。
勿論ふつうに街中のコンクリートの上などで使う分にはなんの問題もありません。
ただ、これが結構地面に埋まるんですよね~。
それでは今回買ったサイドスタンドプレートを開封。
付属品はこれらと6角レンチ。左のテキトーな形のものはゴムスペーサのようです。
裏側はこんな感じ。一応溝が掘られており、真ん中は水抜き穴らしいものが開いています。
ただ、ノーマルのド鉄プレートも削れて地面と噛みあう仕組みですから、
溝は大して役に立たず早々に削れてガリガリになることでグリップすることになりそうです。
画像の黒いプレートを外し、削り出しの赤いベース部の窪みにとりあえずノーマルのスタンドを当ててみると、
上下方向にかなりのガタがありここで先述のゴムスペーサが登場するわけですが・・・
いくらなんでもこれはやる気がなさすぎでしょう^^;
ということで付属品は早々に破棄して手持ちのゴムシートで多少マシなものを作ります。
テキトーに型を取って。ゴムシートをそれにあわせて切り抜きます。
よし。いい感じにできました。ついでにベースに合わせて水抜き穴も開けてあります。
然るにスタンドに取り付け。固定は付属のボルト3本で上から黒いプレートで挟む形ですが、
使用中の脱落やガタは御免ですのでネジロックも塗布しておきます。
作成したゴムシートも標準で付属のそれより多少厚くしましたのでガタは皆無です。
真四角ではありませんので雑な計算ではありますが、接地面積も約3倍となり相応に効果が期待できそうです。
□ノーマル:43*35mm
↓
□スタンドプレート:75*60mm
ちなみに販売されていたサイドスタンドプレートの色は、
この赤のほかに青や黒、金などもありましたが私のCBRは赤ですし視認性も期待して私は赤を選びました。
唯一気になるところがあるとすればここかな。
スタンドを払った状態で見るとチェーンとのクリアランスに若干の不安があります。
走行中のチェーンはそれなりに暴れるのでもしかすると縁に少しあたるかもしれませんね。
素材的にチェーンよりこちらのプレートの方が弱いので危険はないでしょうが、その場合は異音などが出るかも。
続いては。もう一つのオイルフィラーキャップのお話。
これの目的は単純明快で ”イタズラ防止” です。
それこそ昭和の頃からよくある話なのですが世の中には心無い輩がいるもので・・・
こういう手で外せるキャップや、タンクのキャップなどを開けて異物を突っ込む悪戯があり、
砂や砂糖などの異物を入れられると最悪の場合エンジンが死亡する大ダメージを受けます。
尚、CBR600RRのクラッチカバー部にあるこのノーマルのオイルフィラーキャップですが、
今どきのエンジン寸法が極限まで詰められたオートバイでは最早ここにレベルゲージなどはありませんので、
キャップを外すとすればオイル交換の時ぐらいのもの。基本的に普段から簡単に開けられる必要はありません。
ということで今回はキャップをこちらに交換。
DAYTONAの汎用オイルフィラーキャップとキタコのワイヤリング用補助金具です。
まずはキャップから。
下の黒い金属製のものがそれです。ネジ部のサイズはM20*P2.5。(上に写っているのは外した純正キャップです)
Oリングについては最初から組付けてありますので、適当に余っているエンジンオイルを塗布してねじ込むだけ。
トップ部は純正のツマミ形状ではないため6角レンチで座面が密着する程度まで軽く締めこみます。
このキャップですが、上の縁付近にワイヤリングの穴が開いて周囲に溝も彫られている優れモノ。
ワイヤリングもぬかりなく施しておきます。
これで少なくとも手で開けることは不可能となりますし、緩み止め方向にワイヤリングをしてありますので緩むことも無し。
オイル交換の際はニッパでパチンと切るだけですから大した手間ではありません。
よしっ。これでまたお出かけしても安心な要素が増えました♪
私のオートバイの用途はあくまで公道のツーリング用途がメインですので、
今後もなにかしら便利なアイテムがあれば導入してゆこうと思っております。
さてと。明日からはまた仕事!ウィークデイ勤務の皆さま今週も頑張りましょうヽ(´▽`)ノ
正しい工具と台湾と。~特殊工具紹介~ <CBR600RRカスタム13_補足>
いやー。土曜日ですね。
人間生きていてなにが楽しいかっていうと色々なことがありますけれど、
ひとつ確かに言えることは 素敵な人々 との巡りあわせというのがあります。
勿論老若男女によらず、ということではありますが今日はそんなお話からのスタートです( ̄ー ̄)。
いよいよやってきた土曜日。
私のスイフトスポーツはKeeperのダイヤモンドキーパーなる5年コースでコーティングを任せているのですが、
本日はその4~5年目のメンテに出しに以前からお世話になっている専門の店舗にお邪魔しました。
そこでガラスコート/レジンコートの2層掛けとなる関係で3時間ほど待つ間は近隣のベイシアで時間をつぶし、
山ほど買い物をした後にメンテが済んだビッカビカのスイフトスポーツを受け取り『土曜だしどこかに行くかな』と。
ちょうど生活の買い物ということもあり今回はたまたま母を乗せていたのですが、
当人の時間も問題ないとのことでその足で近くの 2りんかん へ久々にお邪魔しました。
ここの2りんかんは自宅最寄りのバイク用品店につき、
従来は私のロスマンズCBR1000RRやDS11の車検をお願いしていた店舗だったりもしますが、
今やそれらも手放してしまい2BLの現行CBR600RRの1台体制のため最近はお店への足が遠のいておりました。
なんだかんだいってもモノを見なくて買うようなものはネット通販で事足りてしまいますしね。
ただ今日の目的はそうではなく、この冬に着るためのウィンタージャケットを見たかったのです。
それで久々に2りんかんのジャケットコーナーに母も連れて(笑)お邪魔すると、
店員さんがすぐに気づいて声をかけてくださってジャケットやそのサイズ、機能などについて説明してくれました。
この店員さん、女性の方なのですがまあ・・・もの凄くできた人で。
このblogの読者様もどこかで接客業経験者でいらっしゃればご存知かと思いますが、
世の中本当にいろいろな人間がいるので接客はとてもとても大変な仕事ではあり、
ちゃんと聴いて判断をし、その客にあわせた提案もできて同時に業務上の諸々の調整までそつなくこなすことはとても難しいものです。
にもかかわらず、メタボで年々サイズアップし選択肢が消えてゆく私(笑) にも親身になって話を聞いてくださり、
隣にいた母の相手もして和やかに笑わせてくれたりと、なんというか本当に素敵なお人でしたね~。
ちらっと見えたネームプレートは若葉マークのようですがとてもそうは見えず。
大して高いものを買ったわけではない(サイズがあえばもっと高額なものも欲しかったが在庫ではサイズが許しませんでした^^;)私にも、
雑談も含め実に丁寧な接客を頂き大変恐縮でした。肝心のジャケットについては在庫はなく2りんかんPBのもので和光から店間移動いただくことに。
メタボなもんでサイズが合わずお手数をおかけしそこも申し訳ない・・・が、欲しいものを買えて満足でした。
そうそう。この店員さんは伺うとCBRもNSRもお好きだとのことで、
そのあたりの細かいおっさんの昔話にさえ嫌な顔ひとつせず応じてくれとても嬉しかったです(笑)
そんなこんなで、お値段以上の楽しい買い物ができてとても感謝しております。ありがとう2りんかん!ありがとう店員さん♪また何か買いに行かねば。
よくツーリングなどの旅先でもこういう人間同士の素敵なふれあいがありますが、
今時分のドライなデジタル社会にあっても、やはり人間同士のやりとりっていうのが一番ありがたく嬉しいものですよね。
さてさて。そんなオートバイ的いい休日(当人は四輪で移動しやがってますが)なので調子にのって今日は一筆参りましょう。
と申しますのも、先般紹介しました ”自作スイングアームロックナット専用工具” について、
その後ひとつ進展がありましたのでUpdateいたします。
まずは以前紹介した自作の27mmソケットを改造した 【スイングアームピボットロックナット専用工具】がこちら。
使い方はこんな感じ。
スイングアームの軸の位置を調整する機構のロックナットを脱着するものです。
従来のCBR1000RR(SC57)の整備の際も同様のものでひとまず事足りてはいたものの、
本来のより厳密な調整のためにはそれではあまりよろしくない、という事は申し上げた通りです。
そんなわけで『アメリカなら買えるけどめんどくさいなあ』とネットの海を彷徨っていたところ、
まさかのそれっぽい商品がHIT!生産国は日本にも近いオートバイ大国である台湾にそれはありました。
ここで参考画像。私が当地を訪れた際の写真などを披露。
大型バイクこそあまり目にしませんが、スクーターを主に人々の足としてのバイクの比率はもの凄かったことを覚えています。
そうそう。こんなとこにも遊びにゆきましたっけ。
台湾は本当によい所でした( ̄ー ̄)♪
この時は65度の高粱酒をラッパ飲みしたあとだった気がするので(笑)だいぶ酔った状態でカタコトの英語を駆使しておりましたが、
それでも当地の人々があたたかく応じてくださったのはとてもありがたいことでした。
そんなオートバイ大国台湾。
台湾に限らず東南アジア近辺はオートバイ文化華やかかりしエリアではありますが、
(余談ですが私の現行2BL CBR0600RRが発売されたのもアジア圏のレースシーンのお蔭です)
あるところにはあるもので、純正では買えなくなっている特殊工具もサードパーティから販売されているのを見つけました。
こやつ。製造はTAIWAN。
そしてまさかの国内でも取り扱いがあり、KOSHIHARAさんなる輸入業者さんが販売されているようです。
このコシハラさん福岡の会社で、よくYutubeのvlogなどで拝見するあの志賀島からも近い業者さんのようです。
(探せばamazonにもShopとして出されています)
買ったものは【 スイングアームツール For Honda 】。
これ・・・どこのサイトも説明不足過ぎて正直買うまでは適切か不適なのか半信半疑でしたがとりあえず開けてみましょう。
”ロックナットレンチ” と ”ピボットボルトの6角レンチ”がセット。
それぞれアーム部に1/2inchのレンチ穴付きのロックナットレンチと、14mm/17mmが両端の6角レンチとなっています。
ロックナットレンチ部について前述の自作工具と比べてみましょう。
現物合わせで作った私の工具とどうやら寸法的には同一のようです。
では実際に使う形で各々の工具をあててみましょう。
この専用工具、御覧の通り ”真ん中に大きな穴があいている” のが最大のポイントとなりますが、
これがどういうことかというと。
”ロックナット”を保持しながら、”ピボットボルトを同時に保持できる”ことにあります。
これにより供回りをおこすことなく、適正な位置で固定したままボルト/ナットを適正トルクで管理できるようになります。
ピボットボルト側の穴についても14mmのためこのツールで問題なく対応が出来ます。
うーむ。たったこれだけのことなのですが、今まで通常のソケット流用の自作工具ではできなかったことなのです。
溶接ができればこの手の工具作成も難しくないでしょうがうちは電源がなあ・・・専用工具のメーカーさんに感謝ですね♪
これでいつか来るスイングアーム周りの分解整備にも準備はばっちり。
そうそう。ついでにこちらも購入してみました。
【 ステアリングステムナットツール 】
これも台湾製。前回は「生田あたりのショップで昔買ったいい感じのフックレンチがあるから・・・」なんて申しましたが、
トルク管理のための計算と力の掛け方が些かめんどくさい部分はありましたので『あればいいな』ぐらいの意識はありました。
形状についてはこんな感じ。
これも大きな筒状の構造に爪が四箇所出ており、それでステアリングステムのロックナットにかかる形ですね。
今現在私のCBR600RRでばらす必要はないので実車に当ててはいませんが、
以前乗っていたCBR1000RRやNSR250Rのステアリング回りのベアリング交換をした際の画像ではこんな場所が対象となります。
ステアリングステムの三つ又の軸が”この形”ゆえにこの筒状の長いソケットが必要となるわけです。
画像の2段構造のうち、上段のロックナットと下段のアジャストナットを締め付ける際に使うものですね。
この工具も1/2inchの穴がありますので手持ちのトルクレンチで扱うことができて非常にラクになりそうです。
最後に余談。
なんでステアリングステム回りのベアリング交換が必要になるかと申しますと。
どのバイクも概ね似たような構造なのですが、
操舵にあたりステアリングステムの上部と下部に各々大きなベアリングが入っていて、
それらのベアリングの玉が対応するベアリングレースに長期的に”点”で負荷をかけることで窪み、スムーズな回転を妨げるようになります。
常に車体の荷重や地面からの反力を受ける箇所ゆえに当然のことではありますが、
こうなるとハンドルを切ると「カコッ」とした違和感や異音が出ますし、車体がバンクする際のセルフステアの邪魔になるという寸法です。
オートバイに限らずメカものの可動部分はこの手の箇所が都度存在していますので、
適切なメンテを適切なタイミングで行うためには、やはり適切な工具が必要ということですね。
とはいえ・・・まあいうまでもなく、自分でやらんでもプロにお金を払って依頼するのが一番ですしオススメなのですが。
私のような単に色々なことに興味があるタイプや、誰かに頼むのすらめんどくさがりの人にはこういう工具もあるという紹介でした♪
これから冬が深まるにつけ全国的には気候的にお乗りになれない地域もあるかと存じますが、
ぜひ素敵なオートバイ整備ライフをお過ごしくださいませ( ̄ー ̄)♪
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小春日和の海岸線へ。
いやはやもう11月も中旬か・・・。
本当に光陰矢の如しってなもんでなにやら時の流れの速さが恐ろしくもあります。
とはいえ時間は待ってくれないもの。気が向いたらいつでもオートバイで走るのがライダーですよね♪
ということで本日は本能のままに、能書きはいつもより比較的少な目で参ります。
少しずつ秋の足音が聞こえてきたこの土曜。
『こんなに天気がいいのに家にいても仕方ないな』と思い、少し遅めの午後出発でCBR600RRに跨りました。
秋の夜長とも言うように段々日も短くなりつつあります。
となれば大人の時短術で今回は往路は高速で一気にワープしてしまいましょう。
自宅から1時間少々。
今日は『海沿いを延々と走りたいな』と思いましたのでまずは九十九里浜方面へ。
その名の通り、故事としては房総に逃れた源頼朝が家臣に浜の始まりから1里ごとに矢を立てさせ、その終わりが99里だったとか。
私の住まう内房エリアにも海はありますがそれは東京湾でしかなく、只管海を見たいということであれば外房がいいですね。
まずはひとつめの目的地 【 道の駅 オライはすぬま】に到着です。
お。なにやらかわいいキャラクターがお出迎えしてくれていますね。
調べてみると近隣の自治体 山武市の SUNムシくん だそうです。虫なんだ・・・。
と、ここで駐車時に盛大に イモ りました。
(※注:イモとは ”Nイモ” などミスをして空ぶかしをすることです)
実は行きの高速で楽をしようとよくある靴ベラ形状のスロットルアシストを使っていたのですが、
『道の駅で外せばいいや』と手抜きして高速を降りた段階で外さず、位置だけを変えて走ってきたところ、
駐車時の切り返しで御覧のような状態になり意図せずスロットルがワイドオープンでロック。
危ないなこれ・・・ただでさえSSはハンドルを大きく切ると手が挟まるわけですが、この状態になると下手したら飛びそうです。
うーむ。このCBR600RRは不満もなくとてもお気に入りなのですが、欲を言えばクルコンは欲しかったなあ。
ACCはともかく、このままでも構造上は電子制御スロットルなのでやれば速度指定型のクルコンは出来るはずなのですが、
SSにはクルコンは要らないというのがHONDAさんの哲学なのでしょうね。
元々スロットル操作の邪魔になるのでこの靴ベラタイプは買ったものの使用を避けていたのですが、たまには楽をと思ったのが仇になりました。
ともあれご休憩中の皆さまお騒がせをして申し訳ありません^^;
気を取り直して改めて私も休憩にいたしましょう。ここまで走りっぱなしでしたしね。
この 【道の駅 オライはすぬま 】は以前にも来た事がありますが、
土日になると出店が出て賑やかで、おいしそうな料理や地場の練り物が販売されていたりと好きな道の駅の一つです。
ちなみに ”オライ” は ”オラの家” の銚子地方の方言だとか。
ひとまずトイレをお借りしてからお土産物をいろいろ見て回りつつ、表に出るととてもおいしそうな匂いがしてきました。
揚げ物に焼きそばに中華にタイ料理。なんと魅惑的な光景でしょうか。
お仕事の邪魔にならないように 3mほど離れて『なにがあるかな~』と拝見していたらば、
真ん中のタイ料理やさんのご婦人が「もっと見てって!買わなくてもいいから(笑)おいしいですよ!」と。
そうなると私は弱いタイプ(笑)
気持ちよくお声がけいただいたお店では気持ちよく買い物をしたいもの。
そもそも見るだけということはまずしないので、ありがたくガパオライスとガイヤーンというものを購入させて頂きました。
支払いを済ませると、よほど空腹に見えたのかオマケまで頂いちゃいました♪とってもうれしいです!
日本にもタイ料理が浸透して久しい昨今ですが、独特のこの香りがたまりませんね~
おいしそうなものも買えてホクホク顔で駐車場に戻るとライダーも結構いらしている様子。
後から来た派手な直管っぽいバイク集団のおひとりも「な?ここバイクの人がいっぱいくるんだよ」となにやら仲間に得意げでしたっけ。
中にはキャンプ道具満載の方もお見えのようでした。羨ましいなあ。キャンプツーリングしたいなあ。
お買い物の後はいよいよ目的の ”海をみながらひたすら走る” 道へ。
お料理は拡張も可能な愛用のシートバッグ SW-MOTECH のPRO Sport にポンと放り込んでおきます。
今日は一眼レフも持っていますが双方難なく入り、ほんとにこのシートバッグ(タンクバッグ)の容量はいい感じですね。
道の駅を出てしばらく走ると・・・おおっ。道中で気になるものを発見。
ジャパニーズトラディショナルベーリアルグッズ。埴輪ですね。私の世代では おーいはに丸 がど真ん中です。
四輪じゃ間違ってもこうは行かないのですが、自由が身上のオートバイならばいつでもどこでも気になるモノの前で停まれます♪
何故ここに埴輪があるのかというと、この近辺は 芝山 という土地を中心に古墳時代の遺跡が多く有名なエリアゆえです。
道の駅からしばらく走りお目当ての【 九十九里有料道路 】の北端の入口へ到着。
この道は地方によくあるタイプの有料道路であり、オートバイは220円。
ETC非対応なのがETC慣れした身には少々面倒。人間はラクな方に流れる生き物です(笑)
ちょうど時間は15時前。
すっかり西日に向かって走る感じになりますが、今日はインナーバイザー付きのSHOEIのGT-AirIIで来ていますので問題なし。
ここからは実に17.2kmの快走路。
九十九里浜の砂浜の際の道路を、左手に海を眺めながらひたすら気持ちよく流して走ります。
動画のカメラの位置がトップブリッジの場所で低くしかも時間的に逆光なため、
見づらく恐縮ですがライダー目線ですと非常に爽快な道です。
南端にあたる終点のすぐ傍には先の東京オリンピックでサーフィンの競技会場となった釣ヶ崎海岸もあります。
途中の料金所で停まった以外は遠く広がる太平洋をただただ眺めながら走り、終点近くの一宮PAであらためて休憩。
併設の店舗でお土産とツーリングには欠かせないアイツを購入しました。
ピーナッツソフトクリームです♪
しっかりとピーナッツの味がして大変おいしゅうございました。今日は11月の割に暖かく余計においしさもUPです。
さてさて。それではそろそろ帰ろうかな。
このレッカー車は私がお世話になった方ではありません(笑)どなたかトラブル処理の後かしら。
ここの一宮PAにもライダーがひっきりなしに出入りされていましたっけ。
どちらさまもこの小春日和の秋にツーリングを楽しまれている姿を見るにつけ、
私も多少の勢いを足がかりに飛び出てきてよかったなとしみじみ思いつつ。
房総半島を横断する形で、一宮から茂原、そして東京湾岸のわが家へ無事に帰宅いたしました。
時間も距離も控えめでしたが、のんびり休憩しつつ4時間ほどのショートツーリング。いい休日になりました♪
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