主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
ナイトビジョンって憧れましたよね?
すっかり夏本番です。
毎年のことながらよくわからないうちに明けた梅雨の後から、
空はもう完全に夏のそれに変わっており、強いコントラストに目が奪われますね。
コントラストといえば。
まだ私のCBRが盗難の対象になるかもしれない新しい車種だった頃。
比較的治安の悪いエリアにあっては少々不安でございましたので、
(千葉県という土地は氣○團とかの元ネタが跳梁跋扈しているエリアなので)
盗難やイタズラ抑止目的で我が家のバイク置き場に設置した
型落ちのネットワークカメラがあったのですが、
かれこれ10年近くになり最近大往生し、交換することに致しました。
こちらが旧来のPanasonic製 ”有線” ネットワークカメラ。
ネットワークカメラ界?ではより堅実な印象の製品であり、
パンもチルトも自在なとてもよいカメラでした。駅などでは今でも現行機種をよく見かけます。
有線専用であることもあって当時安めになっていたものを購入し、
イーサネットコンバータで無線化して利用していたのですが、
さすが一流メーカー品、10年ほぼノートラブルでした。
むしろcoregaのコンバータが生きていたのが奇跡です。
そんな堅牢なカメラもいよいよ内部の駆動機構が破損してしまいました。
最初は『ウォームギアでも割れたかなあ』と思っていましたが、
本体を振ってみてもギア欠け特有のカラカラ音などはしません。
そして開けてビックリ玉手箱。
まさかのコグドベルト切れとは思いもよりませんでした。
うーむ。こんなサイズのコグドベルトなんて売ってるのかなあ・・・
取り敢えずPanasonicには購入可能かどうか問い合わせをしてみようと思います。
ダメならば部品取り用にもう1台どうでもいい状態のモノを買おうかなあ。
ともあれないと少し困るのと、単純なイマドキのものへの興味で新しく買ったのがこちら。
典型的な中国調達の安物カメラでございます( ̄ー ̄)。
安物とは申しますが、値段も実際に安いのだから仕方が無い!わははははっ。
この後最後に笑えるオチがあるのはおいといて、週の半ばで取り敢えず動作確認&耐久テスト。
元々が屋外利用の防滴設計のものでございますので、
屋外未想定の今までのものよりは堅牢である・・・ハズ。
触った感じでは、金属筐体で質感もそこまで悪くはありません。
肝心の機能としては次の通り。
・HD(720P)
・IP66(防塵・耐水)
・2.4GHz無線/有線LAN対応
・10m赤外線LED暗視機能
今はこんなにいい機能のものを安く買えるのですからいい時代です。
ただ、流石にメカニカル部分が多くなると商品の値段は上がるもの。
この製品にはパンやチルト、光学ズームなどの機能は搭載されておりません。
それでも、今までの10年(発売は15年前ぐらい)落ちのカメラとの撮影面での機能差は雲泥の差。
解像度一つ取っても、旧カメラはQVGA標準だったのがHDになっているわけで凄い差です。
内蔵の無線LANのお陰でイーサネットコンバータも必要ないのもいいです。
余談ですが、前のカメラは有線10Base-T規格。時代を感じちゃいます。
それでは早速設定をば。
最初の設定はLANケーブルを挿して、ブラウザからファームウェアの設定ページ経由で行います。
元々がそこらの中華製品ですので、当然ながら中国語/英語ベース。
(※バージョンにより日本語対応あるとのことですが、2016/07/25購入の最新の製品は違うようです。)
とはいえ悩む要素もなく、
ActiveXコントロールのインストール要求がインストール後も永遠に出続ける以外は平和なもの。
ページから無線LAN関係の入力をすれば、あとはケーブルを抜いても無線接続OKです。
また、動体検知での録画機能やアラートなどの設定もそれなりに直感的でした。
取り敢えずコンピュータ関連の英語が読めればなんとかなるのではないしょうかという程度。
設定が終わったらば動作確認。
赤外線LEDが36個搭載されているとのことで、明るさも期待できます。
因みに部屋の灯りを消灯するとこんな感じ。
これ、”カメラだから写っている”だけでなく、肉眼でも見えております。
「赤外光の波長が目に見えるわけねーじゃん」と思ったそこのアナタ。
私もそう思いました( ̄ー ̄)。理科の教科書レベルだと確かに見えないイメージなのですが、
ヒトの可視光域にギリギリ赤外線の波長は引っかかっているんですよね。
当然ですが、照射されている光線の殆どは全く見えません。
僅かに見えるぐらいが動作確認としては丁度イイ感じで便利かも。
起動も確認できたらば、実際にバイク置き場に仮付けして撮影状況の確認です。
適当に転がっていた木材にカメラベースをネジ留めして角度を調整。
あとは電源を取れば勝手に無線LANに接続されます。
(もちろんルータ側の設定も必要ですよ)
接続後は、PCの場合は専用の視聴ソフトorブラウザ経由の本体内ページ。
スマホのアプリ経由でも接続は可能です。
週内の仕事後にテストをしていたので、そういえば日中の画像を撮り忘れましたが、
街灯がほぼ無い道路を、内蔵赤外線ライト照射での夜間の映り具合は次の感じです。
【 PC版 】
【 スマホ版 】
日中は通常のHDカメラなりに鮮明かつ、色処理が適切で鮮やかに映りますが、
夜間の赤外線照明下でのこの映り具合も非常に良好で満足いくレベルのものでした。
最後にオチ。初日だけはぼちぼち調子良かったのですが・・・。
▼2日目:頻繁に切断されてデバイスオフライン。ブラックアウトして見られないこと多し。
↓
▼3日目:ブラウザ経由で設定ページには常に行けるものの、映像が最初から転送されてこないこと増加。
↓
▼4日目:設定ページへのアクセスが不安定に。
ログインしようとしても、何故かIDエラーで接続不能だったり行けたり。
↓
▼5日目:(本日)数分置きに再起動を繰り返すように。
仮に接続できても、画像が3秒ぐらい送られたあとスピーカーからはホワイトノイズが延々と。
そもそもこのカメラにマイクは無い。
というわけで、どうにもなりませんで販売元のサポートに連絡するもレスポンスが遅いのと、
もはや使える状態ではありませんので、やむなく返品の手配をさせていただきました。
私の場合、買ったものが初期不良でもそのまま我慢してなんとか使うか、
諦めて棄てることが殆どなのですが、防犯カメラがコレでは流石にどうにもなりません。
せめてもの対応として、上位モデル(新型)を入れ違いで発注してみましたが、
これまたどうやら怪しい予感がしております。
まあ、悪いなりに普通に動けば今度は使い続けるつもりですが・・・。
でもね。
子供の頃ハリウッド映画なんかで憧れた 【 赤外線暗視ゴーグル 】気分を味わえて、
これはこれで少し楽しかったかもでしたヽ(´▽`)ノ。
しらびそ高原 キャンプツーリング@CBR1000RR【後編】
さてさて。
仕事をしていたらばあっという間に木曜日。
そろそろ記憶が怪しくなってくるお年頃ですので忘れないうちに続きをば( ̄ー ̄)。
前回は・・・えーっと。
そうそう。山の上の大浴場でこの世の業を洗い流した我々は、
ホカホカ気分のままで自身のキャンプサイトに戻ってまいりました。
眼前には夕暮れを前に南アルプスの山々が広がっていました。
わははははっ。心地よい高原の空気に最高の景色。なんとも愉快でございます。
『今日もここで喰って呑んで寝られる』そんな贅沢はなかなかございません♪
それでは早速早めの夕食の準備。
これまた私のキャンプではお馴染みの 串揚げ タイムでございます。
整備された炊事場で仕込みをさっさと終えて、
テーブルにいたらばあとは油を加熱して揚げるだけ。
ゴミも少なく手間も少ないお気に入りのメニューです。
( ̄ー ̄)二度漬け禁止やでぇ~。
からの~。(死語というか私の語彙には無いコトバですが)
何を呑んだかもう忘れましたが、酒と共に揚げ物を臓腑に落とし込んだ我々は、
いくらかのテント休憩を挟んだあとに第二ラウンドを開始です。
今度はこちら。
今まで私のキャンプで ”火” の出番が極端に少なかったのは片付けの手間ゆえ。
特にオートバイでやる場合には、荷物も含めてなるべく避けたい選択肢でした。
ただ、今回はサービスカーならぬ仲間の車がありますので、
事前にバーベキューコンロと炭を託して載せてきていただいてありました。
そして毎度の仲間の試行錯誤タイム。
自分でやればあっという間ですが、ここはまあ楽しんで頂くためにお任せです( ̄ー ̄)。
暫くして組みあがったらば火起こしもささっとやってしまいます。
多少の手間を惜しまなければ普通に火を起こすことも可能ですが、
手間軽減の為に愛用の火起こし筒(煙突っぽい原理のものです)。
この他に着火剤も持っていたのですが・・・
実は炭を買ったのは1年半前であり、封が半分開いたままで湿度の高い自宅に放置。
着火剤に至っては2年前にこれまた封を切ってそのまま。
主要成分のアルコールは完全に揮発し、もみがらっぽい基材は湿気放題で役に立ちませんでした。
仕方が無いので、持っていたクッキングペーパーその他で点火。
まあなんとかなるもんです。
火さえついてしまえばあとはこちらのもの。のんびりやるだけ。
炭火で暖まりつつ焼酎などをやっているとあっという間に日が暮れてゆきます。
炎も安定していい感じになったところで、さてと焼きましょうか。
焼き鳥を焼いたり。
燻製しておいたベーコンを焼いたり。
串揚げで残ったシイタケを焼いて、しょうゆを垂らして食べたり。
(実はこれがかなり美味いんです)
グリルの上では丸のままのニンニクもホクホクに焼けております。こちらは塩で。
これもタマラン美味しさですヽ(´▽`)ノ♪
ここらで食のペースを落としてひと休憩。
酒の肴にイカを焼いて皿にとって日本酒タイムです。
時節柄 ”真田” 関連の銘柄が多いですが、それが少量ずつの呑み比べパック。
もはや食べすぎで酒の味も怪しくなってきておりますが、
この中では 〔真田城〕 が一番好みかなあ。そういえば 〔上田城〕 には行ってないなあ。
少量ゆえに3本の日本酒もあっというまに消えて行き、
タープに映る炎の色を眺めてのんびりしていると、ふと夜空がよい感じなことに気付きました。
星がくっきりと見えています。
田舎寄りとはいえ、私の生活する東京湾岸エリアでは星空など満足に見えることはまず無く、
天体観測で名高いしらびそ高原とは比較するべくもありません。
ランタンの灯りを落とし、タープから出てサイトの前まで出てゆくと・・・
これもまた下界よりも明るく輝く月と、それにも負けない星たちが見えています。
こんなにも月が明るいのにも係わらず、
ちょっとだけ視界を外すと星たちも見事に輝いて見えている。こんなこと滅多にありません。
別段写真撮影が目的ではなく、今回はただ遊びにきておりますので
三脚などの装備がありませんで手振れが酷い写真にて恐縮ですが、雰囲気は伝わるかしら。
空気が綺麗だとお月様も心なしかシャキッとしている気がします。
時折地べたに寝っ転がり暫く空を見上げていると少しハラもこなれてきました。
さて、それでは仕上げと参りましょう♪
まだまだ元気な炭火に牛カルビを投入。
もうもうと煙を上げるスーパーの安い味付き肉も、
炭火でやるだけで焼肉屋さんのそれに早変わりです( ̄ー ̄)。
肉もあっという間に平らげたあとは、
燻っている炎に残った炭を全て投入し、グリルは朝までそのまま放置。
燻った炎が再び元気を取り戻してくる頃には、
買ってあったウィスキーとビターなチョコレートも全て無くなり、
日付が変わる前に今宵の宴もお開き。各々のテントに戻ってこれまたすぐに眠りに落ちました。
日常生活ではありえませんが、
太陽のリズムとともに活動していると、なにやら一日が長く感じてほんとうによいものですね。
翌朝。
私は朝からフル稼働が出来るテンションの人間ですが、
いつも通りに早めにもぞもぞとテントから這い出し、よいしょと伸びをしてみます。
朝焼けの中の南アルプスもまたよいもの。
文字通りの高原の空気を胸いっぱいに吸い込み、仲間が起きるまで二度寝タイムです。
最終日は帰宅をしなくてはなりませんので、
早めに支度をすることにし6時起きで打ち合わせておりましたので、
6時ジャストに仲間に声を掛けて叩き起こし、日が高くなる前にテント周りの片付けは進めてしまいます。
のんびり屋の仲間を横目に私はささっと1時間程で個人スペース側の片付けを済ませ。
仲間のスペースの片づけが終わるのを見計らって、お手軽な朝食タイム。
手間もヒマもないときには、日本の発明カップラーメンに限ります。
あまりにのんびりしすぎて 【 標高2,000mに居る 】 ことを忘れがちですが、
パンパンに膨らんだカップ麺の容器が、その事実を目に見える形で教えてくれます。
手軽な朝食を済ませたらば、最後に共有スペースのお片づけを開始。
パン粉の袋には小さな尺取っぽい虫さんが頑張って登ってきていましたが、
高原の動植物を下界に連れて帰るわけにはゆきませんので、
近くの草むらに丁重にお引取り頂いて片付け続行。日が昇りきる前になんとか完了いたしました。
CBRに荷物を積み終えひと息。
アヒルさんも忘れずに乗って頂いて・・・と( ̄ー ̄)。
荷物の固定もしっかり確認しそろそろキャンプエリアから出発です。
『 絶対また来よう。 』 今思うのは正にそれだけでございます。
キャンプサイトから上のホテルに向かい、ロビーでチェックアウトと最後のお買い物。
青く抜けた空と、独特のデザインの建物の対比がとても美しいですね~。
太陽に近い場所だけにジリジリとした陽射しが降り注いでいますが、
高原を抜ける風が暑さを相殺し、その太陽そのものもやはり心地いいです。
さて。今度こそ帰りますか。
山の上のホテルから、タイトで荒れた峠道をスイスイ下り。
キャンプの荷物満載ながらもCBRならば苦もなく周囲を置き去りにして進みます。
仲間のクルマをところどころで待ちつつ。
暇な待ち時間には景色を眺め。
ところどころガードレールが無かったりしますので、
ここでワンミスすると崖下にダイブだったりするのですが、
まあコケなければどうということはないのです( ̄ー ̄)。
因みに日陰での写真が多いのには諸事情ございまして。
仲間が車で分岐ポイントまで下ってくるのには、
毎回優に5分は待ちますので日向に居ると干上がってしまうから。
少々見づらいのはご容赦下さい。
峠を下り、トンネルを抜けて飯田市街まで一気に駆け下ります。
そこからは時間との勝負。
連休最終日の中央同大渋滞は必定ですのでいけるうちに進めるところまで。
飯田ICから中央道を諏訪方面へ。
諏訪から南へ下り、甲府を過ぎた辺りまでは順調だったのですが・・・・。
ここからが鬼門。
悪いことに勝沼のトンネルの手前で 【 故障車 5km 45分 】の表示アリ。
こうなるともう動きませんので、灼熱の甲府盆地で牛歩先述。
なんていいながらも早晩付き合いきれなくなって仲間を置いてライドスルー( ̄ー ̄)。
去り際にインカムで
「じゃあ大月ICで曲がって下さいね。この先八王子付近は18km渋滞らしいので、
裏というか下道も利用しながら帰りますんで」と言い残し、一人だけワープ。
早々に中央道は河口湖線の 【 谷村PA 】に到着して日陰で仲間を待ちます。
・・・が。来ない。30分待っても1時間待っても来ない。
『事故ってなければいいなあ』などと心配して待っていると、1時間20分ほどで急に電話がなりました。
「○○さんすみません!談合坂に来ちゃいました・・・!」っておーい!?
なんでそうなるんだって話ですが、落ち着いて話を聞くとどうやら大月Jctで曲がり損ねたらしいです。
こうなると、大渋滞の中央道を絡めて再度合流するのは困難です。
(私も態々渋滞している談合坂方面に向かって突っ込むのは勘弁願いたいですし)
仲間と電話で相談し、各々が適当に帰ることに致しました。
ここからはひとまず、河口湖 ⇒ 東富士五湖道路と抜けて山中湖から須走経由で御殿場へ。
御殿場から東名でも・・・と思いきや、ICまで渋滞がビッシリ&ICから海老名までビッシリ。
『こりゃタマラン』ということで山中湖に戻り、道志経由で帰ることに切り替えました。
そして道志入り口付近の古びたセルフスタンドで衝撃の事実。
なんと 【 55,556km 】でした。残念っ!!
渋滞を見て引き返した辺りまでは『 55,555km で記念撮影を 』なんて思っていたのですが、
どうやら途中ですっかり忘れたようで、痛恨の1kmオーバーでございました。
それでもと一応パシャっと撮影し、
ガソリンを満タンにしたらばここからはKIAIの勝負。
ガソリン満タン&キャンプ道具フル積載のCBRではありますが、
何故か多くの車&バイクに譲って頂きながら相模原まで快走です。
ただ、私は原則として道志でイエローカットはしないことにしていますし、
そもそもフル積載の重量でコーナー手前で譲られても・・・
まあそれでも奥まで突っ込んでスイっと曲がって抜かせては頂くのですがこれはこれで(笑
道志を抜けたらば橋本辺りから淵野辺に向かって16号へ。
元々町田界隈に住んでいましたので、この辺りはほぼホームみたいなものです。
ここから16号の町田ICまでの大渋滞に付き合ったらば、保土ヶ谷バイパスから狩場線へ。
川崎の浮島jct経由でアクアラインに入り、
そのまま木更津から東京湾沿いに北上して一気に帰宅です。
結局猛暑の中で大渋滞に翻弄される羽目にはなりましたが、
抜けてきた一般道はそれなりに進んでいましたので、18時を前に長野から無事帰宅。
今回の走行距離は 【 961.6km 】となりました。
長いようで短かった、しらびそ高原 のキャンプツーリング。
梅雨明け前ながらも概ね天候にも恵まれましたし
直前で悪化した椎間板ヘルニアについても、オートバイ健康法&高原での療養で少しは改善。
なにより標高 2,000m での連日のキャンプ泊と、
酒に美味しい食事で魂がすっかりリフレッシュです。
少々遠いけれどやっぱり行ってよかったなあヽ(´▽`)ノ♪♪
さてさて。3回に及んだロングキャンプツーリングの記事もここで一区切り。
最後まで長らくお付き合い頂きましてありがとうございます。
皆様もこの夏、キャンプツーリングなどいかがですか( ̄ー ̄)?
しらびそ高原 キャンプツーリング@CBR1000RR 【中編】
さてさて。
前回は千葉県から東京と山梨を越えて、
無事に長野県 しらびそ高原 に到着いたしました。
下界の町である飯田市街からは51kmも離れた標高2000mのしらびそ高原で、
CBRでやってきた私は、いよいよキャンプの開始でございます♪
フロントで案内された私のサイトは 【 B-6 】。
梅雨明け前とはいえ、絶好の海の日連休で早くから予約は満杯になっていましたが、
こんなこともあろうかと1ヶ月以上前から予約を取り、
お願いして端っこのサイトを押さえて頂いてありました。
芝生のサイトにつき直火は禁止ですが、
各々のサイトにグリルと簡単な丸太のイス付。
今回新調したTANAXのキャンピングシートバッグ2は、
僅か4つのバックルと念の為にフレームに固定したリピートタイだけで簡単に外し、
よいしょとキャンプ道具一式を降ろし設営開始です。
今の装備はライダー向けに開発されているテント&タープですので双方で20分程度。
実にカンタンでよろしいですね~♪
各サイトには四輪のSUVも入るサイズのゆったりした駐車区画あり。
芝生の下が土なので、オートバイの場合にはスタンドの下に石か敷物が必要です。
私はこの日の為に、以前から欲しかったDAYTONAのスタンドマットをバッグに忍ばせてきました。
とはいえ、今までは石で不便ありませんでしたので、適当な石を探すのもアリです。
毎度便利に使っておりますが、先日新調して塗装しておいた黒のアルミケースも大活躍。
鍵がかかるので、バーナーやら調理用の刃物やらと危険なものもばっちり収納です♪
各々のサイトの間には共同で大きなタープも設営。
テーブルと椅子を配してくつろぎスペースが完成でございます。
設営の後は仲間の準備が終わるまでひと休憩。
手伝いも申し出たのですが「ここは自分でやらないとダメなんです」と断られました。
私も決して器用なほうではありませんが、仲間はちょっぴり不器用だったりするので大変そうです^^;
あまりののんびり具合にうつらうつらし始めた頃に仲間のテント設営も終わり、
ここからは怒涛の呑み&喰いタイム。
各々クーラーバッグを持ち込み、下界のイオンで氷を買って食材を冷やしてありますが、
足の早いものから食べることは鉄則です。
最初の少し遅めのお昼ご飯はこちら。
海鮮丼でございます。
海の無い県に居ながらの標高2000mで海鮮丼!
なんというアンバランスヽ(´▽`)ノそしてなんという贅沢♪
仲間のリクエストで、私のキャンプではお馴染みの海鮮丼ですが、
タレは醤油ではなく私特性の出汁醤油。今回も好評でございました♪
下界から遥々登ってきた状況もあり、
もう運転する気はありませんので、初回は氷でしっかり冷えたプレミアムビール的なもので乾杯です。
満腹になったら寝る( ̄ー ̄)!!
実はまだ影響を引き摺っていた椎間板ヘルニアの療養も兼ねて、
横になりのんびりタイム。気がつくとうたた寝していてあたりはすっかり夜に。
山の天気は変わりやすく靄が頻繁にかかってきます。
そして夜の夕飯&晩酌はキムチ鍋的なものとそば焼酎。
折角の長野ですから、更級伝説なる蕎麦焼酎に致しました。
口当たりがスッキリとして大変飲みやすくあっという間にカラに。
そして呑んだら寝る( ̄ー ̄)!!
翌朝。6時を前に自然と目が覚めてテントの入り口をOPEN。
夜半には雨も少し降ったようですが、風もほぼ無く穏やかな夜でした。
テント&タープ設営は陽射しの方向などに配慮するものですが、
ライダー的には ”入り口を開けたら自分のオートバイが見える” が大切なのです♪
ここで、少し遅く起きてきた仲間に声をかけ、つまみのための秘密兵器に着手。
仲間に「やってみます?」と聞くとやりたいというので、
口やら手やら出しながら組み立ててゆきます。
段々形になり、組み上げたらば燃料も準備。
チップを更に粉砕して固められたスモーク用のブロック。
温度管理に難はありますが、これはこれで割り切れば便利です。
あとは食材を放り込んで、火をつけて適当な時間を待つのみ。
穏やかな高原の空気の中に、優しい煙が立ち上ってこれもよい感じ。
仕込んだらば基本的に放っておくだけなので、遅めの朝食の準備。
軽くナゲットを揚げてみたり。
こんなものでも、キャンプ場で食べると美味しいものですよね♪
その他朝食を済ませ、昼過ぎまでまたのんべんだらりとしたらばお昼時。
「観光をしないでひたすらくつろぐ」 これが今回のテーマです。
ある種都会の生活で疲れた日々を、高原の療養で取り戻す大切な時間なのかも。
昼飯は流しそうめん。
野菜で色づけされたカラフルな麺が入って楽しい感じ。
高原の流しそうめんもまた贅沢でございます。これぞ夏ですね♪
そんで喰ったら寝る( ̄ー ̄)!!
この記事を書いている現在、世間様はポケモンGOとやらで大騒ぎですが、
ここは基本的に圏外。もともとLINEすらも頑なにやらないアナログ人間としましては、
そういったしがらみから開放されてむしろ心地いいぐらいです♪
スマホも触らず、自然の音と空気、たまーに音楽プレイヤーで曲を聴き過ごします。
大体BEATLESとクラッシックばっかりなんですけれど。
靄と晴れが交互にやってくる高山の天候の中で再び目覚め、
テントから外に出るとこれがまたいい景色。
これが泊まっている場所の目の前。
愛車が横に停まっているテントの窓からはそうそう見られる景色ではありません。
そうそう。今回もキャンプツーリングなのでいつものアヒルさんが同行。
もちろん仲間の見ていない瞬間に撮影を致しました(* ^ー゚)。
ここらで、食材もほどほどに消費されたので下界に買出し。
片道50kmからの道のりですが、
シートバッグから開放されたCBRはどんな悪路でもスイスイと快走♪
仲間を一瞬で置き去りにしつつ、タイトな下りの峠道を水を得た魚のように駆け下ります。
峠を抜けて、下りのループ橋から更に市街地へ。
道の分岐では、仲間が降りてくるのを暫く停まって待ちます。
なるべくペースを合わせるようにしてはおりますが、こればっかりは仕方の無いことです( ̄ー ̄)。
長い農道のストレートで、遠く飯田市街地が一望できる場所までくればあと一息。
ライダーさんも結構な数ですれ違いましたが、
この期間を通じてキャンプ場では会わなかったのでホテルのほうのお客さんかしら。
二度目の買出しタイムで、またまたアップルロード沿いのイオンでお買い物。
ご当地の食べ物やお酒も置いてありますし、
地域住民のかたがひっきりなしに訪れる回転のよい店なので鮮度的にも安心です。
酒と食材を買い込んだらば、山に向かってGo!
下りよりは飛ばしませんが、のんびりそれなりのペースで再び しらびそ高原 に到着。
と。
ここらでさっぱりタイムと致しましょう。
前夜は風呂に入りませんでしたので、下界の暑さでかいた汗も流してゆきます。
ホテル側の客に配慮して利用時間の制限こそありますが、
キャンプ場利用者は割引価格で、ホテルの大浴場を利用することができます。
尾高山山系の湧き水を沸かしたお湯だといいますが、、
手入れの行き届いた、広くて清潔なとっても快適なお風呂です。
しかもタイミング的に貸切♪いやーラッキーでございました。
脱衣場には懐かしの自販機も現役で稼働中。
すっごく欲しかったのですが、どれも持ってきてしまったので残念。
でもこのチープでレトロな感じ大好きです。
パチモン満載の安いおもちゃが出てくるコスモスが大好きだったなあ( ̄ー ̄)。
標高2000mの山水の大浴場という雰囲気と、
貸し切りですっかり長湯をしてポカポカになったところで、
ロビーの御土産コーナーで数千円ほど買い込みまして再びキャンプサイトへ。
山に登ってからまた雨っぽくなりましたが、山の天気ですからすぐにやむでしょう。
8月手前とはいえ高原の気候は少々肌寒いですが、
長風呂のあとですので気分は上々です♪
そういえば、ここの目の前の道路は面白い場所に繋がっています。
何年か前にオートバイ界隈で少しだけ話題になった 『 わんおふ 』なるアニメにて、
主人公が住んでいるという 【 下栗の里 】に繋がっている一本のルート。
場所柄ライダーが沢山抜けていったので、個人的にはそれもとても愉快でした♪
もしソロで来ているならば間違いなく下栗の里まで行ったでしょうが・・・
今回は息抜きに仲間と来ていますので、それは次回までお預けです。
さてと。夕食の時間まではまだ少しありますので、
またもや各々のテントに戻りのんびりタイム。今日の晩御飯も楽しみです。
と。またもや長くなってしまいました。
ここらで中編としてひと休み、次の更新でのんびりタイム第三弾とさせて頂きますヽ(´▽`)ノ。
しらびそ高原 キャンプツーリング@CBR1000RR 【前編】
さて。あれからどれだけ経ったかしら・・・。
なにせオートバイに乗るのに忙しくて( ̄ー ̄)。と申してもイイのではないでしょうか今回限りは。
いつも当ブログに足を運んで下さる皆様、更新頻度が落ちており申し訳ございません<(_ _)>。
私がオートバイに乗る理由は様々ございますが、
基本的には皆様と同じで 『 走ることそのものが、ただ単純に楽しくて仕方ない 』や、
『風を全身で感じられる』『季節の匂いがわかる』等々あります。
でも、もしかすると 。
『気が抜けなくて疲れる分、全ての経験がずっと濃密になる』のも大きいのやも。
そんなライダーの端くれの私が、
今回は10年来ずっと ”オートバイで 行ってみたかった” 場所に、
念願叶って、キャンプツーリングがてら連休を利用してひとっ走りしてきました ヽ(´▽`)ノ~♪
この旅は距離もさることながら写真がとても多うございます。
このブログは実は画像リンクが手動だったりするのでリンクの手間を省かせて頂きますが、
本日は1画像1コメント程度でさらっと、大きめ画像で参ります。
連休初日。
朝3時起きで支度を済ませると、
街道まで荷物満載のCBRを押し、最寄のICから高速道路へ。
朝5時に仲間と 【 湾岸幕張PA 】 に集合。
相変わらず遅刻してくる仲間ですが、その遅刻分も想定内だったり。
トイレやら飲み物やら済ませ、東京都心の渋滞が酷くなる前に、
そしてその先の主要高速道路が混雑するまえに可能な限り距離を進みます。
というわけでここは山梨県は 【 双葉SA 】 。 結構頑張ったかも。
ひと休憩がてら、画像の展望塔に登ってみたり。
朝早くライダー装備の老体には階段が堪えますが、登るとこの景色。
梅雨真っ只中ですので曇っていますが、途中少し雨にやられただけとラッキーかも。
目線の上の表示板によると、晴れていれば富士山もバッチリ見えるようです。
眼下の駐車場にはライダーはまだまばら。梅雨時ですものね。
再びのしのしと展望塔を降りてCBRのもとへ。
高速道路をそれなりのペースで来ましたが、荷物はばっちりホールドされています。
ここからはそこまで渋滞の懸念はありませんが、
折角早く出てきましたので、ふたたび距離を稼ぐモードにて甲府盆地を疾走。
長野県は諏訪湖辺りからV字に南へ下り、飯田市へ到達です。
ここからキャンプ場までしばらくありますが、目的地は人里離れていますので買出しタイム。
アップルロードなる街道沿いにある、【 イオンアップルロード 飯田店 】へ立ち寄ります。
遠くに見える山々の頂上付近は、これから向かうキャンプ場のある場所。ワクワクです。
実は仲間は車。
(遠方のキャンプツーリングはそれなりにハードル高いですからね)
酒に肉に魚に、様々な消耗品にと買い込んだものを積んでもらい、
自身も持ってきたささやかなクーラーバッグにも食材を詰め込んでよいしょと出発です。
再びアップルロードから坐光寺方面に進み、天竜川を渡ります。
橋の袂のスタンドで長旅分の給油を済ませ、
天竜川の向こう岸から、田んぼに囲まれた農道を先ほど遠くに見えた山々に向かって走ります。
ここでようやく目的地の看板が出てきました。
『ナニナニ ? しらびそ高原 51km?」 飯田市街から実に51kmを山を登るようです。
インカムで楽しく会話しながら、仲間のクルマなりのペースでのんびり進むと、
中ほどの場所にループ橋が登場。
オートバイと構造物を一緒に撮影したいのはライダーの性(さが)です。
ちなみにループ橋単体だとこんな感じ。矢筈トンネルに接続するルートにあります。
下りコーナーとループ橋はライダー的に大好物。後ろに気を遣いながらスイスイゆきます。
ループを上りきり、山を貫く 【 矢筈トンネル 】入り口に至ると、
既に標高は 919m まで駆け上がっているようです。
標高もさることながら長さも4km超の山の上とは思えないトンネルに入ると、
まるで晩秋を感じるようなひんやりした空気に包まれて、丁度いいクールダウンに。
長いトンネルを抜けすっかり冷え冷えになったところで、
更にもう一つループ橋が出現。ここから本格的な山道にはいってゆきます。
ちなみにここから 【 しらびそ高原 】 までは15kmだそう。
分岐からはひたすら路面の荒れた狭くて急な峠道。
空気の変化が1コーナーごとに感じるぐらいのペースで標高を上げてゆきます。
そしてあっという間に南アルプス目前の 【 しらびそ峠 】 まで到達。
この場所の標高は 【 1833m 】。
眼前の山々には時期柄雲がかかっているもののまさに絶景。さてあと一息です。
山を登りきり、頂上近くで開けた場所に出れば目的地に到着!
ここは標高 【 1918m】にある、日本一標高の高いオートキャンプ場。
【 ハイランド しらびそ 】ですヽ(´▽`)ノ。
なにせ標高2000mといえば、複数ある富士山5合目の平均に近い値。
言うなれば富士山五合目で”オートバイで”キャンプが出来るようなもので、
他ではまずありえない場所。
足元を見ると、もう8月目前だというのにまだたんぽぽが咲いているような気候です。
画像のスイス風デザイン?の建築はホテル部分ですが、
目的のオートキャンプ場は一段下の山の斜面にあります。
小奇麗なホテルのフロントでキャンプのチェックインを済ませて自身のキャンプサイトへ・・・。
と、長くなりすぎましたので続きは後編へ。
念願叶って、四輪ではなくオートバイで来られたキャンプ場。
標高2000mにて喰って・呑んで・寝て・また喰っての愉快なひと時。まだ続きます♪
人参果。
ふむ。
各種のクスリのお陰で脊髄周辺の炎症が少し治まったようで、
幾許かの感覚が戻ってきております。
それでは余裕のある日曜夕方にと、
暑さのやわらいだ時間帯に、コケても自損だけで済みそうな裏山でテスト走行をして参りました。
左脚の感触は感覚の部分は5割ぐらいの印象。
ですが、肝心の筋力が踏み込み方向で60%足らず、踏み上げ方向では30%ぐらいの感触。
ただ、〔 汚れた英雄 〕のOPの逆回しみたいな降り方
(停止前に左ステップだけに乗って飛び降りる感じ)が、思うままにできないのはまだまだの証拠ですね。
まあそんなに簡単には治りませんよね。椎間板ヘルニア。
リハビリについては、既に出来ている神経回路にアプローチするのが合理的でしょうから、
腰をこれ以上痛めないよう留意しながら、CBRも含む日常動作で暫く様子見です。
そんな日曜の日中。
実は、来たるキャンプツーリングに備えてこんなものを買っておりましたので、
日中の暑さしのぎがてら、使用前の確認を行っていました。
【 MotoFIZZ キャンピングシートバッグ2 】
http://www.tanax.co.jp/motorcycle/product.php?goods_id=1754
キャンプ用に必要な荷物が纏めて入る、〔 59L ⇔ 75L 〕の可変容量バッグです。
以前から完全ソロのキャンプツー用に欲しかったものではあるのですが、
今までの方法でも(見た目は別として)固定に難がなかったことと、
この手の製品はなかなか高価で手が出ませんでした。バイク用品店では25,000円位です。
似たようなものでラフ&ロードなどでも販売されておりますが、
個人的にはこちらのほうが機能的に好みでしたので、TANAXのMotoFIZZブランドを選びました。
まずは買ったときの姿から。
折りたたまれた状態で販売されているものですが、
丁度下にある畳の目と比較すると、畳んだサイズでもかなりの大きさです。
一瞬 『これ本当に積めるのかな』 と思うぐらい。
でもオートバイ用品は部屋にあると大きく見えるのはよくある話。気にせず展開してみましょう。
荷物が入っていない状態でしっかりと箱型になりました。
理由は、バッグの底にも横の壁にも固い中子が入っておりそれだけで箱状になる為。
それでは早速キャンプ道具を入れていってみましょう♪♪
まずは、56cmサイズの 〔 ライダーズワンタッチテント T2-275 〕と、
48cmサイズの〔 ライダーズコンフォートタープ TT5-282 〕を底に収納。
バッグの左右が62cmありますので余裕で入ります( ̄ー ̄)。
底に硬い棒状のものを入れるのには理由がありまして、
積載時の重心を下げるのと、それ自体を底板の補強として使うためです。
ぱっと見、「もう一杯じゃないの?」と思いますがそんなことございません♪
続いて、エアーマットと、ペグやらハンマーやらを入れたバッグと、アルミロールテーブルを収納。
まだまだ入りそうです。
と、ここで寄り道。
大変お気に入りの180cmサイズの 〔 U.L.コンフォートシステムパッド180 〕ですが、
今まで枕がなくて、衣類袋やシートバッグなどで誤魔化しておりました。
それはそれでなんとかなるのですが、折角なのでこいつも購入。
左が180cmサイズのエアーマット、
右下の小袋が 〔 U.L.コンフォートシステムピロー 〕です。
仕事帰りに、海浜幕張の三井アウトレットモール内のモンベルショップで買ってきました。
エアー枕ですので膨らませて使うのですが、私の肺活量で4~5回ぐらい吹けばふくらみます。
専用品だけあってマットの幅ともぴったりに膨らみます。
また、角についたトグル上の紐でマットと連結ができますのでズレることがありません。
試しに寝てみましたがなかなか快適です♪少なくとも衣類袋よりはマシです。
実際の利用時には、上にタオルを敷いて利用することになります。
収納してもこのコンパクトさ。マットの収納袋にも余裕で入ります。
キャンプツーリングには荷物は少しでも減らしたいものですので、
この脅威の小ささはなんともたまりません( ̄ー ̄)。
そんなマット&枕が入ったらば、次は寝袋。
取り敢えず乗せてみましたが『これ本当に入るのか・・・?』という印象。
ところがどっこい、寝袋はコンプレッションバッグに入れておりますので、少し圧縮すればこの通り。
寝袋が縦に入り、ガスやらバーナーやら鍋セットやらのバッグと、クーラーバッグまで入りました♪
衣類などについてもまだ入る余地があります。
また、この製品はバッグの中だけではなくサイドポケットについても充実。
LEDランタンやら扇風機もしっかり収納。
右側面の収納については、取り外しも行えるので貴重品などの持ち運びも可能です。
また、蓋を閉めたフラップの内側や、フラップの外にもハードポイントが複数ありますので、
ジャケットや、畳みづらい長モノの収納も実に容易に行えます。
黄色い矢印の箇所に銀マットやイスなどの長いモノ、
赤い矢印のゴムコードの部分には、食材やらジャケットやらを簡易に仮留めできます。
オマケ昨日でこんなものも付属。
右の前側にペットボトルホルダーあり。
なかなかツーリング中にペットボトルを持ち歩くことはなかったのですが、
これならば、買って飲み切れなかったものもしっかり保持できそうですね。
即座に直射日光で熱くなりそうですが。
周辺確認と、ひとまずの荷物入れも終わったらばいよいよ車載してみましょう!
マニュアルを軽く読みながら。
(付属のボール紙のマニュアルは1日で失くしたので公式サイトからダウンロードしました)
まずは車体に、キャンピングシートバッグ固定用のバンドを4本取り付けます。
私の場合、サブフレームを取り付けてありますのでとっても簡単ですが、
無い場合はタンデムステップの穴でも荷掛けフックでもなんでも、
バンドの長さはそれなりに長いので、4箇所あればどこでもOKです。
ループさせられるフレームがあるならば、この取り付けかたが一番安心ですね。
長さ調節はバッグを載せてから行いますので、
まずはバッグをよいしょ・・・とその前に。
シートバッグの常ですが、載せて固定してしまうと料金所で外すのは困難です。
ETCの車載機がシートカウルにある場合、カードは先に入れておきます。
そういえば、NC750やらNS-1みたいなシート下に給油口があるオートバイは大変ですね。
しかしあの位置に設定したことは正気とは思えないです。
どちらのオートバイにも共通するのはタンク風のメットインですが、それの代償にしては大きすぎます。
それはさておき。
これでシート下に用はなくなりましたので、バッグを載せてしまいます。
シートがある程度フラットならば、
バッグの底は平坦で安定しているので載せるだけでずり落ちるようなことはありません。
イマドキのテールカウルが尖っているSSは多少苦労するでしょうが、
そもそもその手のオートバイはキャンプ向きじゃありませんので仕方ないことです。
その場合は適当に台座でも増設して対応すれば問題ありません。
私のCBR1000RRは最後のツーリング対応スーパースポーツですので問題なしです( ̄ー ̄)♪
載せたらばバンド4本を取り付けて長さを調整。こんな感じになります。
ううむ。デカイにはでかいのですが、意外としっくり載るものですね~。
固定用のバンドでカウルに干渉する場所はしっかり養生しておきましょう。
サイドバッグのときにはアルミの保護プレートを作成いたしましたが、
今回は必要なさそうなのでテープのみ。養生テープ4枚重ねです。
最後に前ズレ防止用のバンド止めを行います。
(急ブレーキ時に前に飛んできたらリアルに死にますので)
しっかりと全体の固定が確認できたらばいよいよ完成!!
前から見ると結構ワイドですが、左右を展開していない 〔 59Lの状態 〕ならば、
ミラーやハンドルの幅とそんなに変わらない印象です。(公称62cm)
よいしょ跨ってみると、
流石に脚を蹴り上げながらのいつもの乗り方は不可能ですが、
脚を差し込むか、私の足が元気な時ならばステップに左足で立って乗ることも可能です。
見た目はズレそうにも見えますが、
4本のバンドと背面からのズレ防止ベルトでかっちり固定されていてぐらつきはありません。
テントやらタープ、その他諸々入ってこのサイズならば大いにアリです♪
なにより物を放り込むだけにて格段に荷造りがラクになりますし、
ショルダーベルトもついていますので、仲間と出かけた先でのフットワークが軽くなりそうですね。
ちょっと高いですがいい買い物をしました。
あとはこの連休でキャンプツーリングにいくだけですヽ(´▽`)ノ!
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