主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
沖縄とロードスターと。
またまたお久しぶりでございます。
「がおー。」
む。シーサーってがおーでいいのかな?
まあなんくるないさ~( ̄ー ̄)♪
というわけで。この週末はちょっと用事がありまして、
沖縄をオープンカーで500kmほど走り回っておりました。
こんな感じの車。
車好きの皆さんにはお馴染みのロードスター(マツダ)です。
車に興味がない向きでも、この車は見た目からしてカッコイイですよね~
私はライダーなので本当ならオートバイがよかったのですが、
諸事情ありまして今回は乗れず。
『んじゃまあオープンカーで。』というのと、
もう一つコレで長距離走って感触を見てみたかったのが本音です。
沖縄と言えば、の国道58号をひた走り。
たまには島で休憩してみたり。
恋人の聖地(アダムとイブ的な神話があるそうです)で虚しい思いをしてきたり(笑
『やっぱ〇〇端は行きたいよね~』と。
喜屋武岬(最南端)やら、
辺戸岬(最北端)やら走ってみたり。
やっぱり先端にはライダーの皆さんが多かったです。
その他にも、およそ観光地の雰囲気がないどこぞの展望台から。
実はここにもライダーさん多し。
各地で見る全体的な車種はKawasakiがかなり多めでしたが、
沖縄本島を走り回っていると、以外にもSSやレプリカが多いのです。
もしかしてここは天国!?と思ったりして。
例の58号では朝7時台から辺戸岬までキャノンボールしていたっぽい、
白い革ツナギのSS乗りがいたり、RVF(もしかするとRC45)やら、
最終型のNSR250R(紫が多いほう)とすれ違ったりと、
こちらは日和ってオープンカーなんぞに身を窶しておりましたが、
まあこれは別の事情でやむないわけで・・・なんてモヤモヤしていたり(笑
ともあれ、梅雨明け直後の沖縄。
やっぱり沖縄はいいですね~♪
大の暑がりには基本しんどいばかりではあるのですが、
それでも本土とは全然違う空気が土地全体を包んでいて本当にリフレッシュできます。
皆様も機会がありましたらば是非オープンカーで!
(もちろんオートバイなら尚よしですよ)
おっと本題を忘れるところでした。
今回わざわざ沖縄で高いロードスターを指名借りして500kmも走ったのかというと、
しっかり距離を乗って感触を試しておきたかったからです。
で、結論。
『この車は僕の求めているものじゃないな~』でした。
現行ロードスターは確かにいい車ですし、
運転自体も我が家のボロい初期型スイフトスポーツより遥かに簡単。
(限界の性能がどうとかではなく、多分時代とコストの差だと思います)
しかも思い通りに動き、パワーも多すぎず少なすぎずで全くストレスがありませんでした。
が。私が四輪に求めているのはコレじゃないみたい。
ドライブシャフト等で重さが取られ、室内の容積が減るFRでは車の意味がなく、
街中や悪路での安定性も多分FFのほうがマシ。言うほどパワーもない。
クルマには人(最低でも4人)も、モノ(タンスとか)も乗って欲しく、
寝たいときにはシートを倒して寝られて雨やら風やらでも気楽でいられて、
軽くてパワーがあって、そして今時ならば電子制御のアシスト機能も欲しい。
そもそもどうせ二人乗りだったらオートバイのほうが遥かに楽しい。
(これが今回一番感じたことでした)
そんなわけでロードスターやら2シーターが、本当に欲しいわけではないことが理解できました。
余談ですが、FDのロードスターで500km馴れたあとに飛行機で羽田に戻り、
空港バスで地元まで帰ってからスイフトスポーツ(HT81S)に乗ったらば、
あまりの隔世の感にすっかり驚きました。
頭では解ってはいましたがテクノロジーって短期間で進むものなんですね~。
FFとFRとか、安いファミリーカーとスポーツカーの違いとかはありますが、
それ以上に色々と粗が目立って運転のイージーさが段違いですこし寂しくなっております。
最近足回り(車体)からミシミシとした異音が気になっていましたし、
そろそろうちのボロ車ちゃんも製造から16年目。
私が中古で買って4年目になりますので次の車を買おうかなあと思っております。
その意味でも今回の沖縄はいいチャンスでした( ̄ー ̄)♪
沖縄本編のレポートはタイミング合いましたらば書かせて頂きます。
でも、四輪だと色々テンション上がらないのよね~。
その姿はさながらバンビちゃんのように
さてさて。
前回の記事では今年前半のキャンプを振り返ったわけですが、
その前の年末も入れた6回のうち2回が、
一般に限界とされる風速10m/sを超えた15~18m/sの中での暴風キャンプでした。
そんな中、愛用のライダーズタンデムテントは破損することもなく、
ブランドイメージや価格帯、そもそもの製品開発時のターゲットとしては、
期待すらできない筈の強い風に対する耐久性を示してくれました。
正直なところ単純な耐久性でいえば、
他の人気メーカーのテントが色々気にならないでもなかったのですが、
よくよく考えてみると私はこのテントが好きなのです。
ここ1週間ぐらいはよくある買い替えの欲望に駆られまして、
スノーピークのアメニティドームS(ド定番)や、
小川テント(経営が不安定らしくよく名前が変わりますが今はキャンパルジャパン株式会社)の、
ステイシーST-2も本気で買う寸前までゆきましたが・・・
私の用途ではやはりどちらもちょっと決め手に欠けるのです。
キャンパーの間では初心者から大人気で非常にユーザーが多いアメド系は、
前室の構造や外観のお洒落なデザインなどを考えるととても魅力的ですし、
今にして思えば、年末の風速18m/sの館山(台場)で複数のキャンパーのうち唯一耐えていたテントが、
風を流す形状的に有利なアメドのMでしたので、その強さは相当なものです。
また、歴史のある小川のST-2についてもライダーとの親和性は高そうであり、
うお座型フレームの前室や各所に凝らされたノウハウにより、とても使い勝手のよさそうなテントです。
ただ・・・どちらもフレーム組立と共にインナーを建ててから、
フライをかけるオーソドックスな仕組みであり、
ツーリング先でさくっと設営をしたり、朝方の雨や露の中で撤収をするには少々面倒。
また、どちらも私のライダーズタンデムテントに比べるとインナーや前室のサイズが少々手狭でした。
唯一、製品として小川のステイシーネストはサイズと重量でとても惹かれましたが、
形はST-2と同じですのでそれで軽く6万円超えはちょっとなあ・・・と。
そんなわけで買い替え(買い足し)には至らず。
形もデザインも換気機能も設営の手軽さも好きなDODのライダーズタンデムテントを、
今後も活用することに致しました。実際の使用感はとても快適ですので。
で。『そんじゃあなんとか使えるようにしないと』と思いまして、
先の暴風キャンプで確認したこいつの弱点を対策してみようと思います♪
まずはライダーズタンデムテントはこんな形。斜め後ろからの姿です。
この時は前室のドアを跳ね上げてフライシート風として使っておりますが、
それを下げてフルクローズにすれば台形っぽい山なり形になりますので、
今までの利用経験上、ある程度風をさばけるような構造ではあるようです。
・・・が。問題が一つ。
このシリーズ最大の売りである”ワンタッチ”を実現する関係で採用された、
ポールの折り畳み機構に罠が潜んでおりました。
因みにポール自体は9.5mm径のアルミパイプで強度的にそこに問題はありません。
このテントがワンタッチで立ち上がる際、
まずはインナーとフライが一体型になったものを4本の外骨格一斉に立ち上げるのですが、
その足の折り畳み構造は次のようになっています。
頂点は傘のような構造ですが、
そこから下にある3か所の関節が写真の各方向に折れ曲がり、4つに畳まれる作りです。
そしてその曲がる箇所の機構はこんな感じ。
曲がった状態のロック部を180度回転させまっすぐにした後、
一方の突起をもう一方の穴に5mm程度押し込んでロックします。
と、これ自体は意外としっかりしていて、普通に建てている分には抜けたりしません。
ところがこれが暴風になると、
先述の折り畳みの方向と合わせて弱点を露呈し大問題になります。
問題はこの一番下の赤丸の部分。
(恐らく単に折り畳みの都合に過ぎないのですが)
何故か一番下の関節が外側に曲がるようになっていること。
この構造の所為で、風に煽られて張力が弱まるとロックが外れ、
さながら小鹿の脚のように外側に向かって外骨格が崩れ落ちます。
私が暴風のキャンプで悩まされたのがまさにここ。
風に煽られた続けたテントがある瞬間ロックをずらす方向に力が働くと、
僅か5mm程度しか噛んでいない、角のとれた形状の樹脂のロックが容易に外れます。
そうなると暴風が止むまでは何度ロックし直してもこの場所が外れ、
張力を失った他の関節まで釣られてロックが外れてテント自体が倒壊する、そういうシナリオでした。
そのせいで途中から諦めて天井を足で支える羽目に。
ではどうしたらよいのか。要するに外れなきゃいい。
パイプそのものの強度は他製品のグラスファイバーポールのような軟弱なものではなく、
多少の負荷にも耐えられる感触ですし、もしそれが折れる時はどのみち無理。
というわけでロック機構そのものを固定する冶具を作ることにしました。
材料は3mm厚のアルミ板。強度と重量のバランスで選びました。
早速、ちょちょいと休日の余暇を使って工作。
外骨格4本分、4つを作りました。
糸鋸で切った関係で一部直線が出てなかったりしますが、
多少ガタガタなのはハンドメイドゆえのご愛嬌ということで( ̄ー ̄)。
それでは早速セット。
こんな感じで使います。
抜けて困るのは一番下のロック部だけですので各ポール1つづつで4箇所。
3mm厚のアルミですので強度もあり、がっちり噛んでロックがスライドアウトすることはありません。
当初は折りたたみ部分の機構そのものから金属で作り直そうかと思いましたが、
これならば手軽で機能もばっちりです。
こうなると各々の骨がとてもしっかりと機能し、風に対する対応に加え、
そもそもテントを立てる際の中途半端な張り具合の時も勝手に折れなくなりますので、
今まで設営の段階であったフラストレーションから解放されました。
感触的に良好にて、
つい楽しくて狭い自宅の生活感あふれるビジュアルの部屋で何度も建てて遊ぶ始末。
たったこれだけのことですが目論見通りに効果は抜群でした。
冶具自体は取り付けも取り外しも数秒程度ですから、次回のキャンプでも大いにラクになりそうです♪
そうそう。ついでにもう一つ修繕。
最近、外骨格の上から1つめの折り畳みロック付近にある、
ポールの固定が緩んでいたことに気が付いていたのでチェックすると。
なんとあっさりすっぽーんと抜けました。
画像の樹脂ロックの上側中心付近に錆びている部分があるのが判りますでしょうか。
ここにはアルミポールと樹脂ロック部を固定する”ピン”が刺さっているのですが、
どうやらただのスチールのピンだったらしく派手に錆びています。
これが昨年9月からの8回かそこらの利用ですっかり錆びまして、
内部で折れたらしくポールが抜けるわ、ジョイントが回転するわでもう大変。
折れたのはつい先日だったようですが、このへんもコストカットが出る部分でしょうか。
キャンプ先で雨や夜露に濡れることはよくあることであり、
完全に乾燥させてから出られないことも、
帰宅後すぐに乾かすことができないこともまたよくあることです。
そんな時に材料上の理由で簡単に錆びて折れるようでは少々困りますね~。
取り敢えず今回は、
手近な引出しに転がっていた書類クリップのピンをカットして補修しておきましたが、
遠からず適当な径のステンレスの針金でも買って更に対策をするつもりです。
と、斬新な機能とその手軽さには満足ながら、
コストの低さ、メーカーのノウハウの低さゆえか粗も目立つDOD製品ですが、
私はそのユニークさがとても好きですのでこれでまた楽しく使えそうです。
もし今後、アメニティドームやステイシーST-2の不満を解消し、
キャンプツーリングに適した製品がどこかから出たら危ないですが、
動きの遅い業界ですので暫くはこのままかなあ。
最後に余談。
同社の類似製品で、インナーがライダーズタンデムテント比でかなり狭い割に、
サイズ感の差がそこまでない関係で私は選ばなかったライダーズバイクインテントなるモデルがありますが、
そのテントでは、4本ある外骨格の前の骨2本が前室のフレームも兼ねており、
そのフレームは中間から下は釣り竿のような伸縮式のため、
そもそも折れ曲がらずに収納ができるようになっています。
どちらが機構的にすぐれているかは一長一短な気もしますが、
即ち、私が悩んだようなライダーズタンデムテントの弱点はないと思われます。
その点ではこれも気になるテントではあるのですが、
インナーの幅が1200mmで2名用サイズですのでコットを入れたりゆったり使うには無理があるかなあ。
とはいえ、狭さに問題なければこちらもかなり魅力的なテントです。
もし今のライダーズタンデムテントが完全に破損したらば、次はライダーズバイクインテントもありかも。
長くなりましたが私のお気に入りの ライダーズタンデムテント の改修話。
皆様も思い思いに気に入った装備がおありかと存じますが、
他人の装備について色々思いを巡らすのも楽しいものですよね。
この夏、またどこかのツーリング先のキャンプ場で、
もしお会いしたらばよろしくお願いいたしますヽ(´▽`)ノ♪
キャンプな2018年前半と課題と。
いやーすっかり暑いですね~。
梅雨入りが発表されたその週末がこの快晴&猛暑。
いろいろと調子が狂ってしまいますね。
そういえばもう6月。
あと少しで2018年も半分が過ぎようとしております。
そんな折『今年はなにしてたっけなあ・・・』と思うにつけ、
忙しかった前半の記憶と共に今年出かけたキャンプを思い出しておりました。
1月。冬真の真ん中。
生憎の雨上がりで曇天。
それでも初利用のキャンプ場でしたがとてもよい場所で、
今やここはすっかりお気に入りに。
2月。まだまだ冬。
今回は2泊3日のスケジュールでのんびりキャンプ。
最終日には雪まで降りましたが、日程の余裕もありそれは穏やかな冬キャンでした。
4月。
車で出かけたキャンプ。荷物も沢山持てるので実に快適でした・・・が。
夜半からまさかの暴風雨。
気象サイトによると風速12m~15mとの表示がされていましたので、
当然ながら諸々耐えられるはずがなく。翌朝にはこの有様。
四角く巨大なタープは早々に倒壊。
私のライダーズタンデムテントも倒壊。まあそりゃそうですよね。
全てのストームロープを張っておりましたがなす術もありませんでした。
実は原因は限度を超えた風以外にテントの構造にもありました。
その構造的要因は夜中に何度対策をしても無意味であり、
『ちょっと考えなくちゃなあ』と・・・
おっさんの足など見ても楽しくないでしょうからモザイク入りですが、
屋根が潰れて倒れてくるテントを脚で支えながら、
風が止む昼過ぎまで困ったなあとボヤきつつも、これはこれで楽しんでおりました。
そこからまたなんだかんだと忙しく、
次のキャンプは5月末。
じつに珍しくNSR氏も参加。
装備は私の予備をレンタルですが、NSRには積めないというので私が2人分持つことに^^;
この日の気候は年に何日もない絶好のキャンプ日和でした。
初夏と秋の終わり、そして冬が好きだなあ。
そして6月の頭。
仲間と車で集合。
山間ではありますが、日が当たるともう充分すぎるほど暑く大変です。
そんな時の熱中症予防には、何かで割ったお酒ですね♪
最近 紹興酒&ドラゴンハイボール的なものにハマっております。
その他は千葉県の久留里エリアで買った地酒、山形の酒などを飲み干し水分補給。
酒は脱水にもなりますが、それを上回る水分を取ればOKなのです。
そんな感じでここ半年で既に5回でしょうか。
今年はいつもよりキャンプづいている気がしております。
理由は某ゆるキャン△の影響も多少はもあるのでしょうが、
なんだかんだとリフレッシュを楽しんでいるのだと思います。
この先ですが、
正直暑い時期のキャンプは色々しんどいもののどこかでまた行きたいなあ。
・・・あ。思い出した。
最近は好天だったのですっかり忘れておりましたが、
年末の館山(台場)での最大風速18m、春の大原の最大15mのキャンプを経験し判ったことは、
ドッペルギャンガーのライダーズタンデムテントは、
ワンタッチテントにありがちな弱さからくる破損が発生せず意外と強いということ。
(”ライダーズ”系は軽量化と強度両立のためにそれなりのアルミポールです)
但し、壊れないのと建っていられないのは別。
この2回で弱点もわかりましたのでちょっと対策をしてみようと思っています。
その辺りはまた次の記事にて失礼いたします。