主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
そろそろ湿気の季節ですね ~ ブレーキフルード/リザーバ交換 ~ <CBR600RRカスタム23>
いやー。早いものでもう6月も目前ですか。
そんなわけでまたもや更新間隔が空いておりますが一応元気にやっております。
ここのところ何があったかと申しますと。
先頃の会社の事業所新設に加えて多忙の新年度ながらも依然としてスタッフは一向に増えず。
日々イライラが増加してゆく同僚とワイワイやってるとか(こういう窮地のときって人柄が出ますね)。
親類に不幸があって静岡-山梨の峡南地区+ついでに大井川あたりに行っていたとか。
(えらい混んでると思ったら直近にゆるキャン△で奥大井を舞台にいろいろやったそうで。しらぬ・・・)。
先の金曜は部下を連れて半年ぶりに飲みに行ったりとか(私は派閥を作らない人間ですが他所の派閥の人間は誘いづらいですね)。
まあ世の中を見渡せばどちらさまもご同様でもあり、それぞれにまさに悲喜交々でもありといった状況でございます。
というか今時blogなんて見て下さっている方がいるのか。という疑問もありますが、昭和生まれの身にはこれも気楽な表現の場のひとつ。
もはやペンは輸出書類や契約書にサインするぐらいしかない生活ですのでボケ防止にそれなりに楽しく書かせていただいております。
さて。そんな壮年の感慨はさておき。このところサボって気になっていたCBRのメンテ+カスタムを行います。
そうそうひとつ言い忘れました。会社には特例で通してもらった自家用車/バイク通勤をやめて先日から電車通勤にいたしました。
最早そんなに好んで人混みに出かけることもありませんで、通勤ぐらい緊張感を持たないとこれもまたボケますからね~。人として。
あとは車じゃ駅前で呑めぬ。これ大事。それにCBR600RRで通勤すると徒に興に乗って危ないっていう話も。わはは。
それでは今回のターゲット。ブレーキフルードの交換です。
この車両は2021年の9月に新車で買ったのですが、思えばもう3年近くになるもののまだ換えていませんでしたっけ。
ディーラーには12か月点検でお世話になっていますが消耗品はユーザーで換えていますのでとくに頼まず。
現時点では御覧の通りちょっと気になる色味になっていますね。
なにせ距離を乗らん(頻度も低い)ものですから、ここ暫くの通勤利用でやっと気にするまで放置状態でした。
エンジンオイルの交換頻度もCBR1000RRの頃は季節毎か半年毎でしたが、それも1回/年ぐらいの頻度に。なにせ距離(以下略
とはいえそろそろ梅雨時でもありますので空気が乾燥している今が好機。やってしまいましょう。
そこで取り出しましたるはこいつ。2000円ぐらいだったかなあ。安物の負圧ブレーキフルードブリーダーです。
安物なりに多少の使いづらさはありますがちゃんと機能はしますのでお気に入り。
そしてなんと今回はこちらも!
スモーククリアのブレーキフルードのリザーバータンクです♪ みんな大好きDAYTONAのオプション扱いのもの。
・・・ここで勘のいい方、本職の方がもし御覧になっていればもうお判りでしょうか。
これ、適合しないんですよねこれがまた。
CBR1000RRのNISSINセミラジアルの時はそのまま使えていたような気もするのですが、
その薄い記憶からなにも確認もせずに注文したらば今のCBR600RRには合わないことが発覚。おバカですね~。
ちなみに車両標準のリザーバタンクはこれ。
ちょっと見づらいかな。ノーマルは”下に出て横に”にL字型に吐出口が向いていますが、
DAYTONAのこのタイプは”真横”であり、タンクを固定するステーの向きなども違うものです。
並べてみました。こんな感じで結構違います。いうまでもなくステーの流用もできません。無念。
うーむめんどくs・・・基、別途リザーバの再購入も考えましたがそれもめんどくさい(笑)
ということでいつもの現物合わせのでっち上げスタイルでひと工作してみようと思います。
とその前に、なにはともあれリザーバータンクの古いフルードは抜いてしまいましょう。
先の負圧ブリーダーの先端を尖ったノズルに換えて空になるまで吸い上げ。
しかし気持ちのよくない色ですね~。3年も経てばこうもなります。
そうしたらば。棚の端材入れを漁って適当な板材をピックアップ。
丁度20cm*10cmぐらいの3mm厚のアルミ板がありましたのでそこからテキトーに切り出して曲げてみます。
仮付けですがこんな感じかなあ。あとは取付ながら微調整ですね。
それと端材なので見た目がよろしくありませんので、表面を軽く磨いて塗装もしておきましょう。
プライマーとラッカーで適当に。もはや多くは求めまいて。
ノーマルステーはアルミ地のままですが、リザーバタンクも黒くなったのでこれで色味も合うというもの。
取り付けてみましょう。
お、テキトーな工作なりにちょっと高い位置になりましたが概ねいい感じ。
これでやっと本来の目的のブレーキフルード交換に進むことができます。
なかなか減らないストックしているブレーキーフルード。
思えばNSRの頃が一番減った気がしますがそれは単によく走っていたからですね。
蓋をとても固く締めてありますので吸湿-変色などはほぼ見られませんが片方はほぼ10年物だった気がします。
作業としては先の負圧ブリーダーを活用しつつ、
左右のキャリパーのブリーダボルトから、それぞれリザーバタンクに満タンにした新しいフルードが空になるまで抜き、
ライン上のフルードが入れ替わったなと思ったらば、
マスターシリンダの上のエア抜きのボルトからもついでに引いて満足したら完了です。
結構入れ替えました。この辺は気分的に納得いくまでやることが大切ですね。
一通りの作業を終えたら各所のボルトがしっかりと締まっていることを確認しつつ、
ブレーキレバーも握りエア噛みがないことまで確かめて作業は完了です。
毎度思うんですがこのクリアスモークのリザーバータンクって、
”カッコイイ気がする”意外のメリットあるのでしょうか。
でもクルマやオートバイのカスタムなんてみんなそんなもので野暮なことは言いっこなしですね。
確かKAWASAKIが純正でこのタイプのリザーバータンクだった気がしますが、
先述のフルードの色味の変化などは見えなくなる気がします。
クリアだけに濁りは見やすいですけれども基本的にそこまで放置はしませんからねえ。
とはいえ世の中には中身がまったく目視できないアルミのパンドラの箱みたいなタンクもありますからやはりカスタムは好き好きですね♪
尚、液面が水平になっていませんが、
これは私の場合ハンドルを切った状態でやる入れ替え作業の段階である程度水平が出るように調整したため。
ハンドルと共に動くタンクに常に水平は不可能です。いずれにせよフルードの供給に問題はありませんのでOK。
そんなこんなでここで完成。の予定でしたが実はもうひと作業ありました。
従来の白のリザーバータンクのステーと友締めで取り付けていた、
GPSレーダー探知機(DAYTONAのMotoGPS Laser)のレーザー受光部について、
今回ステー自体の向きや方式が変わったことで取付ができなくなりました。
その為ステーをリザーバータンク部ではなく、トップブリッジの割締めボルトに友締めする形に変更しました。
ちょっと見づらいですが画像でいうと左側のリザーバタンクの下に見えている四角いものがそのレーザー受光部です。
本来の取り付け位置は車体のセンター付近の指定で仰角や左右の角度の許容範囲も厳密に指定されているのですが、
流石にそんな邪魔な場所につけるわけにはゆきませんから、右手に写っているドラレコ共々オフセットしています。
更にはスクリーン裏も本来アウトなので、そこはお守りみたいなもので正直そこまでアテにはしていません。
そもそもレーダー探知機なぞつけるほうが悪いというご意見もあると思いますが、
ネイキッドやアメリカンのハンドルバーやフォーク部へのマウントならまだしも、
フルカウル車で見た目よく取り付けることなど不可能な気がいたします。そりゃあ色々諦めればつくにはつきますが。
というわけでやっと復元。最後に大事なひと手間をやっておきます。
私のパーキングブレーキ(リピートタイ)を装着!
これ、ライダー生活の中で得た知恵で本当に便利です。
使い方はシンプルに急な坂道などの停車中にブレーキレバーを留めておくだけですが、
たまにギアを1速に入れるだけでは不足な状況もあり坂道などで滑り出す事故が防げます。
ともあれ梅雨ももうすぐそこ。
そろそろツーリングでも行っておきたいなと思っておりますが、
都心の本社の同僚にXSR900乗りが居た気がしますのでまた誘ってみるかなあ。皆様もよいバイクライクを♪
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