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僕とロスマンズ金魚と30,000kmと。

 なつやすみ。
今年は私のところに夏休みはやって来ませんでしたが、
それでも8月最後の週末ともなると、なにやら切ない気分が致します。
 
『あっ。宿題やらなくちゃ!』と今になって焦っている諸君。
私は決まって、二学期になると(そこだけ)宿題を出さない常習犯でした。
大丈夫!とは言い難いですが、なんとかなります。
でもマネしちゃだめですよ(笑
 
 2学期は翌年度?乃至は進学に使われる評価の時期だったので、
「こんな時だけポイント稼ぎの為に頑張るなどとは卑怯者のすることだ!!」
・・・と高らかに叫び、
その時期だけ、評定に纏わる材料を一切提出しなかったのもいい思い出。
それでも学業については常に人並み以上ではありましたが、
まぁ若気の至りと申しましょうか、三つ子の魂百までもと申しましょうか。
今でもその信念は変わっておりません。
やるべき事は他人に規定されるものではない、だが吼えるだけの結果は出そう。とね
 
 やっぱりマネしちゃダメですね。
当人は全く意に介してはおりませんが、損か得かで言えば多分損です(笑
 
 
 
 そんな本日。
なんだかんだとやることを済ませ一息ついていると、
少し前の異常な猛暑とはうってかわり実に日本の夏らしい天気に気づきました。
「こっ・・・これはっ!走るしかないでしょーっ!!」と、
又候悪い虫が頑張り始めまして(笑 とりあえず出掛ける事に致しました。
 
 
 自宅から数十km。
もはやホームコースと化した感もある【清澄養老ライン】を走っていると、
勝浦と小湊に分岐する手前あたりでツーリング集団に遭遇致しました。
なんとなく最後尾を走り、そのままメーターに目を落とした瞬間。

01_29999
 『おおっ、29,999kmだ~!』
 
 そしてもう一走り。
 

02_30k
 『30,000kmに遂に到達ヽ(´▽`)ノ!』
 
 
 このCBRを新車で買ったのが2006年の6月頃ですから、
実に5年強の時間を経ての30,000kmとなりますが、
我ながらなんともスローペースですが、今の生活様式では適度なペースでもあります。
もう若くないですし、毎月2,000kmから走っていたあの頃とは違いますよね(苦笑
 
 ともあれ無事故で辿り着いたこの30,000km。
そういう意味では少しは成長しているのかもしれません。
リセールで考えた場合、オートバイは20,000kmが一つの寿命ではありますが、
当座手放すつもりもありませんし、
CBR(SC57)はなんだかんだいって性にあっているのやも。
 
 
 
 因みに30,000kmを数えたその場所は。

03_30ksky

 海岸線を見下ろす小高い丘の上にある高級住宅地。
さしづめマイアミか、はたまた千葉リーヒルズか。
 
 
 ”数字”には本来なんの意味もないのですけれど、
それでもなんともいえない充足感を感じながら海まで降ります。
そこから海岸線を西へ、鴨川あたりの市街地に入りました。
 
 実は、海岸線を走っている途中にふと思い出した事がありまして。
その要件を満たすのは千葉県内に2箇所しかないのですが、
ここ鴨川と、あとは野田だったかなぁ。
なんとも長閑な市街地を走り、下調べ無しに来たことをちょっと後悔。
 

04_lifeguard
 とりあえずトイレがてらコンビニに立ち寄り、水分補給です。
【LIFE GUARD】は中学生の頃、山にサイクリングに行くときのお気に入りでした。
友達とマウンテンバイクで大暴れしながら、
すっかり温くなったライフガードをよく飲みました。
そういえば【セーフガード】なんてのもあったなぁ。
仲間で「これ、スポエネが腐ったような味だよね」などと盛り上がりましたっけ(笑
 
 
 休憩がてら、よく憶えていなかった目的地の住所を携帯でポチッとな。
車載のナビに住所を入力してあとはおまかせです。
 

05_kamogawafish
 数分後、目的の【 鴨川観賞魚センター 】さんへ到着。(携帯撮影です)
失礼ながら初見では外観から”そういうお店”と判別がつきませんでした^^;
写真を撮らせて頂くときに一言お願いすると、
店主さん「いやぁ恥ずかしいなこんな所だし(笑」と仰っていましたっけ。
 
 ここへ来た目的は【いぶきエアストーン】という、
普通のペットショップでは買うことの出来ない、評判のエアストーンを買うため。
水槽の底から泡を送り続けている、軽石みたいなやつです。
 
 
 お店の前にCBRを停め装備類を外していると、
母屋の縁側から初老の男性が顔を出しました。
怪しいバイク野郎を怪訝な表情で御覧の店主さんに、
「こんにちはーっ!」と応じ、来訪の目的を伝えます。
 
 そこから、ちょっぴり雑然とした(職人さんの家みたい)店内に案内され
実に様々で有益なお話を頂くことになるのですが・・・
結果としては”いぶきエアストーン”は購入が叶いませんでした(笑

 勿論、取扱店ですから在庫はあったのですが
店主さんに私の水槽環境を伝えると”今必要なもの”とその理由を、
とても親身になってプロの目線からお答え下さいました。
良さは確かにあるものの、単価の高い商品(いぶきエアストーン)を無闇に勧めず、
私の水槽環境に即した濾材や、足りない物を優先してお勧めくださったのです。
 
 1時間程の滞在中、高価なものから安いものまであるなかで
ここの所金銭的に使い込みすぎた私の事情も加味したうえで、
当座必要なものを決め、また欲しくなったら後日お伺いする事にしました。
 

06_filter
 買った部材。どちらもとても安価なものですが、私は持っていませんでした。
論理的・経験的にもっとよいものも教えてくださったのですが、
すぐに手がでるものではありませんでした(笑

 話の終盤、今の環境で飼っている金魚の数をお伝えすると
「それじゃさみしいだろ」と店主さんが仰います。
私:「やっぱりそうですよね・・・」と応じ、出来れば増やしたい旨を伝えると
そちらについても実に親身にご説明くださいました。
 
 
 屋内および屋外で飼育されている多数の金魚や鯉、熱帯魚のなかから
私の飼っている金魚さんに合うであろうものをいくつか紹介され、
尚も「この前死なせてしまって、本当にいいのか心配で・・・」と渋る私に、
「それじゃどんなのだって飼えないよ(笑」と。

 更に「どれぐらいで死んじゃったの?」と聞かれたので、
私:「2日ぐらいで・・・」と答えると、
「そうかぁ。じゃあそれは飼い主さんの所為じゃないよな。
 10日から経ってってんなら、飼い方が悪いって話になるんだけどさ、
 こういう言い方はアレだけど、最初からダメだったって事なんだよ」

そう、私の心情も考慮してか力強く答えてくださいました。
死なせてしまった事に対する罪の意識は消えることはありませんが、
少しはラクになったかなぁとも感じました。
 
 
 そのお言葉で少し気持ちの整理がついた私は、
それでは1匹頂いてもよろしいですか?と、種類とサイズをお願いすると、
店主さんが良さそうな個体を3匹掬って小さな水槽に移してくださり、
「この辺かな?好きなのを選んでくれていいよ」と見易くしてくれました。

 魚に限らず、ヒヨコなどでも同様の私の悪い癖なのですが、
「よく”元気なヤツを選べ”と言われるんですが、
  どうも性分で、大人しかったり、遠慮がちなのを選びたくなるんです」
そんな我が侭にも、とくに文句をつける事もなく丁寧に応じてくれました。
 選んでいる途中、
「見た目がどうとかそういうのではなく、安穏と気持ちよく生きてくれればいい」と申すと、
観賞魚としての価値を否定しているような私の希望も解ってくださいました。
 
 
 そうそう、購入をお願いするまえに一番気にしていたのですが
私:「バイクで2時間ぐらいの場所まで運ぶんですが大丈夫でしょうか???」
とお聞きすると、「随分神経質になるんだなぁ(笑」と笑い飛ばし、
「そもそも仕入れの時は~(かなり粗雑)~で・・・」と
輸送について耐えられないような生き物ではないことも丁寧に教えてくれました。
「鴨川シーワールド帰りに東京へ買って帰る人もいるよ」と。
「ただ、急激な温度変化だけは気を付けてね」とも。
 
 
 結局、何故か最後の荷造りが終わるまで見送ってくださる店主と、
お決まりの「それ何cc?」「この辺のバイク屋がさ」などという話を終え、
余り長いことお邪魔しても申し訳ないので、荷造りもそこそこに出発です。
 

07_packing
 1kmほど走ったところで再び停車し、本格的に荷造り確認です。
金魚さんは手提げにして左腕にぶらさげてあります。
リアシート付近にすると、間違いなくマフラーの熱で茹だりますし(苦笑
腕ならばフローティング状態にして振動の軽減も可能だからです。
唯一、ラジエータからの廃熱だけは注意です。
 
 
 

08_rothfish
 ロスマンズ金魚。
 
 近代、ロケットで宇宙に行った凄い金魚はいますが
恐らく《 リッターSSで峠を走った金魚 》は存在しないでしょうね(笑
 
 いのち一つを預かっている身ゆえ、
最大限の安全運転をしながら、さらに精一杯スムーズに80kmほど。
その殆どを、熱問題回避の為に山間のルートを繋ぎながら急ぎます。
イメージは”F・スペンサーのタンデム経験を元に”走っていたのですが、
あの恐ろしい程のスムーズさと両立された速さと、
全てが制御下にあるような絶対的な安定感はとても真似できません。
 
 交差点で停止するたび、
ビニール袋の中の金魚さんの状態を確認しながら、気を引き締めて無事帰宅。
 

09_odo
 本日の走行距離【149.1km】
金魚を買ってから最短で帰ったので距離は控えめです。
  

 CBRから飛び降り、荷下ろしもそこそこに部屋に入り、
人間でさえ過酷なリッターSSツーリングを堪え忍んでくれた金魚さんを
真っ先に”水合わせ”の為に水槽に浮かべておきます。
 

10_pair
勿論、ビニール袋内で消費された酸素補給の為のエアレーションも。
 
 

11_filter  
 水合わせの間の1時間少々のうちに、
既に繁殖し安定化しかけているバクテリアを残しながら、
更なる環境の改善をする為に購入してきた濾材を設置してゆきます。
扱っている品の中では、予算の関係でピンキリの”キリ”ではありますが
これもまた合理的な理由があった上での装置です。
  
  
 時は進んで日記を書いている現在。
既に新しい金魚さんを水槽に放ってありますが、
今のところお互いを阻害しあうような事もなく、なかよくやっているようです。
一番心配だったのは、オートバイ移動でのストレスですがそこは様子見ですね。
 
 
 
 そんなこんなで8月最後の週末。
精一杯楽しんだ後は、翌日からの仕事が憂鬱でもありますが(苦笑
色々な意味で一区切りがついた、とてもいい一日になりましたヽ(´ー`)ノ。

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運命なのね♪

「ベートーベンに恋してヽ(`Д´)ノ!ドキドキするのはモーツァルト♪」

 というわけでー。
遂に来週オープンですね!藤子F不二雄ミュージアム!!
http://fujiko-museum.com/pc.html
それもあの向ヶ丘遊園近くにというのだからいい場所です♪
もっともその向ヶ丘遊園はもうないんですけれど・・・。

 三鷹のジブリのと同じで完全予約制らしいので、
行っては見たいものの、まだまだ先になりそうです(笑
最初はものすごく倍率高そうですしね~。
 
 
 ミュージアムへの興味もさることながら、
個人的には、開館と連動して今夜(28日早朝:日曜日)に予定されている、
21エモン傑作選?のようなものがとっても楽しみなのです。

 私の世代はドラえもんのアニメと同じ年に産まれ、
そのドラえもんと共に成人を迎えたような生粋のドラえもん世代?ですが、
実は【21エモン(アニメ版)】の方が好きだったりして。
ゴンスケは心の師匠ですし(笑 
ううむ、amazonで劇場版のDVDでも買っちゃおうかしらん。
 
 
 
 ところで、当初の予定通りにCBRのブレーキ作動テストをして参りました。
途中に雨にやられたりもありましたが、作動そのものは完璧で問題なし。
次はブレーキローター(まだ使用限界まではありますが)が気になるところですが、
純正で7万、社外だともっともっと高いのでなかなか難しいところです(笑
 
 

01_kenou_adapt

 都合100kmほど走りまわって、場所は”高滝湖SA”あたり。

02_takataki_sa

 といっても、圏央道の工事現場だったり。
至近の【市原南インターチェンジ】の開通は2012年度ということなので、
画像の通りに、まだまだ工事中です。
以前通りかかって観察したときは、橋脚が漸く出来たぐらいでした。
 
 千葉県の内陸及び東側は東京側からの交通の便が悪く、
時間がないときにはなかなか足を延ばしにくい場所です。
震災復興の話もありますし、
アクアラインと接続されれば東部地域の振興の原動力にもなりそうで楽しみですね♪
個人的には茨城にも行きやすくなるので大助かりです。
千葉県は道路事情(ドライバー)が悪いので、リスク回避の為にも高速に期待!(苦笑

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もうちょっとがんばれバイト戦士!

 うーむ。
今まで牛丼御三家【吉野屋・松屋・すき家】のなかでは、
バリエーションに富んだ”すき家”派だったのですが、
多分もう二度と行かないです(´・ω・`)。
 
 私は例え商売人相手でも態度を変えず、
上でも下でもない対等の取引であるのは勿論のこと、
それ以前に”人間同士の取引”だと考えていますので決して傲慢にはなりません。
 
 ちょっと前にも申したかもしれませんが、
”売って頂く””買っていただく”がその本質であり、
お金を支払って商品を受けとっているのですから、なんらおかしい事ではありません。
偉ぶりたくて対価の数倍からの代金を支払うなら止めませんけど(笑
 
  
 
 そんな信念ですので、別に怒ったりしたわけではないのですが・・・
なにげなく通った国道沿いの”すき家”で、
試しにドライブスルーサービスを利用してみることにしました。

■以下、ワタクシ流ライドスルーのフロー■

 無論、四輪の客より迷惑をかけては本末転倒ですので、
【四輪の顧客よりスムーズに】が自らに課したルールであります。
従いまして、レーンに入る事前にメットを脱ぎ、グローブを外します。
次に代金に充分足る程度の紙幣を用意し(2000円程度)ポケットの中へ。
 
 レーンに入り、メットを外した明瞭な会話で注文。
そのまま受け取りカウンターに進み、グローブのない手で速やかに支払い。
ここで商品待ちで時間があるときはメットや装備を着けるが、
すぐ渡されるときはそのまま手首に通し、さっと車列から駐車場に避ける。
 
■以上■
 
 そんな感じなので、立ちゴケの危険云々ということ以外には
指摘されるべき問題点は存在しないやりかたを心がけております。
 
 
 
 本日もそのように”すき家”で試してみたところ。
マイクに向かって注文を済ませ、そのまま進むかとおもいきや。

すき家:「お客様すいません、車両のお客様しかダメなんですよ」
私:「はぁ・・・オートバイだと車両にならないんですか?」
すき家:「以前はよかったんですけど、会社のコンプライアンスでダメになりまして」
私:「はぁ・・・じゃあまた今度にします、ありがとうございました」
 
 と、軽く会釈をして穏やかに去りました。

 ・・・が、これって商売としては最低レベルな対応です。
もちろん規定されたルールはルール。それをもって断ることには問題がありません。
”立ちゴケで四輪が流れなくなる”程度のリスクを考えれば、
避けたいという企業心理も理解できる範囲ではあります。

 ですが断りの文句に「コンプライアンスでダメに」とそのまま引っ張るのは、
あまりにもお粗末なお話です。
一事が万事とオートバイを悪者にするのもまた解らなくはないですが、
すき家の本質が垣間見えた気がする出来ごとでした。
 
 この場合、私には”買わせていただく”意識がありましたので
結果としては購入が叶わなくとも頭をさげて店を去りましたが、
”すき家”には”ご来店頂いて商品をご購入頂く”という意識はないようです。
いかにパートのババァとはいえ、
こういうのが調理した商品は少し不安になりますね。
 
 
 
 
 返す刀で。
今度は以前に店舗カウンターを利用したときに、
「ここのドライブスルーってオートバイもOKですか?」とお伺いすると、
「もちろん大丈夫ですよ!」と答えてくれたケンチキ(ケンタッキーね)。
 
【事前に了承済】なので、今度こそ心おきなくレーンにすすみ
店長らしい人間のそつないマイク越し注文処理を終えて受けとり窓口へ。

 
 ・・・到着したのですが、
この店、一向に窓をあけないんですよね(笑
窓口のすぐ内側には、ボケたツラした女性バイトが立っていますが、
そのまま相手にされないまま3分が過ぎた頃になって漸く開門。
 
  
 それでも『仕方ないなぁ』程度で支払いを済ませると、
バイトの女が、私が注文したコーラについてこちらに声をかけます。

ケンタッキー女バイト:「お飲み物はすぐにお飲みになりますか?」
私:「えーと、ここから5分ぐらいの所に家があるのでそこで飲みます」
女バイト:-コーラのカップをそのまま差し出して- 「はいどうぞ」

『・・・馬鹿か?バカなのか???』

 恐らく、マニュアル上では上記の「お飲物は」の文言が規定されており
「すぐ飲みます」と応じると、そのまま渡すようになっているのだと思います。
それはそうなんでしょうけれど(苦笑
 
 目の前でオートバイに跨った客がいて、
「5分ぐらいの所で飲みます」と発言しているのにも係わらず、
そのまま裸で渡すというのは、どれだけ相手の人間の事を考えていないかという事。
 
 
 ここで取るべき応対は、相手の状況を観察した上で

例:「すぐにお飲みにになられるようですと、袋などをお付けできませんがよろしいですか?」

或いは、その質問をする前の段階から
”オートバイでドライブスルーを利用している”という厳然とした事実があるのですから、
 
例:「お持ち帰り頂き易いように、袋にお入れいたしましょうか?」
 
 でしょうね。
いくらバイトの小娘だからってそんなに難しい話じゃないと思うのですが・・・。
家庭内でも、友人相手でも、上司や後輩相手でもこの程度の機転は最低限です。
 
 
私:「ああそういう事でしたか、すみませんがオートバイなので袋にお願いします」
と苦笑混じりに伝えると、女バイトは無表情のまま「はい」と。
そしてそのまままた受け取り窓口を締め切って店内に戻りました。

 ・・・大丈夫なのかケンタッキーフライドチキン(苦笑
ケンチキは店舗ごとの品質管理の差が大きい印象がありますが、
(ここはパサパサだったり冷めていたりという事が多い店舗です)
この手のチェーン店にしてはすこしお粗末な対応でしたね。
 
 因みに、最後に入れ替わって対応してくださった女性店員さん(同世代か?)は、
そつない感じで笑顔も、話術も気持ちよくしっかりしていた方でした。
 
 
 
 
 
 それにしてもつくづく思うのは、
【 マクドナルドって本当に凄いな 】という事。
友人・知人・元同僚筋に何人かのマクドナルド経験者は居ましたので、
マクドナルドの実状にちかい事を聞かせて頂いたりもしましたが、
一様に彼等の、というか本部の管理意識は必要充分であり、
その緊張感が末端までしっかりとした筋として通っている印象です。
 
 相応に、過去利用したどこのマクドナルド店舗でも
ライドスルーの可否なんて正直どうでもいいことは置いといて、
良しにつけ悪しきにつけ、しっかりと対応をして頂いた事ばかりでした。
 
 
 
 どんな仕事でも、どんな人間関係でも同じ事ですが
礼節と相手を思い遣る気持ちは、その人間の品格が顕れる一番のポイントです。
ましてやお金を頂く”プロ”ならば、バイトといえどもすべき事はあるはず。

 今回の場合、
頭の足りない小娘やババァに必要な事を厳しく教えて、
お客様の前に出しても恥ずかしくないようにするのもまた、
会社を背負う者、そして発展させていく者としての上司の務めでもあります。
 
 人の振りみて我が振り直せってね。気を付けたいところです(苦笑
 
 
 そうそう、戦利品の【ハラペーニョボンレス 140円×2個】です♪
 

Boneless

 サイズの割に高い気もしますが、そこはケンチキですので(笑
この商品、辛いのがウリらしいのですが・・・
これが全くもって辛くありませんでした^^;
ソースを直に舐めても同じで、辛いのが苦手な人向けかなぁという印象。
 
 ともあれ、以前から気になっていた商品なので食べられて嬉しかったです♪

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レンダ・デ・パロマ

(#゜Д゜)<バイク乗りは傘をささんのだよ!
 
 仕事が終わりました。
それも週末の直前ともなると自ずとテンションが上がるものです。
ニンゲン気分がよいと妙なノリになるものでして。
帰りの豪雨の中で冒頭のようなフレーズが浮かんで参りました。

 まぁこれについては、
”オートバイに乗る”という時には無条件でテンションMAXなので(笑
ツーリング中に雨でも降ろうものなら毎度同じような感じでもあります。
決して喜ばしいものではない雨も、オートバイなら旅のエッセンスの一つ。
 
 言葉にすると「フハハハハハハハッ!!」のような感じでしょうか。
 
 
 
 
 そんなわけで?
帰宅してびっしょりの体を拭くとすぐにオートバイのところへ。

01_nightcbr

 ここの所は連日の夜間整備ですが、こういうのもいとをかし♪
 
 そうそう今日は新兵器を投入!
というか、工具置き場にはあったものの前回は面倒で使っていなかったもの。

      02_lightup

 足下にもう一つハロゲンランプを焚きました。
 
 これで夜間でもブレーキキャリパーの周辺が充分明るくなったので、
これまた仕事帰りに駅前のホームセンター?のような場所で買ってきた
HONDA純正のブレーキフルード(500ml・DOT4)を使ってエア抜き確認です。

 レバーのタッチ上は問題なかったものの、
熱のかかっていない状態でのタッチはアテになりませんので(笑
目視で完全に細かなエアが出なくなっていることを確認しつつ、
前回使用の数ヶ月前に購入したフルードと入れ換える形で、
新たなフルードで油圧系を満たしました。
 
 
 
 フロントは問題なし。
とくれば次はリアですよねー♪

03_material_r

 素材。リアタイヤの余りは性分てやつでして。へぃ。
 
 

04_rbrake

 外したキャリパー。
 
 

05_innerr

 中。なんともまぁ問題なしそのもの。
 
 

06_r_piston

 ピストン。テフロンかな?カシマコートかな?磨きは避けます。
 
 
 ほいで、ピストンシールとダストシールを新品交換。
フロントの時と比べると随分色気のない展開ではございます。
ところがリアキャリパーってのは本当に色気のないヤツで(笑
 
 ピストンの形状や処理などは時代の進歩を感じるものの、
基本的にむかーしのバイクについてるのとかわりません。
「同じ機能なら、機械は単純な方がエライに決まってる」は真理ですが、
いやはやなんともはや。

 自ずと、整備は随分とラクであり時間もかかりません。
それでもそこはブレーキ。最大限慎重に丁寧に作業を行ってはおります。
飛ばせば飛ばす程リアブレーキを使わない走り方ではありますが、
”使わない”のと”使えない”のでは月と鼈ほどの差がありますし。
 
 ピストン周りが組み上がったあとは、
ブレーキパッド及びシム、断熱スペーサー?などをクリーニングしてグリスアップ。
フロントと違いスライド式のキャリパーなのでブーツ無いもグリスで満たします。
 
 
 
 続いて油圧の確保とエア抜きです。
 

07_cup

 リアのマスターシリンダカップは、
通常の状態ですとCBR1000RR(というかRC211Vも)の、
張り出した特徴的なテールカウルに邪魔されてアクセスが出来ません。

 そこで、ステップを外してからカップをフリーにした上で
ステップにリピートタイで、実にてきとーにくくりつけました。
零れなければそれでいいんです。
 
 

08_vacuum

 200円で買った”らくがきせんべい”のシリンジはここでも大活躍。
大まかな充填のみこれで済ませ、
負圧では除去しきれないエアは加圧で抜いてゆきます。
 
 

09_r_assy

 完全にエアを抜いてから、動作確認と組み付け確認を終えて完了です♪
リアディスクの外周が錆びておりますが、
機能に関係ないので全く気にしません(笑
 
  
 
 これで前後のブレーキ系の作業は無事完了。
2週間ほどで若干放電の進んだバッテリだけ取り外して今夜は終了です。
予報ではこの土曜はしっかり雨模様らしいですが、
動作テストもかねてちょこっと走ってこようかしら( ´ー`)。
 
 ともあれ、30,000kmを迎える我がCBR1000RRもまだまだ元気!
この秋が本当に楽しみですね♪

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雨上がりの虹に向かって。

 仕事帰り、
数日前の涼しさが嘘のように暑くなった夕方を歩いていると、
空はすっかり晴れあがっているというのに、
突然、如雨露のような雨がさーっと降ってきました。

01_rainbow
 あっ。虹だー!!!
こんなに大きな虹は実に久しぶりに見ました。
ここ数年では、小田急線のホームなどから何度か見てはいたのですが
決まって少し短めのやつ。
とても架け橋とはいえないような、梯子のような虹でした。

 『うーん、なんかしあわせだなー( ´ー`)』などと、
まだ週も半ばだというのに、気分が妙に前向きになってきました。
 
 
 帰路をこなし、自宅最寄りの駅で降りると『よし薬局だ!』と、
ケッタマシーン(自転車ね)で近くのドラッグストアに寄ってみました。
 
 お目当ては【 注射器 】のシリンダーだったのですが、
社会通念上犯罪に利用されそうな品物はなかなか扱えないとかで。
大変残念ながら、目的の医療用のしっかりした商品は購入できず。
 店員さんに伺っても
「昔から問い合わせはあるんですが、正しい使い方をするとは限りませんので…」
といった始末。仕方がないので代用品を探してみました。

『む、そういえば。子供の頃何かそれ系のもの見たなぁ。』

02_sylinge
 バッチリですね!
容量の少ない10mlのシリンジという事を除けばなんとかなりそうです。
 
 実はこれ、ブレーキの油圧系に負圧をかけるためのもの。
100均などで買えるシャンプー系のポンプを使う手もあるのですが、
個人的には、原理上シリンジの方がやりやすいと感じます。
といっても普段は負圧系の機材は使用しないんですけれど。
  
 自宅に戻り、童心に帰りながらミルク煎餅に注射器の中の水飴を練り出し、
早々に注射器を空にして洗浄しておきます。
 
 
 
 虹に出逢ったお陰か、休憩もそこそこにそのままの勢いで作業開始です。
 

03_partscomp
 先日注文しわすれたパーツ類も無事届きました。
 
 

04_assy
 前回、入手済のパーツ類でピストン周りは組み込み済みですから
今日は分割されたキャリパーをあわせるところからの作業です。
ジョイントシールをとりつけ、ボディの合わせに注意しながら、
3本のアッセンブリボルトをバランスよく締め付けてゆきます。
こういう時は万力が実に便利ですね~。
 
 

05_test
 先述のお菓子の注射器が乾燥した頃に、
車体に取り付ける前の予備として、
液漏れ確認がてらキャリパ自体のエア抜きをしておきます。
シリンジは各所のブリーダーボルトに取り付け、画像のように使います。
 
 

06_padpin
 フルード周りの作業が終わったら、
パッド+シム・パッドスプリング・パッドピンなどを組み付け。
パッドピンは常に力を受けながら摺動していますのでよく傷みます。
高いものでもありませんのでFブレーキキャリパ分の4本を全て新品交換です。
 よく社外品の高い素材を使用したものがありますが、
個人的には安い物を必要な時に、気兼ねなく交換する方が好きだったり。
NSR時代に安価なプラグをよく交換していたあの感覚にも似ています(笑
 
 

07_dual
 ひとまずキャリパASSYとして完成♪室内の作業はここまでです。
 
 

08_pad
 それにしてもZCOO-typeCはなかなか減らないパッドです。
所詮お山のツーリングレベルではありますが、
そこまでヤワなブレーキの使い方はしておりませんで、
だのにもはや異常と言えるぐらい持っています(笑 
 
 
 ここで、帰宅後のちょっとした用事を済ませてから作業の続き。
 

09_pump
 組み上げておいたキャリパを仮留めし、
シーリングワッシャを新品交換しつつ、
ブレーキホースのバンジョーを規定トルクで締めてからエア抜きです。

 左右のキャリパー及びマスターシリンダから、
シリンジで負圧をかけ、大まかにフルードを通しておきます。
マスターシリンダでポンピングが出来る程度にエアがぬけたらば、
あとは左右のキャリパのブリーダボルトから通常のエア抜き作業です。
 
 前回までの作業で、
買い置きしておいたHONDA純正のフルード500mlは残り6割5分ほどしかありません。
とはいえ、余程ヘマでもしなければまず足りますので気にせず作業です。

 

10_finish
 帰宅後なので夜ではありますが、
ハロゲンランプの灯りのもとで概ねのエア抜きが終わりました。
ブレーキタッチとしての正常化は言うまでもありませんが、
夜間ゆえに目に見えていない範囲でエアが残っている可能性があります。
これはまた後日、休みの日に念のため追加作業の予定です。
 
 まだリアブレーキキャリパーのオーバーホールが残っておりますが、
それはブレーキフルードを買いがてらテスト走行を行い、
フロント側に問題ない事が確認できてからのつもり。
 
 
 まだ走行はしておりませんが、
当然の事とはいえ、まさに新車の時のようないい感触が戻って参りました♪
最後に、フロントスタンドを上げているついでということで
手でホイールを回せる程度の微弱な力で、
F・スペンサーの言うところのイニシャルブレーキ効力の再確認をして今夜は終了です。
ブレーキスイッチの作動する直後あたり、
本当に僅かな領域でのコントロールも問題ない事が確認できてそちらもOK。
 
 
 うーむ、まだ週末まで乗れませんが早く走りたいっヽ(´ー`)ノ。

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