goo

マグロカブ行

 まず最初に、
モブログ(1つ前の携帯から投稿した記事)にコメント下さったお二方、
返信が遅れまして、大変申し訳御座いませんでしたorz
  
 タイトルの通り、マグロか!っていうぐらいひたすら走り続けておりまして
携帯を触る時間すらありませんでした^^;
改めまして、こちらの日記で回答に代えさせて頂きます。

08_gate【SuperCUBに乗って、奥多摩を目指した記事です。】

 さてさて。
目覚めましたるは、AM7:30。
ふと思い立ち、『いくぜー!』という気分に相成り申し候。
そんな訳で、8:00には自宅を出発と相成りました!

01_68507_9start

 今日は愛車のカブで参ります。
オドメータは、”68,507.9km”を指しています。
神戸在住のYZF-R1乗りの友人に奥多摩のすばらしさを伝えるべく、
動画を撮りたかったのですが、カブにはなんのステーも取り付けておりませんで、
部屋にあったカメラクリップ的なものをハンドル横に挟みました。

02_bag

 磁石式のタンクバッグは、脱落防止に荷ヒモを掛けておきます。
持ち物は、紙地図と、座標確認用のナビ、ハンカチとおにぎり1個です(笑 
 
 
 暖機も終え、トコトコと走り出しました。

03_root16

 千葉県の殺風景な東京湾沿いの道路を北上しつつ。
幕張、船橋、市川などの街をかるーく通過しちゃいます。

 立派なイナカモンの癖に、地図を見たのは出発前の1度きり。
大都会トーキョーの実に沢山の通りを、勘のみを頼りに突き進みます。

 蔵前橋通りから秋葉原を華麗にスルーつつ、
本郷通り、春日通りと経由して
「このままでは、さいたまに行ってしまう!?」と閃いたので
そのまま中野経由で新宿を横目にしつつ、山の手通りを南下。

04_yamanote

 山手通りに林立する、首都高中央環状の換気口に感嘆しながら
少々走ると甲州街道に無事合流しました。

 甲州街道に出てしまえばこっちのモンってなもんで、
ひたすら進むだけ…の筈だったのですが。
この30分位前から、どうにもトイレに行きたくなっておりまして。
『ガソリン入れがてら…』などと考えたものの、そこは天下のカブ様。
殆どガスなど減っているわけもなく、
2Lそこそこでフルサービスのスタンドに入るには流石に気が引けます(笑

 そこで思い出したのが、この辺りに住んでいる元同僚の事。
八王子時代の同僚で、納車当日に慣らしがてら一緒に走りにゆき、
見事コケてクランクケースを割ったウッチーの事でした。
『そういえばこの辺りにドラスタ2りんかんがあったなぁ…』

05_ds2

 トイレ我慢も限界を超えようとしていた頃、
味の素スタジアムや、調布飛行場を通り過ぎた辺りで
無事にドラスタ(バイク用品屋)を発見致しました!
”ドライバーズスタンド府中2りんかん”ですね。

 ここで私の悪い癖なのですが、
コンビニだろうが本屋だろうが、”何も買わずに出る事が出来ない”タイプ。
自然、バイク用品屋でトイレだけ借りるなどという事が出来る筈もなく…

06_breathguard

 レジでヘルメット(X-eleven)用のブレスガードを購入。
丁度欲しかったのもありますが、これで晴れてトイレを借りられます。
キレイな話じゃありませんが、トイレ時の達成感といったら…(快感
 トイレさえ済ませればあとは進むのみってんで、
ものの10分程度の滞在時間で再出発となります。 

 新奥多摩街道に入り、
昭島市に入った辺りでようやく地図を見る事にしました。
何故このタイミングでなのかと申しますと、
【 奥多摩の二輪規制 】の所為なんですよね。
もしまかり間違って、北側の奥多摩町の方から回り込んでしまうと
通せんぼされてしまいますので、なんとしても檜原村側からゆかねばなりません。

 地図をふむふむと見ると…
”睦橋通り”というのが良さそうですね。
あきる野市を過ぎた辺りで、お馴染みの檜原街道に合流出来そうです。
 そこから更にずずいと進むと、町田に住んでいた頃によく通った
見慣れた檜原街道に無事辿り着きました。

 ここで、カブのガソリン(満タン4L)の残量が不安になりまして
経験上、檜原の奥には開いてるガソリン屋が無いイメージがありますので
ちょっと早めに、街中のシェルでガソリンを入れることにしました。
「カブなので少なくてごめんなさい…」と言いつつ満タンにしてもらいます。
田舎のガソリンスタンドなのに、嫌な顔一つせず気持ちよく入れてもらえました♪

 いよいよ、奥多摩の雰囲気が感じられ始めた道を走ると
なにやら見たことのあるセブンイレブンが。

07_tokura

 「戸倉のセブンで集合ね。」
という約束を、10年くらい前にした記憶があります。
バイク用のスペースも広く取られていて、丁度良い集合場所なんですよね。

 バイクに跨ったまま、写真だけ撮ったセブンを後に、
檜原村役場前を左折、いよいよ奥多摩ワインディングロードといった雰囲気に。

 眼前を走る、明らかにヤ○ザカーをカブで適度に追いかけつつ…
ブラインドコーナーを立ち上がった所で、
スピード取り締まりらしきおまわりさんの集団を見掛けたので軽く会釈。
 そのまま車の流れに乗りつつ、ゲート前までやって参りました。

08_gate

 有料道路時代のゲート跡。
ここに至るまでの10km程も、走りやすく適度に曲がりくねった良い道ですが
峠という意味ではここからが本番です。

 前に走っていった車が、完全に見えなくなった頃を見計らってスタートです。

・・・とはいえ、
カブなんですよね、今日私が乗っているバイクは。
70ccあるとはいえ、当然の如く峠の登りを走れる程のパワーはありません(笑
ギア比の関係で、どうしても3速では登らなくなるので
2速で上がる事になるのですが、2速だとオーバーレブしても50km/hちょっとです。
気持ちよく走る、というにはあまりにもお粗末な感じですね^^;

 加えて、二輪車は全て一方通行で、戻ることは許されない規制がある為、
奥多摩気分を大事にしながら気分良く登ってゆきます。
程なく、都民の森駐車場に到着しました。 
 

09_tominpark

 駐車場にカブを停めると、もう一台同じ排気量のカブが来ていました。
ここで時計を見ると…13:30頃ですね。
自宅を出てから、トイレ休憩と写真撮影以外は全くのノンストップで来たので
実に【 5時間半 】掛かった事になります。
よくもまぁ…(笑

 ここでも念のためトイレ休憩をし、
うがいをしようとトイレの水道の水を口に含むと…
”絶対に飲用にしないで下さい”的なプレートが目に入りました。
『うがい…しちゃったよ…』と思うも後の祭り。
近くの自販機でペットボトルのお茶を買ってうがいし直しました。
 
  
  
 ここでの休憩もそこそこに、残りの道路を一気に走っちゃいます。

10_restart

 駐車場前の交差点から。
ここから少々登ると、あとは比較的平坦か下りになります。
昼間のモブログは、ここからの写真ですね。

 さて走ってみましょう~

 一応、動画を撮ってみました。
当初はBEATLESのBGMなどを付けて…と考えていたのですが、
著作権を有する音楽は持っていないので、再圧縮した生動画で御容赦下さいませ。
加えて、クリップで挟んだだけのマウントなのでブレも酷いです。
そもそも、カブのサスペンションにはダンパーなんてありませんし^^;

 ちょっとだけスピードが出ているように見えるシーンもありますが、
そこはその、カブ。ですから・・・実に長閑なものです。
 規制の関係で往復出来る道路ではないので、路面の状況も読めず、
この時期は融雪剤なども撒かれている上、日陰は凍っていたりするので
転倒しないことを最優先に考えた安全運転で、随所で徐行をしています。
カブはワンミスで飛んでしまいますので恐ろしいものです(笑

 この動画のちょっと前で道を譲って頂いたりしたのですが、
カブで道を譲っていただいてもどうにもならんので、
ありがたいような、申し訳ないような、どうしようもないような…(汗

 下りは下りで、遠心クラッチが勝手に繋がるので
上限の3速にしていても、勝手に85km/h辺りでオーバーレブします。
エンジンを壊さないように減速をしながら走っている様子も見てとれますね。

 それと、動画にも映っているのですが、とても驚いた事がありました。

【 規制を無視して逆走してくるバイクが居る 】のです。

 情報弱者なのか、悪質な違反者なのか、強がっているガキなのかは不明ですが
ゼファーらしいのと、他にもちらほら。一組はハーレーに乗ったカップルでした。
一瞬、『間違っているのはもしかして自分じゃないのか』と思いましたよ。

 丁度規制区間が切れた所で、パトカーが居たので
おまわりさんに突撃して、どちらが正しいのか聞いてみました。

 すると、

・南側(檜原村)から北側(奥多摩町)に向けて通行可能で正しい、逆は不可。
・それでも突破していくヤツは居るようだ
・常に張り付いていられる訳ではないので、抜ける事もあるようだ
・現段階では告知中なので、逆走しても取り締まらないが、後日取り締まり開始
・開始日は未定
・基本的に規制は永久的に行う予定だ

 だそうです。
加えて、【なんで規制するに至ったのか】を問うた所、

・例年死亡事故はあったが、昨年は5名亡くなった
・うち1件が、世間を巻き込んで非常に騒がれるニュースになった
・その事で、”取り締まりをしていなかったのか”と社会的につつかれた

事が理由だそうです。
以前ネットで噂を聞いていた、”若い女性が亡くなった事が一番の要因”について
それとなく聞いてみた所、強めの反応をしていたので本当の事なのかもしれませんね。
 表現が適切ではありませんが、峠小僧が何人死のうが問題ないが
若い女性が亡くなった事で、社会的な批判が集まったというのが真相かもしれません。

11_leaflet

 説明の後に、こんなリーフレットも下さいました。

 そうそう。モブログで”不公平だ!!”と書いたのは
二輪が通行禁止になっている対向車線から、
漫画のイニシャルDに出てくるような車が連なってカッ飛んで居たからです。
絶対速度こそ大したことはなく見えましたが、
峠小僧と大して変わらない事をやっているようには見えました。
 警察の視点で言うと、
”バイクはコケて死ぬからダメ””車は死なないから良い”程度なんでしょうね。
死亡事故数に影響しなければ、成績は落ちないのだと思います。

 
 
 対向車線の事はさておいて、
周遊道路の下りも気持ちよく走り終えた所で、麓にある大麦代の駐車場へ。
ここは、” 以前CBRで来たとき 2006/11/07” に
嬉しい思い出がある場所だったりします。

12_oomugi

 大型バイクが屯する駐車場の一番隅っこに、
控えめにカブを停め売店の方に向かってゆきました。

13_hotdog

 売店でお約束のホットドッグを購入。200円です。
目の前で油に通して、再加熱してくれるんですよ~
カラっと揚がったアメリカンドッグが嬉しいです。
隣の売店では、”奥多摩煎餅”なる煎餅を購入しました。

 バイクの近くに戻り、他のライダーさんと距離をとった場所で(笑
アメリカンドッグと、先ほど都民の森駐車場で買ったお茶、
持ってきたおにぎりを頬張りました。
朝からなにも食べていなかったので、非常に美味しかった~♪

 再度トイレに寄り、今度こそ清潔な水で口を濯いだあと、
カブのメーターを見遣ると…

14_68680_6

 ”68,680.6km”でした。
出発してから丁度、172.7kmを走った事になりますね。
都心の下道を走破しているわけですから、そりゃ5時間以上かかるわけです(汗

 ここで時間は14時過ぎ。この時期は日が沈むのも早く、
帰りの事を考えると、これ以上ゆっくりしている時間は無さそうです。
そんなわけで、サッサと撤収することに致しました。
 
 
 
 帰路は、青梅街道経由で、新宿まで出た後、
新宿の大ガード下を通り、飯田橋方面から水道橋へ。
秋葉原のある中央通りを抜け、行きと同じ蔵前橋通りから帰りました。

 そうそう、青梅辺りでこんな風景も見掛けました。

Furusato
 「古里のセブンに集合ね!」でお馴染みのセブンイレブンです(笑
ハンドルマウントされたカメラを、
ハンドルごと”ぐいっ”と捻って写すので、随分と斜めになってしまいました。

 荻窪の辺りでは、
ロスマンズなNS400を見掛けてテンションが急上昇しつつ…


 道中、大都会東京の景色に懐かしさを覚えながらも
田舎に向けてひた走ります。(ボヤきが少し混じってます…)

 帰路は帰路で、ちょっとは休めば良いのに
自宅の近くのガソリンスタンドまで、相変わらずのノンストップ。
結局家に着いたのは、19:20過ぎとなりました。

15_688182

 ”68,818.2km”でした。
帰路は137.6kmですが、奥多摩周遊道を抜けた後からなのと
行きに比べて無駄な動きが少なかった為、効率的に走れたのだと思います。

□総走行距離 :310.3km
■通算走行時間:約11時間
□ガソリン代 :1200円程度

 ここの所の晴天が続いた後だったので、
奥多摩も冬場にしては比較的路面条件が良かったのが幸運でした。
また数日天気が崩れるようなので、このタイミングは正解だったかもですね。
 
 それにしても、
久しぶりに『長距離を走ったなぁ…』という実感のあるツーリングでした。
バイクに乗っていると、空腹感も含め色々な事を度外視した上で
走る楽しみだけに没頭出来る感覚があります。

 まだまだバイクはやめられそうにありませんねヽ(´ー`)ノ

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不公平だ!!

不公平だ!!
スポーツカーはお咎め無しですかい…

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【旧記事】 風と友達に

 本日の日記は、随分と昔の記事。
若い頃(笑 のツーリング記事を、
blogを始める前にやっていた私の旧HPで見つけまして
懐かしくなったので転載することに致しました。

01_sl_nsr【大井川SLツーリングの記事です】

 今にして思うと、かなり文章表現も違ったり、
それこそ青く恥ずかしい発言が多かったりもしますが…
敢えて大きな修正をせずに、思い出として載せさせて頂きます。

今後も、似たような”妙な日付”な日記が掲載されるかもしれませんが
御容赦の程御願い申し上げます。
自分でも忘れかけている昔の事の備忘録としての意味もありますので。
 
____________________________________________________________
 
2005/10/31 

 

 今回の走行距離 482.3km。

 

01_sl_nsr

 こんなとこ行ってました!

 

  場所は静岡県の大井川鐵道

 職場のバイク乗りの同僚2人と、朝8時に中井SAに集合。(八王子・船橋・町田在住なので)

02_nakai_4 

 勢い余って30分前に着いてしまうおばか。

 

  当日は、生憎の不明確な天気予報。

 でも全員が全員多忙な中、1ヶ月前からこの日の為に休みを申請して勝ち取った休日。

 行かないわけには参りません♪

 

 流石にしっかりした人たちと一緒だったので遅刻もなく8時に中井に集合。

 

  その中の一人が買ってお披露目前だった新車(冒頭写真の奥のバイクです

 kawasaki Z750S を肴にみんなで話し込む。が、目的があるのでそこそこに切り上げ出発。

 

  一路相良牧之原SAへ。走行距離は140kmといったところでしょうか。

 途中、由比PAで(東海道五十三次の由比のとこですね)海を見つめてはしゃぐ。

 

  しかる後、相良牧之原を降りて一路大井川沿線の国道64号へ。

 最初の休憩ポイントに設定した 川根温泉PAへ。(ここが冒頭の写真の所です

 駐車場からみてかなり奥の方の、更に離れにある東屋のような食堂へ。

  

  おばちゃんが2人で営業してました。このおばちゃん達が親切で^^

 ここの食堂で まいたけ天蕎麦 と、おばちゃん曰く日本でここでしか食べられないという

 生茶の粉をふりかけたアイスを食す。 おいしかった!

 ここで、SLの通過時間を教わりばっちりと冒頭の写真が撮れたわけです。

 まぁ、1週間ほど前にデジカメ壊しちゃってたので携帯で撮る羽目になったわけですが。

 

  当初の目的の一つを果たし、今度は寸又峡温泉へ。

 ひなびた温泉街、という雰囲気の非常によさげな場所。

 広場の敷地内に、ここの開発時に使ったという木材運搬用トロッコ列車が展示してあったり。

 

03_sumata

その列車の内部。いい雰囲気ですね~

 

 残念ながら今回は泊まる事は出来なかったのですが、駐車場にバイクを停めて

 都合2時間と表記のあったハイキングコースへ。

04_yume_1

眼下に見ゆるは…て遠っ 注:左奥

 夢を叶えてくれるとの、夢の吊り橋。あいきゃんふらーいで夢心地ではありません。

 

    

05_yume_2

ここが夢の吊り橋。

 定員制限10人とあるほどの、渡り幅30cmぐらいの吊り橋。

 下の湖は、コロイド状になっているようで。なかなか綺麗な緑色でした

  みんなで観光協会がバスクリン入れてるんじゃないかとか

 ジャンピングシューズ持ってきて渡ろうぜとか、馬鹿なこと話つつ渡る。

 

 他の観光客の女性の方々は悲鳴をあげていました。

 まぁ生憎と吊り橋は苦手ではないので、怖くはなかったんですけど(笑

  橋を渡りきり、その後にまさかの… 370段の急階段が。かはっ。

 登り切って暫く歩くと、飛竜橋というこれまた資材運搬の谷間にかかる高架橋が。

 

06_hiryu

橋からの眺望

  これで水面まで高度70m以上あります。(100mとの話も)怖っ!!

 一緒に行ったウチの一人は、橋の欄干に”外側に”脚をかけて

 身を乗り出しつつ写真を撮ってましたけど。

 ぜったいオカシイです。絶対。

 

  秋の晴天の中、気持ちの良いハイキングを終え一路

 奥大井へ。ここで雨にやられる。奥大井はかなり高度が高く気温が低いのです。

 さらに秋も終わりの気候+ここ数日の寒気+雨+夕方…

  指なんかが冷え切って死にそうでした。

07_ikawa

井川の山道の木陰で雨を凌ぐ三人

  奥に見える通行禁止看板は、丁度到着した頃まで土砂崩れ防止工事をしていたとかで

 通行止めになっていた名残です。ここで雨よけしつつ通行可能まで足留め。

 係員のおじさんが、親切な人で

 「そこに居ると濡れるからこっちの木陰がいいですよ」 とか

 「道はここ下って、井川ダムの横を抜けると良いよ」とか色々教えてくれました。

 こういうふれあいがいいですね^^

  

  震える中みんなで地図を見て、富士見峠PAなるパーキングエリアを発見!

 ここなら或いは…と寒い中震えながら到着… ん?んんん?

  パーキングエリアとは名ばかりのただの駐車場+展望台。

  

  自販機は愚か街灯すらない。

 

 展望台は晴れていれば南アルプスを一望できる…らしいのですがなんとも。

 しかも、一番転びそうになかったイメージの仲間が

 まさかの立ちゴケ。見てるこっちもショックでした。

 本人は綺麗な新車がキズついてもっとショックだったでしょうけど。

 体が無事でなにより。バイクの損傷も軽微でなによりでした。

 

  ちょっと凹みながら、街灯一つない山道を1時間以上走る走る。

 雨で視界が悪い上、道には濡れ落ち葉。かなり辛いコンディションでした。

 ガソリンが無くなりかけて居たこともあり、無事に着くのかしら…と怖かったです。

 ガソリンがリザーブタンクに入った辺りでようやく静岡市街に出る。

  

  この時点で既に20時過ぎだったので、国道一号の静清バイパスに乗り

 道の駅富士で一休憩。 ここで呑んだ抹茶オレ(自販機)がすごく温かかった。

 100円分の重みを感じたのはかなり久しぶりでした。

 子供の頃ってこんな感じで小銭でも大切に思えたっけ。

 久々に初心に還る気持ちでしたよ。

 

  更にバイパスを進んで沼津辺りでふらふらと夕飯を食う所を探す。

 …ナイ。 というか店自体があまりにも少ない…

 沼津に来るのは10年ぶりぐらいだったんですがここまで酷い街ではなかったはず。

 ここ曲がれば街がありますよ!とか自信満々に言ってごめんなさい。

  

  どうした!沼津!とか思いながら、高速のICの手前にあったラーメン屋に入る。

 一度入ってみてください というコピーが泣かせるラーメン屋。

 店の看板メニューである 屋台ラーメン の、”特製”を頼む。

 あんかけの野菜が上にたっぷり乗った塩ラーメンだったのですが

 美味い… が熱い。 口中火傷しながらやっと食べ終えました。

  他の二人は 屋台ラーメン(特製でない)だったのであんかけがなく

 食べるのが早かったのです。追いつくのに必死、大変でした

 

  温かいものも食べたところで、沼津ICより東名に乗る。ここから一気に中井SAへ。

 中井SAで止まったのは、そこから先流れで解散にしようという打ち合わせの為。

 八王子から来た人は厚木で降り、私は横浜町田で降り、

 最後の一人はそのまま東京IC→首都高→船橋まで。

 

  実は今回の旅、ウチの2stローク250cc高回転型Vツインというエンジンの関係で

 ずっと殿だったんですよ。自主的にやったことではあるのですが

 常に併走していると後方へまき散らすオイルが凄いノデ。

 ですが、中井SAを過ぎた辺りでガマンできなく。ふっ(自嘲

 

  もう帰宅するだけだったという事情もあり

 それまでは、先頭を走っていたXR250(ペースが一番遅い車両に合わせるため)

 のペースで走っていたのですが、出発してトラックの追い越しをかけがてらすぐに全開。

 …が、もう一人はZ750Sっていうバイクでして110psぐらい出てるんですよ。

 私のバイクが180km/hに達した辺りでブチ抜かれる(笑

 あっちは240km/hとかでますからね、全く。馬力もウチの2.5倍ぐらい出てるし。

 とはいえ、そこまで400kmぐらい殿努めていたフラストレーションが爆発。

 Z750Sがかっ飛んでいくのを追っかけて厚木まで。

 厚木でZ750の人と手を振りながら別れ、そのままのペースで町田まで。

 最初の2kmぐらいのとこで既にXR250の人は完全に見えなくなって居ました(笑

 まぁXRは130kmとかが良いところなのでペースが合うハズはないんですよね。

  最後の数十㎞3台は 200km/h>180km/h>110km/h とかの平均値でした。

 そんなこんなで、中井SAから自宅まで45分で到着。

 

 無事今回の482.3kmの旅が終わりとなりました。

 

  総じて思うこと。やっぱり数台単位でいくツーリングは楽しいですね!

 一人の時ではあり得ないテンションで馬鹿やったり。

 また機会を作っていってやるんだ!と思える旅でした。

 

 ご覧の皆様も是非バイクに乗って、私とツーリングしましょう。ちゃんと後ろ走りますから(笑


________________________________________________________________

2010年現在の目線で感想など。

 ううむ。若いですね~

Z750Sの方と走ったのは、恐らくコレが最初で最後。

何度か「走りましょうよ!」と話はするものの、お互い違う仕事で多忙ゆえ不可能でした。
とりあえず土日が休みの仕事に就いて、いつか走りたいなと思っています。
XRの方とも走りにゆきたいなぁ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山猫復活計画 -其の拾-

 人生にも色々とありますが、
少しでも待って下さる方が居る以上は今日も更新させて頂きます!
(ネタがあるウチだけとも言いますが(笑 )

 さて、前回でいよいよ形になったうちのMountainCAT!
今回の日記では実走テストとなります。

02_oval【MTB復活計画、クランク周りです】

 今まで部屋に入りっぱなしだったMTBを、
ワクワクしながら玄関から出してゆきます。
家の前の道路で最後の確認をし、早速跨って出発です♪

----数十m程走って----

 ありゃりゃ…こりゃダメだ(笑
部屋の中で行った調整や変速テストには問題無かったものの
自分の脚で強い負荷をかけると、
”35°に一回”程度の頻度で歯飛びを起こします。
 そのままで走れない事もないのですが、
乗っていて不快なので一度自宅に戻って調整を行うことにしました。
 
 
 整備当初…というより、以前正常に動いていた頃から
明らかにダメな場所で、現実から目を背けて居た箇所がありますが
そこは部品の入手難にてすぐにどうこう出来るわけではないので敢えて無視です(笑
 
 
 構造的に一番気になる場所は、やはりチェーン周りです。
チェーンの長さを決める時に、通常は旧来利用のチェーン長を参考にしますが
今回の古いチェーンは完全に錆び付いて真っ直ぐにする事さえ困難だったのと、
ディレーラー自体を交換していたので、これまた現物合わせでカットしていました。
その時、余裕をとって1リンク長くカットしていたのです。

 弛んだチェーンというのは、歯飛びの原因になりますので
まず出来ることとして、チェーンのリンク数を減らす事によって張りの適正化を行いました。

 加えて、チェーンリンクピンのカシメを行ったときに
工具側の原因でカシメが強めになっており、少し気になっていた動きの硬いコマを
広げつつ、揉みだして動きをよくしておきました。
 
 
 早速、再度テスト走行に出ます。

----数百m程走って----

 症状こそ改善されたものの、やはり解決に至っていません。
そこで、いよいよ現実に目を向けることにしました。それは…

【 スプロケットが絶望的に減っている 】 のです。

 まず気にしたのは、フロントのスプロケットです。
当復活計画の初期で、
”MountainCATの部品構成を選ぶときに、アルミ製のスプロケにした”と
申し上げましたが、当然鉄よりも素材的に弱い為に摩耗がし易いものでした。
購入当時、子供心に『フレームと違って交換が出来るし』と考えた気もします。

 一番最初にスプロケの摩耗を気にしたのは、乗り始めて1年しない頃でした。
それというのも、当時は随分と活発に走りまわっており、
富士山から流れ出た湧き水の急流の岩場で、飛んだり跳ねたりしていた所
何度となくフロントのスプロケットを岩に擦った事があったのです。
そんな折、スプロケットを見ると歯が明らかに短くなっていたのが見てとれました。

 そして現在。
短くなったスプロケットの山とは別に、典型的な摩耗としての症状も見られます。
”歯が尖る”、”ローラー受けの部分が斜めに摩耗”などの症状ですね。
もはや、スプロケットとチェーンの当たりが出ればいいという状態でもありません。

01_almi_biopace

 見て見ぬ振りをしていましたが、呆れるぐらい酷い状態です(笑
オートバイならばとっくに走行不能ですが、
自転車は力が掛からないのでなんとか誤魔化せていたというのが実状です。

 そうそう、このスプロケットなのですが
よく見ると大変面白い特徴があったりします。

02_oval

 解りますでしょうか?
このスプロケットは、楕円形をしているのです。
通常のイメージは無論真円であり、オートバイのような定出力な乗り物は基本的にそうです。

 この機構、Shimanoが当時鳴り物入りで登場させた
【 biopace 】という特殊なスプロケットです。
・・・といっても、当時12歳ぐらいだった私はそんなことを気にしていませんでしたが、
今になって調べてみると、色々と面白い意見があるものですね。
主に、否定的な意見が多いようですが、私は嫌いな機構ではありません。
 構造的に、”負荷が掛かる部分で力が少なくて済む”発想のものですが
瞬間的に大トルクを出したい時には結構好都合なのですよね。
具体的には、岩や階段を超えるときなどは駆動をしたままフロントを上げやすく便利です。

 そんな訳で、往生際よくスプロケットを交換する事にします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ふっふっふ…
こんな事もあろうかと!こんな事もあろうかとッ!!! 

03_steel_biopace

 実は買っていました( ̄ー ̄)ニヤリ

 それというのも、某オークションで丁度良い出物を発見したので
勢いで入札しておいたものが落札出来たのです。
これまた【 biopace 】タイプの、鉄に樹脂でコーティングされたものです。

 新旧を比較してみましょう。

04_compare

 クランク長は同じ(170mm)タイプですね。
ですが、”素材が鉄”だったりします。
実際に持ち比べてみると、元々のクランクセットと比べ倍近い重さがあります。

 旧来より利用のアルミタイプの物に比べると、明らかに安物でして。
元々のものは、各ギアが個別に取り外せる組み立て式のものであるのに対し、
今回購入した鉄タイプは、リベット留めの非分解タイプのセット物です。
加えて、クランクのペダル取り付け穴が完全に錆防止の樹脂コートで塞がれています。

05_hall_2

 私のMTB用ペダルは、
六角のボルトタイプなのでレンチを入れる為の穴を開けました。

 比較写真では既にクランクが外れていますが、
取り外す為の特殊工具を使用して外してあります。

06_clank_remove

 バイクの、フライホイールプーラーによく似たクランク外しです。
この写真でも解りますが、中間のスプロケットも明らかに摩耗限界を超えています。

 ボトムブラケット周りを掃除し、早速クランクとペダルを取り付けました。

07_clank_replace

 こちらの側面から見ると、ちょっとだけ新車気分です(笑
写真をよく見ると解ってしまうのですが、反対側の左クランクは交換していません。
実は、そんなに都合良く左右のクランクが手に入るわけもなく
”反対側は入手不可にて、交換出来なかった”のが原因です。
コレばっかりは、当時ものの部品に拘ろうとするとどうにもなりませんね(苦笑
 
 
 
 無事にクランク交換も終えたので、またテスト走行に出ました。

08_test2nd

 曇り空の下、丁度10km程を勢いよく走りまわって来ました。
流石にスプロケット交換後の調子は随分と良く、問題点はほぼ解消です。
高負荷での駆動にもほぼ問題はなさそうです。

 ここで”ほぼ”と申し上げたのは…
やはり、ディレーラやチェーン、
フロントスプロケットが正常化した所今度はリアが気になり始めました(笑
具体的には、リアの最小ギア付近で歯飛びする傾向にあることです。

 こちらも入手しないといけませんね。
本日出来る作業はこの辺りで終了です。それではまた次回に続きます!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

些細な事なのですが

 本日、近所の道の駅に立ち寄りまして。
こんな物を衝動買いしてしまいました。

01_bang_rice_2【ポン菓子と梅酒な記事です】

01_bang_rice_2

 わかるかなぁ。わかんねぇだろうなぁ(昭和ネタ
1行前の発言にはなんの意味もないのですが・・・

 このお菓子、所謂 ”ポン菓子” ってヤツです。
子供の頃からコレ、大好きなんですよね~♪
それこそ幼少の砌、近所の農協にポン菓子製造機と共におじさんがやってきて
自宅から持ち込んだ米と砂糖を渡し、少々の手数料を払うとやってくれたものです。
 
 釜を回転させながら徐々に加熱、加圧しつつ
一定の圧力に達したら、バルブをトンカチでぶっ叩いて”バスン!!!”と開放。
溶けた砂糖と絡みつつ、押し込められていた米が膨らむという寸法でした。

 と、そういう思い出もあるのですが、今回購入の最大の動機はコレ。

02_hen

 ニワトリさんの絵が可愛かったんですよ~!
アイガモ農法で育てた米だとの事ですが、この絵はどうみても雌鳥ですね(笑
ニワトリに限らずトリさんは全般に好きなのでこういう絵に弱いのです。
 でも子供の頃、動物の絵が描かれた商品を見ると
どうもその絵の部分を捨てるのが可哀想で、ずっと取って置いた記憶があります。
このラベルを捨てるのにも勇気が要る気がします…。

 というわけでポン菓子を、もしゃもしゃ食べながらblogを書いています。
 
 
 そうそう、こんな物も衝動買い。

03_prumliqueur_2

 普段全く酒を飲まない私が、前回に買った酒はタンカレーというジンでした。
随分久方ぶりに買った酒は、チョーヤさんの梅酒です。

 今回買ったのは、中にある梅が食べたかったからという事もあります。
お食べになった方はご存じかもしれませんが、梅酒の梅って美味しいんですよね~
でも、昔の梅酒にはこんなに沢山梅が入っていなかった気がするんです。

04_sixprums

 数えたら6つも入っていました。
随分と大サービスですね~もしかしたら最近はこうなのかしらん。

 寒い冬の夜は、相も変わらずストレートですが、
梅酒を軽く一杯やるってのも粋なものかもしれませんね。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前ページ